2018年11月3日土曜日

友達の結婚式

 
 
 
 
 
次女が中高一貫校に行っていた時の友人の結婚式に出席することになった。
 
式場はみなとみらいの伊勢山皇大神宮という横濱随一の神社で、
神前結婚、もちろん、新郎新婦は和装だというので、
次女も着物で出席することになった。
 
次女は元々着物好きで、これまでにも何回か友達の結婚式に
着物で出席してきた。
 
しかし、次女も妙齢になり、考えてみれば、ちょうど2年前の今頃、
長女の結婚式に最後の振り袖になると、
自前の振り袖を着たのを最後に,着物からは少し遠ざかっていた。
 
以前、友達の結婚式に着ていた2枚の訪問着は少し飽きたというので、
今回は私の子ども(長女の7歳)の七五三に合わせて、
当時、父が作ってくれた辻が花の訪問着を着せることにした。
 
考えてみれば、次女と当時の私はホンの数歳しか違わない。
ただ、母親である私が着ているのと、
未婚の次女が着ているのでは、何だか雰囲気が違う。
 
まだ、ちょっと次女にはおばさん臭いと感じるのは、
着物の重厚感に次女が追いついていないからだろう。
 
地色のエメラルドグリーンは似合うのだが、
裾模様の辻が花の仰々しさが重たいのだ。
 
その着物を身にまとい、
若き日の友人が結婚する姿を後ろから見ながら、
次女は何を思うのだろう。
 
3歳違いの姉がちょうど2年前の11月初め、結婚式を挙げ、
今は1歳5ヶ月の娘がいる(あれ?)
(入籍はもっと早いのでややこしい・・・)
 
なので、次女もあと1年ぐらいは猶予があると踏んでいる節がある。
 
まあまあ、人生、結婚だけがいい訳じゃないし、
それぞれの出逢いの問題だから、とやかくいう気はないのだが、
今着ている着物を、
次女の子どものの七五三に貸し出せる日を夢見ているのは本当だ。
 
『日日是好日』
 
11月3日は晴れの特異日だ。
 
今日、とびきりの晴天に恵まれ、
第二の人生を踏み出す友人に看過され、
次女にも新しい展開が待っていることを願っている母なのであった。

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