2020年11月11日水曜日

馬肥ゆる秋のご飯

 














馬肥ゆる秋は
何を作っても美味しいので、腕が鳴る。

今週のシポリンワークは、
おーとと、ママ、シポリンのそれぞれのリクエストを元に
メニュー構成を考えた。

まず、おーととのリクエストは「ロールキャベツ」
ママは「レンコンハンバーグ」
シポリンは「サツマイモご飯」

めんどくさいひき肉料理が2題。
自分じゃ作らないくせに、よく言ってくれるよという感じ。

志帆は相変わらずお芋がお好みのようで、
サツマイモの炊き込みご飯とポテトのチーズ焼き。
どっちも芋じゃん!

ふたつのひき肉料理は特徴をはっきり出さないと
同じような印象になる。
だから、ロールキャベツはトマト味の洋風にし、
レンコンハンバーグはあんかけをポン酢味にし和風に。

メニューとしては
「ロールキャベツ」
「レンコンハンバーグ」
「ポテトのチーズ焼き」
「サツマイモの炊き込みご飯」
「ほうれん草とソーセージのクリームスープ」
「アスパラガスとエリンギのベーコン巻」
「ほうれん草のナムル メカジキのソテーのせ」
「高野豆腐と切り干し大根の煮物」
「にら玉」
以上の9品

こんな感じで、
豪華パーティメニューに和食のお惣菜をプラス
みたいなものになった。

彼らは火曜日に作ったもので週末まで暮らすわけだから、
日持ちするものも入れつつ、
味の変化に富んだものというのが必須条件だ。

また、3歳児にはまだ、生ものを食べさせていないというので、
おさしみ系と生野菜が使えないという
ハンデがある。

つまり、どれもこれも手をかけないと
食べられないというめんどくさい奴らだ。

その中でも今回一番めんどくさいかったのは、
いうまでもなく「ロールキャベツ」だ。

おーととがリクエストした段階で
ママに「それって、すごくめんどくさいんじゃない」と言われ、
「リクエストしろっていうから言ったのに…」と
すねたとか。

ふたりとも自分では作れないくせに
よく言ってくれるよ。
私もロールキャベツなんて、お客様とか記念日ぐらいにしか
作らない献立だ。

でも、リクエストされたからには
今回は2種のひき肉ものをいかに違う感じに仕立てるか、
ここに力を入れ、
ネット検索をしたりもして、
洋風と和風に作り分けることにした。

ロールキャベツは元々、トマト味で作るが、
ひき肉の中に粉チーズも入れて味を本格的にし、
一緒にじゃがいもと人参も煮込むことで、
志帆うけも狙ってみた。

志帆は最近、ママの作ったものを
オーママの味付けと違うからか
拒否ることが多いらしい。

「ママのもありだからね、食べてね」と思いつつ、
ばぁばは内心、ニンマリする。

レンコンハンバーグの方は
タネにすりおろしたレンコンと粗みじんのれんこんの
両方を混ぜ込み、
そちらの味付けは塩コショーだけだが、
上にかけるかんかけは
しめじ、エノキ、薄切りレンコンを
ポン酢で味付けし和風に仕立てた。

これで相当違うタイプの料理になったと思う。

あとは志帆の好みの芋類メニューと
食べさせたい緑黄色野菜だ。

今回はほうれん草を2束用意し、
1束はソーセージ入りクリームスープにし、
(これは志帆の好物)
もう1束はさっと茹でて、水切りし、
ごま油と塩昆布、白ごまであえてナムルに。
(ナムルはほうれん草とエノキも一緒に入っている)

ナムルの味付けには塩は使わず、
塩昆布の塩分と旨味で、超絶美味なので、
ぜひ、皆様もお試しあれ。

その上にメカジキのソテーをのせ、
一緒に食べるのだが、
これをマグロのづけにしたり、
鯛に塩をして焼いたものをのせてもグッド。

生魚がだめだというので、
今回はメカジキのソテーにしたので、
志帆も食べてくれると思う。
ついでにほうれん草も食べてほしいというばぁば心である。

と、あれこれ3歳児にも食べられて、
大人も満足なものをと考えて作ってはいるが、
ふと見ると、3か月の乳児がまたまた太ったご様子。

きけば、すでに6.5㎏とか。

お前は朝青龍か貴景勝か、
馬肥ゆる秋を体現してたのは
母乳しか飲んでいないはずの乳児であった。














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