5月20日、実は大相撲観戦の前に
両国にある『江戸東京博物館』へも行った。
大相撲観戦の待ち合わせは午後1時だったので
11時前に着けば
ゆっくり展示を観られるのではと思い、
朝、着物を着付け9時半には家を出た。
JR総武線の両国駅ホームに降り立つと
ホームからすぐのところに
両国国技館と江戸東京博物館の建物が見える。
どちらもとても大きな建物なので
何だか感覚がバグる。
しかも、ホームに降りると
ちょんまげを結って大きな体に浴衣姿の人が
何人もいる。
国技館に向かう大相撲関係者だと分かっていても
普段見ることのないちょんまげの人がいると
それだけでも江戸時代かと錯覚する。
自分がきものを着ていても
ちょんまげや日本髪なわけではないせいか、
江戸時代にタイムスリップしたとは思わないが
やはりちょんまげ姿は独特だ。
大江戸東京美術館は6階建ての大きな建物で
江戸時代のことを扱ったテーマパークという
風情だ。
20日の水曜日は月の第3水曜日で
「シルバーデー」とやらで
65歳以上の人の常設展費用が無料になる。
特別展も半額になるとあって、
とにかく巨大な建物の前に
長い長い行列がとぐろを巻いている。
私はその情報を朝、検索した時に知った。
実は正にその恩恵に浴する年齢なのだが
肝心の証明するカードの類を
お財布を取り替えたせいで忘れてしまった。
係の人に訊くとけんもほろろにダメだと
言われてしまったので、しかたなく
若者料金2100円也を支払い中に入った。
本当なら650円で済んだのに…。
後で聞けば、
シルバーに見えた方はすんなり無料になったとか。
嬉しいんだか悲しいんだか、
複雑な気持ちだ。
ともかく、その大きな建物内に入って、
まずは1階の特別展示は混んでそうなので
5階の常設展へ。
常設展は3階分をぶち抜いたような
広々天井高の空間に
さまざまな江戸時代の建物や行事の様子を
再現したジオラマがあり、
まるでアミューズメントパークだ。
地味な土器とか農具なんかが並ぶ博物館とは
全く違って
どれも迫力満点で江戸の雅と繁栄を
表している。
いろいろなものを実際に触れたり
重さを体感したりできる展示も多く、
ただ観るだけでなく視聴者参加型だ。
常設展も特別展示も
展示物はすべて江戸東京博物館所蔵とあるので
ここの所蔵量は相当なものだと分かる。
歌舞伎・大相撲・遊郭・寺子屋・花火
『火事と喧嘩は江戸の華』という言葉に
あるように、暮らしぶりは威勢がよく華やかで
宵越しのお金は持たずおおらかだったようだ。
また、江戸時代に発達した印刷技術は
正に私が今、制作している木版画だし、
広重・北斎・写楽などのスターも生まれた。
ちょうど昨年の大河ドラマでやっていたので
予習が出来ていたせいか
いろいろな展示物の理解がしやすく
復習している感じだった。
今年の大河ドラマを観ていて思うのは
やはり国盗りの乱世では
文化が熟成するのは難しく、
江戸時代のように徳川の世が260年も
続いたからこその『大江戸礼賛』だと思った。
2時間あれば余裕で観終わると思ったけど
なんのなんの最後は駆け足になるほど
大量の展示物で
江戸時代がいかに栄えていたのかを堪能した。
1時の待ち合わせを前に
江戸東京博物館を出て国技館に向かったけど
館内にも外にもきもの姿の人は多く、
何だか本当に江戸時代の両国に迷い込んだ
かと思うような感じだった。
自分が生まれた時代しか経験できないのが
人間の宿命だけど
江戸時代にタイムスリップできるなら
『花のお江戸』に行ってみたいなと思う。
想像以上にてんこ盛りで見応えのある
『江戸東京博物館』だった。





























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