2018年11月23日金曜日

またまた本摺り 

 
 
 
 
昨日・今日と二日続きで2点の作品の本摺りを決行した。
 
実は今週は着物ウィークで、1週間のうち3日も着物をきる予定がある。
火曜日は鎌倉八幡様でお茶会。
水曜日はお茶のお稽古。
明日の土曜日は来週のお茶のお稽古の振替。
 
何も必ず着物でいかなければならないのは、八幡様のお茶会ぐらいのもので、
お稽古は洋服でも一向に構わない、はず。
 
しかし、水曜日は『壺飾り』という飾り物のお稽古の亭主を仰せつかっており、
やはり、それなら着物で伺った方がいいだろう。
 
が、水曜日はカルチャースクールの『何でも裏打ち』の日でもあったので、
朝から着物を着込んで、お茶の道具と裏打ちの道具という大荷物を持ち、
カルチャーでは割烹着を着て、糊で袖を汚さないように
気を遣わなければならなかった。
 
前の日のお茶会は、8時半に鎌倉集合だったわけで、
5時半起きだった。
 
そんなこんなで、着物を着て出るという作業は連日になると、
本当に疲れる。
 
しかも、来週は友人と上海に遊びに行く予定が入っているので、
それまでにこの2作品の本摺りを仕上げること、
これが最大のミッションだった。
 
別に展覧会の期日が迫っているわけでも、
誰かがお買い上げくださったというわけでもないが、
「11月末には本摺りまでいくこと」という我が身に課したミッションなのである。
 
前振りが長くなったが、
そんなわけで、昨日の朝、起きて直ぐに絵の具を作り、紙を湿し、
1作目の本摺り準備に入った。
 
しかし、和紙は水を打って、湿しが均一に行き渡るのに、
最低でも4~5時間はかかる。
 
それを見越して、
今話題の『ボヘミアン・ラプソディ』を川崎のチネチッタまで観に出掛けた。
 
高校時代の友人が『LIVE ZAUND』という音響にこだわった環境で観て、
凄く良かったとFace bookにあげていたので、
私の聴いてみたいと思ったのである。
 
確かにそれでなくても迫力のあるフレディ・マーキュリーの歌声が、
ズンズン響いて、映画の内容と相まって、
十分なパワーチャージが出来た。
 
その勢いのまま、午後の2時半ぐらいから1点目の本摺りスタート。
夜11時までかかって、9枚を仕上げた。
 
そして、這ってでも紙だけは湿さねばと、
今日の2点目の作品の和紙を湿してから、ようやく就寝。
(2点目はさすがにウロチョロ時間をつぶす余力は無い)
 
で、本日は快晴の休日だというのに、
全く関係無しに、1日中アトリエに籠もって2点目の本摺りを決行。
夕方には8枚の作品が摺り終わった。
 
今は無事、水張りされたベニヤが、リビングといわず、アトリエといわず、
所狭しと立てかけてある。
 
それを眺めているときが、最も充実感と達成感を感じる至福の時なのだが、
残念ながら、夕方5時の鐘と共に(そんなものは鳴らないのだが・・・)
お母さんモードに切り替えて、
台所に立たなければならないのが主婦の辛いところだ。
 
本日の献立は
「ラザニア風ミートソースのグラタン」
「大根とわかめとお豆の和風サラダ」
 
いずれも初挑戦の献立にしては、えらく美味しくでき、
誰も褒めてくれないので、ひとり自画自賛。
「こんなに本摺りで大変な日に、ホント、よく頑張りましたね」と。
 
私も世間で話題のカリスマ主婦志麻さんにきて欲しい~!!
でもって、
誰か、肩もんでくれ~!!
 

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