2014年11月18日火曜日

子育て支援イベント 大収穫

 
 
 
 
 
 
子育て支援のため参加しているグループでは毎月1回
保育室やワーカーといって子育て支援のメンバーを知ってもらうため
イベントを行っている。
 
今月はもうすぐクリスマスということもあり、昨年に引き続き
『クリスマスのためのお料理教室』が開かれた。
 
講師は僭越ながらわたくし。
 
メニューは『鶏手羽元のトマト煮込み』と『ポテトサラダのスモークサーモン山』
 
そのほとんどを子育て支援グループの母体である生協の食材やら
調味料を使って、その良さや味を知っていただくのが最初の目的だ。
 
また、保育室の利用や派遣での子育て支援というありかたなどを
料理教室の合間にお話ししながら、利用に繋がればというのが
本当の目的だ。
 
今日は4組の参加があったが、1歳半のお子さんを連れてこられた1組以外は
すでに小学生のお子さんがいるミドルエイジのママさんふたりと
その内のおひとりのお母さんという
一見、子育て支援とは無縁の方々に思えた。
 
しかし、1歳半のママは上に3歳のお姉ちゃんがいる上に
4月には3人目のお子さんが生まれる予定という
我が子育て支援が金のわらじで探していたような人だった。
 
わたしは内心「このママこそが本日のターゲット」と密かに思ったが
そんなことはおくびにも出さす
極普通に料理教室は始まった。
 
料理教室自体はこの場所がどういう場所かという説明に始まり
要所要所で食材や子育て支援の内容にふれながらも和やかに進んでいった。
 
2時間の予定時間ぴったりに2品のお料理が出来あがり、
ガスコンロや鍋釜の類を片付け、グリーンのクロスやお花などを飾り付け
いよいよ試食タイムへ。
 
実際にスモークサーモンや鶏肉がいかにその辺のスーパーとは違うかということや
ケチャップやマヨネーズなどの添加物のないクリアな味を知っていただくことで
まずは親子で参加の方から生協への加入があり、
あれもこれもの注文が相次いだ。
 
他のふたりもその空気に押されたのか
入会に関する質問や子育て支援を受けるために必要なことのお訊ねがあり
あれよあれよと話が段取りよく進んだ。
 
いつもの月1イベントでは、アンケート用紙に
「イベント、楽しかったです。また参加したいと思いました」みたいな好感触ながら
生協加入や子育て支援利用にはつながらないといった結果が続いていたので、
3組の生協加入を確定し、1組の子育て支援の登録があり、
参加者全員を送りだした後もメンバーのテンションはかなり上がった状態だった。
 
コミュニケーションスキルの講師の実践という意味合いもあった私の面子も保たれ、
やれやれホッとしたという1日だった。
 
ひとりひとりの料理のスキルに応じて、作業を割り振りながら、
おいしい料理をつつがなく作る。
その間に、それぞれのニーズを探り出し、
それに合わせて営業するという
かなり難易度の高いコミュニケーションが要求されたが、
なんとか無事、契約締結。
 
結果、たぶん4組の加入をGet出来そうなので、大成功といっていいだろう。
 
やはりFACE TO FACEで話しながら、
実際のものを見たり聴いたり食べたりと五感で判断していただくのが
1番強いと実感する。
 
わたしとしては、家中の鍋釜を総動員し、
注文した以外の食材や調味料を相当、ドネーションしたけど、
良さを分かってもらえたならば、それで十分。
 
イベント主宰者冥利に尽きる「世は満足じゃ」な1日であった。

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