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2026年9月27日日曜日

大の里優勝で男泣き

 







2026年の9月場所
大相撲の幕内は、推しの『大の里』が優勝した。

今場所、私は3日目に
例の『友風』応援団の一員として
両国の国技館に出向き、観戦することができた。

友風の親代わりのようなA夫妻は
もちろん『友風』推しで
その日は70人近くの川崎の応援団が
国技館西側の椅子席から声援を送った。

私も同じく友風タオルを打ち振って
『友風』を応援したが、
その日の『友風』はあっけなく負けを喫した。

一方、横綱の『大の里』は
このところの不調を振り切るように
初日から少しずつ調子を上げ
3日目は人気力士の『琴栄峰』相手に
横綱相撲を見せ、勝ち星を挙げた。

相撲の一場所15日間は案外長い。
特に推しの力士がいる場合、
毎日毎日、ハラハラドキドキしながら
勝負の行方を観るのは気が気じゃない。

案の定、推しの『大の里』も
尻上がりに調子を上げ1敗を守って
2つ星の差をつけていたのに、
13日目14日目と2日連続で星を落とし、
嫌な空気のまま千秋楽に
もつれ込んだ。

千秋楽の相手は
昨日、11勝3敗で並んでしまった『安青錦』だ。
追いつかれた者と追いついた者の心理で言えば、
やはり追いついた者の方が勢いがあるので、
そのままの勢いでいけばいいと思うだろう。

追いつかれた『大の里』は
「また、悪い癖が出やしないだろうか」
「弱気の虫が出やしないだろうか」
「慌てて雑な相撲になりはしないか」
と、外野の心配は尽きなかったが、
当人も同じように不安がよぎったに違いない。

横綱は孤独である。
もうひとりの横綱豊昇龍は休場しているので
今場所も『大の里』がひとり横綱である。

横綱には「カド番」みたいな制度はないから
怪我をしたら休場するのか
恥をさらしても15日出るのか
引退かみたいに
トップに立つ者の責務がのしかかる。

きっとその重圧に押しつぶされそうになる
15日間だったと思う。

それは分かるが
でもやはりそろそろ優勝してほしい。
1年ぶりに賜杯を抱いてほしい。

そんな祈るような気持ちで今日はテレビに
かじりついていたのだが、
遂にその時は来た。

15日目の千秋楽、
「この一番で本日の打ち止め~」の行司の声。

65歳で本日をもって退職する立行司の声が
館内に響いた。
テレビに大写しになった「大の里」の顔。
昨日より、落ち着いているように見えた。

館内の声援が一瞬収まり、静まり返った。

『安青錦』との一戦は
圧倒的な強さを見せつけ『大の里』が勝った。
決まり手は「押し出し」
これぞ『大の里』というような相撲で
解説の琴風さんも
「今日の相撲が今場所で一番いい」と太鼓判。

取り終えた『大の里』の頬が少し緩んで
ホッとした表情を見せた。

優勝の授賞式では
「君が代」が流れたとたんに
『大の里』の目から大粒の涙がこぼれた。
大きな体の横綱が手で涙をぬぐう姿は
まだやはり25~26の若者なんだなと思わせた。

これで私も初場所に行くのが
楽しみになった。

一方の『友風』は
今場所あまり成績が良くなかった。
しかし、それでも十両には残れるそうな。

まだ11月には九州場所があるが、
推しのふたりには初場所までいい位置で
がんばって欲しいところだ。

「推し」と言えば
今場所、とりわけいいなと思ったのが
『藤ノ川』
小兵ながらその負けん気の強さは小気味いい。

その素早い身のこなしと
恐れを知らない突進力は
今、最も注目すべき力士だと思うので
併せて今後の楽しみにしたいと思う。

まずは『大の里』
優勝おめでとう!!













2026年9月19日土曜日

2026年9月場所 大相撲観戦

 











個展の千秋楽から
今日でちょうど1週間。
この7日間は個展の後始末と
後ろに倒してもらっていたカウンセリングに
追われていた。

まずはお求めいただいた作品の梱包と発送、
各所への連絡やお礼のメール、
銀座へは画廊買取り作品4点を収めに行った。

そんな中、実は大相撲9月場所3日目の火曜日、
例の「友風応援団」の一員として
両国に大相撲観戦に行ってきた。

今回は西側の椅子席Aのチケットだったので、
反対側の東側から入場する力士は
正面によく見えた。

個展終了直後で疲れていたし、
雨模様だったので、
いつものような着物では出かけられず
ワンピースにしてしまったけど、
ひさしぶりに『推しの大の里』の雄姿を
この目で見ようと心は浮き立っていた。

『友風』は目下、十両で戦っているので
3時過ぎには出番がくる。
「友風応援団」の友人ご夫婦と私は
午後1時に待ち合わせて
友風の出番を待った。

会場には「友風応援団・川崎組」が
総勢70名も詰めかけ
会場に分散して席を確保し
名前入りのタオルを打ち振って
声を限りに応援した。

残念ながら
『友風』は『翠富士』あっけなく負けてしまい
3時半ごろ、十両の全取り組みが終わった。

私たちは取り組みの一覧表を片手に
間を見て、おしゃべりしたりお昼を食べたり
外に『友風』の出待ちに行ったり
親方と応援団の集合写真を撮ったりした。
(私は出待ちと写真はパスしたが…)

個人的には
今回、マストでしたかったことは
国技館名物のソフトクリームを食べることと
『大の里』の土俵入りをしかとみることだった。

今場所限定のソフトクリームは
紅はるかのソフトクリームで、
私は「いもぶっさし」という
ソフトクリームに紅あずまの大学芋がさしてある
お芋尽くしのものにした。

これがとても美味しく
「日本の秋」はやっぱり芋か栗だなと思った。

さて、肝心の『大の里』
先場所までパッとしない成績の『大の里』には
ちょっとガッカリしていたので
今場所こそメンタルを鍛え直して
横綱相撲を見せてほしい。

相手力士と当たってすぐに引くクセや
土俵際で飛び上がるクセ、
簡単にあきらめて土俵を割るクセなど
いくつか指摘されてる悪いクセを直し、
なんといってもメンタルの脆さを克服して
横綱らしくあって欲しい。

何なら、メンタル強化に
「私が認知行動療法しましょうか」と
いいたい気分の最近の大の里。

さあ、今場所はどんな状態か

横綱は最後の取り組みなので
そこまでの幕内の全取り組みを楽しみながら
今か今かと待っていた。

『大の里』の3日目の対戦相手は
今、注目の若手のひとり『琴栄峰』

土俵でしこを踏む時に大きく足を上げて
その柔軟性と体幹の強さを見せる
パフォーマンスで今、人気沸騰中だ。

そんな人気力士同士の取り組みに
懸賞金がなんと60本もかかった。

1本6万円
×60本で360万円
その半分は協会預けになるけど
半分の180万円を
1回の勝負で手にすることになる。

勝負はあっという間に『大の里』が
『琴栄峰』を突き出して3秒で終わった。
やんややんやの大喝采で会場中がどよめいた。

私はカメラを身構えていたけど
あまりに早い決着で間に合わなかった。
でも、この目で『推しの大の里』の強さを
間近で見ることができ、大いに安心した。

基本、私は強い男が好き。
美しい男が好き。

そのお眼鏡にかなうよう
『大の里』には頑張って欲しいものである。




















2026年8月10日月曜日

孫2号6歳の誕生会

 













週末、孫2号の6歳の誕生会が行われた。
実際の誕生日からは2週間後なので
入院騒ぎでお待たせした形だ。

毎年、孫1号孫2号と
この時期に続けて誕生会があり、
本人はとても楽しみにしているけど
周囲はなかなかに大変だ。

昨今はお友達を家に呼んで誕生会というのは
ほとんど見かけない。
誕生会もピアノの発表会もお葬式も
家族だけでコンパクトに行うのが通例だ。

時代の空気なのか
緊縮財政なのか
他人を巻き込むのがめんどくさいのか
よく分からないがそういう風潮だ。

我が家の孫たちの誕生会もしかり。
会の進行手順もルーティン化している。

母親の妹、つまり次女は
前ノリして料理当番。
トトは予約したケーキをお店に取りに行く係。
ママは采配をふりつつ、テーブルセッティング。
ジジババはプレゼントを手に
後から到着。

今回からは孫たちもそれぞれ自転車に乗り
トトにくっついて最終買い出しに。
要は家の中に子どもがいると
わちゃわちゃするので厄介払い。

私たちが車で到着したと同時に
お外組が帰宅し
「わ~、オーママだ」と声がかかった。
振り返ると孫2号もヘルメットをかぶり
ひとりで自転車に乗っていたのでビックリ。

『どんくさい孫2号』と決めつけていたけど
成長している。

誕生会はお料理が出来あがったら
まずは乾杯してお食事だ。
「ゆい、6歳おめでとう」
「ヨーコも誕生日おめでとう」
「オーママ、退院おめでとう」
おめでとうの3段重ねだ。

それぞれの人生が一歩ずつ進んでいるな
人生いろいろあるなと実感する。

とりあえず、また一堂に会し
乾杯できたことは喜ばしいことだ。

ひとしきり次女の料理の腕前を堪能したら
次はプレゼント開封。
私は今年は自宅にいなかったので、
取り急ぎ求めたもので許してほしい。

その点、次女は次女同志、
ゆいの気持ちがわかるので
いい加減に扱われがちな次女の
気に入りそうな知育玩具をいくつか準備。

その想いはしっかり届いて
豪華なスライムやウノの計算バージョン
マス目に形をはめて競うゲームなど
いずれもすっかりハマったようだった。

孫たちも遊ぶ相手は次女と決めているようで
孫1号孫2号次女の3人で
新しいゲームに取り組んでいる。

去年までは
孫2号は自分でできないと
「やって、やって」と周囲を頼っていたけど
今年は孫1号がすばやくクリアしても
ヒステリーを起こさず
「負けた~」と言いながらも
攻略しようと一生懸命取り組んでいる。

その空間認知能力の発達には目を見張る。
テトリスのようなパズルなのだが
解くコツをつかみだすと
いい感じに正答できるようになるので
脳みその回路がしっかり動いていると感じた。

こちらは脳が…とか、心臓が…とか
あちこちガタが来ているけど
こうして若い命の輝きを観るのは
誕生会の歓びだろう。

孫2号はもうひとつ、満6歳になって
解禁されたことがある。
それは「チョコレート」を食べること。

2番目の子どもは最初の子どもに禁じたことでも
なあなあになりがちだ。
しかし、長女の教育方針で
チョコレートを食べていいのは
6歳になってからと決められていて、
孫2号はそれをちゃんと守ったことになる。

6歳の誕生日にはチョコまみれの
ホールケーキを注文し
ネームプレートの板チョコも全部食べると
決めていたようで
大人が心配するほどの勢いで喰いついた。

暑さで溶けたチョコレートが
口の周りにも手にもベタベタついたけど
目を細めて満面の笑みなのが微笑ましい。

案外、孫2号は自己主張が強いタイプで
ひたすら引っ込み思案なのかと思っていたけど
ちゃんと約束やルールを守ることも出来る。

そんな確認ができるのが
定例の誕生会をするいいところか。

あと7か月、春になったら1年生。
季節は廻り
子どもは成長し、大人は歳をとる。

今年も悲喜こもごもの確認をして
孫2号の6歳の誕生会は無事に終わった。






2026年6月21日日曜日

しそジュースとしそふりかけ作り

 















6月中旬になると
スーパーでしその葉っぱがぎゅう詰めになった
ビニール袋を見かけるようになる。

あれでしそジュースを作ると分かっていたが
作り方を知らなかったので
検索してみたら、さほど難しくなさそうなので
自宅で「しそジュース」と
「しそふりかけ」に挑戦することにした。

①ビニール袋にぎゅう詰めのしそを
まず計量してみた。
つぎに葉っぱだけを残すように茎を取り除く。
葉っぱだけをまた計量する。
330gが260gになっていた。

②葉っぱを3回、水洗いし汚れを落とす。
1回ごとに水がきれいになっていく。

③大きな鍋に2リットルの水を入れ沸騰させる。
洗った葉っぱを入れ、再沸騰してから
火を弱め、15分煮出す。

④別の大きな鍋に煮汁をあけ、
ざるに受けたしその葉をしゃもじで押して
汁気を切る。
(残ったしその葉はふりかけ用にとっておく)

⑤グラニュー糖を550g計量し
③の煮汁に入れ、砂糖を溶かす。
クエン酸を25g計量し、加える。

⑥粗熱が取れたらレモン汁を適量加え、
出来上がり。

作ってみて思ったのは
思いの他ビニール袋の中のしそは大量なので
大きな鍋がふたつとざるがいること。
(アルミ鍋不可)

いざ出来上がったしそジュースを
保存用のペットボトルに移し替えるのに
ロートを持っていなかったので
ダンナの珈琲用ケトルを拝借したら
中がしそ色に染まってしまって
慌てたこと。

即効、ハイターを使って
証拠隠滅。

そんなわたわたはあったものの
結果的にはルビー色の美しいしそジュースが
2リットル強、無事に出来上がった。

これを炭酸水で希釈していただく。
夏の爽やかなジュースの完成!!

ふりかけの方は残ったしその葉を細かく刻んで、
フライパンで乾煎りし、
鰹節と白ごまを加え、塩と醤油で味付けする。

市販の「ゆかり」はしそだけで出来ているが
こちらは鰹節も白ごまもたくさん入るので
「しそおかかふりかけ」である。
早速、夕飯の時に食べてみようと思う。

さきほど、しそジュースの方も
炭酸で割って氷を浮かべ、試飲してみた。

とにかく色が美しいので
見ているだけで気分が上がる。
甘みの少ない爽やかな味。

もう少し酸っぱくてもいいと思ったので
次に作る時はクエン酸の量を増やそうかな。

なにしろ食用のクエン酸なるものを
薬局で買ったのは初めての経験だった。

しその葉は煮た時とクエン酸を入れた時
みるみる色が変わる。
まるで理科実験みたいで、
しその葉の色の変化が
楽しいジュース作りだった。

このしそジュースで
ジメジメした梅雨を乗り切ろうと思う。































2026年5月22日金曜日

大江戸両国 博物館

 






























5月20日、実は大相撲観戦の前に
両国にある『江戸東京博物館』へも行った。

大相撲観戦の待ち合わせは午後1時だったので
11時前に着けば
ゆっくり展示を観られるのではと思い、
朝、着物を着付け9時半には家を出た。

JR総武線の両国駅ホームに降り立つと
ホームからすぐのところに
両国国技館と江戸東京博物館の建物が見える。
どちらもとても大きな建物なので
何だか感覚がバグる。

しかも、ホームに降りると
ちょんまげを結って大きな体に浴衣姿の人が
何人もいる。

国技館に向かう大相撲関係者だと分かっていても
普段見ることのないちょんまげの人がいると
それだけでも江戸時代かと錯覚する。

自分がきものを着ていても
ちょんまげや日本髪なわけではないせいか、
江戸時代にタイムスリップしたとは思わないが
やはりちょんまげ姿は独特だ。

大江戸東京美術館は6階建ての大きな建物で
江戸時代のことを扱ったテーマパークという
風情だ。

20日の水曜日は月の第3水曜日で
「シルバーデー」とやらで
65歳以上の人の常設展費用が無料になる。
特別展も半額になるとあって、
とにかく巨大な建物の前に
長い長い行列がとぐろを巻いている。

私はその情報を朝、検索した時に知った。
実は正にその恩恵に浴する年齢なのだが
肝心の証明するカードの類を
お財布を取り替えたせいで忘れてしまった。

係の人に訊くとけんもほろろにダメだと
言われてしまったので、しかたなく
若者料金2100円也を支払い中に入った。
本当なら650円で済んだのに…。

後で聞けば、
シルバーに見えた方はすんなり無料になったとか。
嬉しいんだか悲しいんだか、
複雑な気持ちだ。

ともかく、その大きな建物内に入って、
まずは1階の特別展示は混んでそうなので
5階の常設展へ。

常設展は3階分をぶち抜いたような
広々天井高の空間に
さまざまな江戸時代の建物や行事の様子を
再現したジオラマがあり、
まるでアミューズメントパークだ。

地味な土器とか農具なんかが並ぶ博物館とは
全く違って
どれも迫力満点で江戸の雅と繁栄を
表している。
いろいろなものを実際に触れたり
重さを体感したりできる展示も多く、
ただ観るだけでなく視聴者参加型だ。

常設展も特別展示も
展示物はすべて江戸東京博物館所蔵とあるので
ここの所蔵量は相当なものだと分かる。

歌舞伎・大相撲・遊郭・寺子屋・花火
『火事と喧嘩は江戸の華』という言葉に
あるように、暮らしぶりは威勢がよく華やかで
宵越しのお金は持たずおおらかだったようだ。

また、江戸時代に発達した印刷技術は
正に私が今、制作している木版画だし、
広重・北斎・写楽などのスターも生まれた。

ちょうど昨年の大河ドラマでやっていたので
予習が出来ていたせいか
いろいろな展示物の理解がしやすく
復習している感じだった。

今年の大河ドラマを観ていて思うのは
やはり国盗りの乱世では
文化が熟成するのは難しく、
江戸時代のように徳川の世が260年も
続いたからこその『大江戸礼賛』だと思った。

2時間あれば余裕で観終わると思ったけど
なんのなんの最後は駆け足になるほど
大量の展示物で
江戸時代がいかに栄えていたのかを堪能した。

1時の待ち合わせを前に
江戸東京博物館を出て国技館に向かったけど
館内にも外にもきもの姿の人は多く、
何だか本当に江戸時代の両国に迷い込んだ
かと思うような感じだった。

自分が生まれた時代しか経験できないのが
人間の宿命だけど
江戸時代にタイムスリップできるなら
『花のお江戸』に行ってみたいなと思う。

想像以上にてんこ盛りで見応えのある
『江戸東京博物館』だった。