2026年6月3日水曜日

台風だから『熟柿』を読む

 




2026年4月9日
今年の本屋大賞が発表になった。
1位は朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』
2位は佐藤正午『熟柿』
3位は村山由佳『PRIZE-プライズ』
だった。

私は大して読書家ではないので、
芥川賞や直木賞などの書評には
あまり興味がない。
けれど、書店員の選ぶ『本屋大賞』だけは
案外、純粋な本好きが選んでいる気がして
信頼している。

毎年、『本屋大賞』が発表された後には
駅前の大手の本屋を覗いて
今年の受賞作をペラペラめくってみる。

1位の『イン・ザ・メガチャーチ』は
著者が朝井リョウさんだし、
「推し」の話だと聴いて
かなり食指が動いた。

しかし、もっと読んでみたいと思ったのが
2位の『熟柿』だった。

著者の佐藤正午さんは
全く知らない作家だったけど、
本の帯に
「これほどまでの傑作に出会えたことが
僕は幸せでなりません。
未読の方、これから『熟柿』を読むことが
できるなんて本当に羨ましい』
とあるのを見て、
こんなに褒めちぎられている書評は
見たことがないと思った。

それでも、4月の最初に見た時から
何度も何度も手に取りながら
分厚い本なので、
その時の手荷物の多さを考えると
持ち帰る勇気がなく日にちが過ぎた。

その間にパラパラと立ち読みしたところ、
主人公の女性は
大雨の中、車を運転していて
事故を起こしたことが事の発端らしいと
分かってはいた。

2日前、今週の水曜は台風が最接近して
お茶のお稽古は中止になるかもしれないと
わかった。

急に予定がぽっかり空いて
家にいなくてはいけないなら
ここで読書をとしようと思い、
ようやく『熟柿』を買い求め帰宅した。

台風6号の大雨と強風は
正に主人公のかおりが事故を起こした日と
同じような天候だった。
葬儀に出席した帰り道、
夫のてっちゃんは酔いつぶれて
助手席で寝込んでいる。
田舎道を走っている時にかかってきた
友人からの電話に出て…。

今日、正に大雨の中、
読み始まった物語は息もつかせぬ勢いで
人の人生が流転する様を描き出し、
抗いようもなく転がっていく。

朝ご飯を作って食べて、読み始め、
昼ご飯を作って、読み進み、
夜ご飯を作るために重い腰をあげる
夕方5時半ギリギリまでかかって
ようやく読了した。

本の中に登場する何人かの
人物描写がとても巧みで、
読んでいる内にきっとこの本は
映画化され、あの役者が演じるのではと
イメージできるほど
リアリティをもって顔立ちや体つきが
想像できた。

とりわけ幼稚園時代のさきちゃんの
おしゃまな言い回しなど
70歳の著者によく書けたなと感心した。
(その年代の孫でもいるのか?)

かおりの人生は思いがけない方向に
転がっていくので、
ハラハラドキドキ毎回のドラマの
オンエアが気になるような気分で
読み進んで、止めることが出来なかった。

たしかに「傑作」だと思う。

「読み終わった後、
しばらく何も考えられなかった。
茫然と表紙を眺めつづけた。
しばらく他の物語を読みたくない、と
思った」という帯の文字を見て、
私も同じ気持ちだと思った。

良かったら書店に行って
手に取ってほしい。
今、私の一推しは『熟柿』です!!






2026年6月2日火曜日

藝大同級生の展覧会

 



]









今週、銀座のギャラリーあづまで開催中の
『らんだむラリー展Vol.19』に
行ってきた。

石井孝雄・伊東浩一・木本雅典・田中均
4人のグループ展だ。

この4氏は大昔の話になるが
東京藝大の油絵科時代の同級生だ。
油絵科は1学年が55人しかいない。
しかも、3年に上がる時、
油絵科は専攻が分かれる。
油絵・版画・技法材料・壁画の4コースだ。

人数的には油絵を選ぶ人が多いが
私のように版画を選ぶ人と
技法材料・壁画を選ぶ人もいる。

油絵の人のアトリエがある絵画棟と
版画棟は建物からして違うので
その段階で違うコースの人とは
あまり会わなくなる。

この4人は油絵コースを選び、
絵画の方向性も近かったせいか、
大学院修了後も仲良しグループだった。
今は広島・熊本2名・横浜と
日本各地に散らばって住んでいるが
この『らんだむラリー展』も19回目を迎え、
制作を続けながら定期的に開催し
生存確認をしているという。

私はこの4人のうちのひとりから
グループ展の案内状を送ってもらっているので
毎回ではないがお邪魔しているから、
彼らの作品の変遷を知っている。

私たちは卒業して45年、修了して43年経つ。
それぞれの人生は流転し、
なにかしらの教員職について生業として
生計を立てつつ、制作もして
今日に至っているらしい。

今朝、私がギャラリーを訪れた11時には
誰も作家たちはいなかったので
さらりと一巡りしてギャラリーを出ようと
した時に木本君がやってきた。
43年ぶりだ。
顔も思い出せないぐらいの変貌ぶり。
向こうも「誰?」みたいな顔をしている。

そこへ、伊東君もやってきた。
「あ、黒田さん」とこちらは
私の顔を見て、すぐに旧姓で呼んでくれた。

そうなると一気に同窓会のテンションになる。
今一度、
2階のギャラリーのテーブル席について
近況報告が始まった。

懐かしい教授陣の名前や
他の同級生の名前が飛び出し、
一挙に油絵科の人の空気感がよみがえる。
版画の人の空気感とはどこか違う。

そのうちのひとりが
精神的に病んだという話が出たので
私が版画の他に
心理カウンセラーもやっている話をすると、
すでに知っているという。

きっと案内状をくれたメンバーが
話したんだと思うが、
彼らと全くといっていいほど関りがないのに
本当に狭い世界だという気がした。

お陰で強制入院させられた時の話や
どういう状況になったのかなど
初めて聴く話は興味津々だった。

もうひとりは4人家族なのに
今はそれぞれひとり暮らしだというし、
絵描きたちはみんな絵描きであるために
いろいろ苦労が多いなぁと思う。

偶然、彼らと行き違いにならなかったお陰で
旧交を温めることが出来た。
そして、たぶん、大学時代には
1枚も一緒に撮ったことのなかった写真を撮り
名刺交換した。

今更ながら
この3人のうちの誰かが大成功したら、
この写真が画集に載るかもしれない。

その後、私は先に席を立ち、
個展のギャラリーの打ち合わせに向かった。
ふたりは広島や熊本からでは
個展に来るのは無理だろうけど、
同じ空の下で
同級生が頑張っていると応援してくれるだろう。

同級生55人の内、
すでに亡くなっている人3名
行方知らずの人10数名
きっと絵筆を折った人も同じぐらいいるだろう。

未だ制作中の者たちよ、
令和の世に
いくばくかの足跡を残し
後世に語り継がれるよう
前進あるのみ!!

あちこちきしむ体にムチ打って
がんばろう!!
おーっ!!

















2026年6月1日月曜日

鮭とほうれん草のキッシュ

 






5月31日の日曜日、
ダンナが珍しく車を出して
スーパーに買い出しに行くと言い出した。
日曜日だけ全品5%オフになるかららしい。

馴染みのスーパーではないので、
あまり気ノリはしなかったけど、
話に乗ることにして、
そのスーパーの
週末向けの新聞折り込み広告を見ながら
何を買うか考えることにした。

全部が5%安くなるといっても
大したことないので、
31日だけのセールアイテムのチェックは重要だ。

その中に銀鮭4切れ588円
ほうれん草1束98円
卵L玉299円の文字を見つけ閃いた。

久しぶりに「キッシュ」を焼こうと思ったのだ。

いつもはキッシュはいっぺんに
8人分できてしまうので
お客様や子ども達が来ている時でなければ
作らない。

けれど、少し前にテレビ番組の中で
志麻さんが鮭の切り身を大きめにちぎって
乗せて焼くキッシュを作っているのを見て
スモークサーモンでなくてもいいと分かり
どこかで試してみたかったのである。

いつもの私のキッシュの具は
ほうれん草と生シイタケとベーコンだが、
時々、お正月などご馳走感を出すために
さらにスモークサーモンを加える。

しかし、
スモークサーモンは高価な食材なので、
いつもいつもというわけにはいかない。

その点、4切れ588円の銀鮭なら
お手ごろだ。
しかも使うのは2切だし。

ちなみに「鮭とほうれん草のキッシュ」
レシピは次の通り。
(外径25㎝パイ皿)

ほうれん草1束
生シイタケ4個
甘塩銀鮭2切
卵L玉5個
生クリーム200ml
ピザ用チーズ
冷凍パイシート2枚

①ほうれん草をさっと茹でてざく切り
生シイタケは薄切り
鮭は骨を取り除いてひと口大に切る

②ボールに卵5つを割り入れよくほぐす
生クリームを加えかき混ぜる
①のほうれん草を絞って加える
①の生シイタケも加え、塩コショウする

③冷凍パイシートを半解凍し
伸ばして耐熱皿に敷き、
フォークで穴を開ける

④オーブンを190℃に余熱し始める
パイシートの中に③を流し入れ
鮭を上に散らしてのせる
ピザ用チーズをたっぷりのせる

⑤オーブンで190℃60分焼く

以上が作り方で、
さほど難しいところはないが
60分も焼かなければならないので
時間に余裕をもって取りかかる必要がある。

しかし、トラブルが発生した。
オーブンに入れるところまではスムーズだったが、
オーブンで焼いている間に他のものを
作ろうとして
冷凍の枝豆を電子レンジにかけたところ
ふと気づくとオーブンの表示が真っ暗に!

過大電流になってしまったらしく
ブレーカーが落ちてしまった。
そのことに気付くのに少し間があり、
ブレーカーを上げるまで
2~3分うろたえてしまった。

我が家のオーブンは4半世紀
ガスコンベックだったのだが、
一昨年、3代目を買うにあたって
ガスオーブンの価格があまりに高く
やむなく電気オーブンにしたのだが、
まだ、そのことに私が慣れていなかったのだ。

なので、同じキッチン周りで
オーブンと電子レンジ、
オーブンとオーブントースターみたいな
ダブル使いをすると
たちまちショートしてしまう。
その際、同じルートにある
冷蔵庫も止まってしまうのだ。

一瞬、買ってさほど経っていない
オーブンが早くも壊れたのかと
心臓がバクバクしたが、
年末にお客様料理を作っていて
同じことになったことを思い出したので、
今回はちょっと慌てた程度で
すぐ復旧させることができた。

しかし、この先、夏場に冷房は使っているわ
オーブンとトースターは使っているわで
都度都度、こんなことになるとしたら
考えものだ。

オーブン料理のいいところは
メインの料理をオーブンにお任せしている間に
他の調理ができるところなのに、
そこに電気系統が使えないのは
不自由極まりない。

そんなわけで
予定していた時刻を30分ほど過ぎて
ようやく食卓が整った。

キッシュの出来は上々。
銀鮭の切り身はスモークサーモンより
ボリュームがあるので
ベーコンを使わずとも十分だった。

ほうれん草の緑と卵の黄色に混じって
鮭のサーモンピンクがゴロゴロ入って
ビジュアルも豪華な感じになった。

8人分のキッシュは2人暮らしゆえ
次の日も次の日も楽しめる。
是非、お試しあれ!!

でも、過大電流にだけは注意してね!!













2026年5月24日日曜日

額装は力仕事

 








今日は6月に始まる「紫陽花展」の出品作品の
額装を行った。

併せて、9月初めの個展に出品する
全作品のラインナップもそろそろ出さなければと
一覧表を作成し始めたところだ。

個展は9月1日からとはいえ、
実質、8月17日から展示会場にかけてもらえる上に
同時開催の「養清堂にご縁のある作家展」の方にも
1点出品要請が来ているので
どれをどこに出すかなど
なかなか悩ましい。

すでにその1点に関してデータを提出するよう
手紙が来ているので、
早めに決め、データを送らなければならない。

個展会場に並べる作品群の内
新たに額を作る作品12点は
少し前に額縁屋さんに作品を持ち込み、
注文を済ませてきたところだ。

後は手元にある額に
作品を差し替えて額装する作業だ。

新しい額を注文した際に
軒並み額縁の値段が爆上がりしていることが
分かったので(予想はしていたが…)
すべての額を新品で作るというわけには
いかない。

とりわけ、巨大なサイズの作品は
お嫁にいくかどうかが微妙なので、
「お買い上げ」と分かってから額を注文し
額装した額縁屋さんから配送するのが常だ。

ということで、今日は
紫陽花展にも出品予定の巨大作品を
手元にある額縁に額装することにした。

まずは押し入れにジグソーパズルのように
押し込まれた額縁を半分ほど出して、
中身の作品を見ながら
個展に出す出さないの仕訳をする。

ここに収納されている額は
一度はどこかの展覧会に出したものばかり。
ただ、全部、個展に出すわけではない。

ここ3~4年間に制作したもので
個展に出すつもりの作品を
すぐに出せるところに置いて
8月までしまっておこうという算段だ。

額装自体を入れ替えるのは
100×100㎝の大きな額で
すでに2枚ずつ合計4枚持っている。

そのうちの2点を、過去の作品と
今回の作品とで入れ替える作業だ。

額を裏返しに畳に置いて、
以前の旧作を丁寧に取り出し、
新作を貼り、
裏に使ってあるクッション材や乾燥紙、
ボードを重ね、ねじで留める。

さほど大変な作業だとは思わないのだが
これが実際にやってみると
かなりの重労働だ。

そもそも折り重なって詰まっている額を
1点ずつ外に出すだけでも力が要る。
額はけっこう重たい上に
割れ物なので、角落ち厳禁なのだ。

中身を確認して、作品タイトルを
シールに書いて
個展用とそうじゃないものとに分ける。
大きなものを奥に
小さなものを手前になるよう
部屋の中で置く位置を変える。

全ての額が出揃ったところで、
今は必要ないものから元の場所にしまう。

そんな作業がすべて終わってはじめて
入れ替え作業に移れる。

入れ替え作業はドライバーでねじを取り
順番に開けて
作品を入れ替え、順番に戻す。
その手前でガラス面のほこりをチェックし、
ガラスクリーナーで拭いてから
再びセットする。

新たに額縁に入った作品は
なんだか誇らしげに見える。
馬子にも衣装といったところか。

これが展覧会場に並び
皆様の目に触れる日が楽しみだ。

この作品をフラフラしながら
3日間かけて摺った寒い冬の日を思い出した。

更にさかのぼれば
作品のためのデッサンに
鎌倉の源平池の蓮を観に行ったのは
昨年の6月の終わり。

そこから原画を起こし、
暑い夏中かかって彫り進めた作品だ。
2点分彫って
1点目の試し摺りに取りかかったのが
昨年10月。
2点目も摺り終えたのは12月。

大きな作品にはかなりの日数がかかる。
半年かかってようやく2点。
この作品が今回の個展の
メインの壁を飾ることになるだろう。

感慨にふけって額をながめているうちに
大相撲の千秋楽が始まった。
応援している『友風』が
勝って白星を上げ、
8勝7敗の勝ち越しを決めた。

親代わりの友人からすかさず
「やりました!!」とメールが入り、
私も入れ違いに「おめでとう!」と返した。
きっとA夫妻は千秋楽パーティで
美味しいビールで祝杯をあげているだろう。

みんな、必死に頑張っている。
いいこともあれば、そうでない時もある。
一喜一憂しながら
1日1日を大切に生きようと思う。

私も「額装、お疲れ!
友風、お疲れ!」といって
祝杯を上げよう!!

















2026年5月22日金曜日

大江戸両国 博物館

 






























5月20日、実は大相撲観戦の前に
両国にある『江戸東京博物館』へも行った。

大相撲観戦の待ち合わせは午後1時だったので
11時前に着けば
ゆっくり展示を観られるのではと思い、
朝、着物を着付け9時半には家を出た。

JR総武線の両国駅ホームに降り立つと
ホームからすぐのところに
両国国技館と江戸東京博物館の建物が見える。
どちらもとても大きな建物なので
何だか感覚がバグる。

しかも、ホームに降りると
ちょんまげを結って大きな体に浴衣姿の人が
何人もいる。

国技館に向かう大相撲関係者だと分かっていても
普段見ることのないちょんまげの人がいると
それだけでも江戸時代かと錯覚する。

自分がきものを着ていても
ちょんまげや日本髪なわけではないせいか、
江戸時代にタイムスリップしたとは思わないが
やはりちょんまげ姿は独特だ。

大江戸東京美術館は6階建ての大きな建物で
江戸時代のことを扱ったテーマパークという
風情だ。

20日の水曜日は月の第3水曜日で
「シルバーデー」とやらで
65歳以上の人の常設展費用が無料になる。
特別展も半額になるとあって、
とにかく巨大な建物の前に
長い長い行列がとぐろを巻いている。

私はその情報を朝、検索した時に知った。
実は正にその恩恵に浴する年齢なのだが
肝心の証明するカードの類を
お財布を取り替えたせいで忘れてしまった。

係の人に訊くとけんもほろろにダメだと
言われてしまったので、しかたなく
若者料金2100円也を支払い中に入った。
本当なら650円で済んだのに…。

後で聞けば、
シルバーに見えた方はすんなり無料になったとか。
嬉しいんだか悲しいんだか、
複雑な気持ちだ。

ともかく、その大きな建物内に入って、
まずは1階の特別展示は混んでそうなので
5階の常設展へ。

常設展は3階分をぶち抜いたような
広々天井高の空間に
さまざまな江戸時代の建物や行事の様子を
再現したジオラマがあり、
まるでアミューズメントパークだ。

地味な土器とか農具なんかが並ぶ博物館とは
全く違って
どれも迫力満点で江戸の雅と繁栄を
表している。
いろいろなものを実際に触れたり
重さを体感したりできる展示も多く、
ただ観るだけでなく視聴者参加型だ。

常設展も特別展示も
展示物はすべて江戸東京博物館所蔵とあるので
ここの所蔵量は相当なものだと分かる。

歌舞伎・大相撲・遊郭・寺子屋・花火
『火事と喧嘩は江戸の華』という言葉に
あるように、暮らしぶりは威勢がよく華やかで
宵越しのお金は持たずおおらかだったようだ。

また、江戸時代に発達した印刷技術は
正に私が今、制作している木版画だし、
広重・北斎・写楽などのスターも生まれた。

ちょうど昨年の大河ドラマでやっていたので
予習が出来ていたせいか
いろいろな展示物の理解がしやすく
復習している感じだった。

今年の大河ドラマを観ていて思うのは
やはり国盗りの乱世では
文化が熟成するのは難しく、
江戸時代のように徳川の世が260年も
続いたからこその『大江戸礼賛』だと思った。

2時間あれば余裕で観終わると思ったけど
なんのなんの最後は駆け足になるほど
大量の展示物で
江戸時代がいかに栄えていたのかを堪能した。

1時の待ち合わせを前に
江戸東京博物館を出て国技館に向かったけど
館内にも外にもきもの姿の人は多く、
何だか本当に江戸時代の両国に迷い込んだ
かと思うような感じだった。

自分が生まれた時代しか経験できないのが
人間の宿命だけど
江戸時代にタイムスリップできるなら
『花のお江戸』に行ってみたいなと思う。

想像以上にてんこ盛りで見応えのある
『江戸東京博物館』だった。