2020年11月22日日曜日

我慢の三連休その1

 







ここのところコロナの感染が急増している。

寒くなってきたので、医学的には想定内のことらしいが、
それでも、毎日、
過去最高の感染者数をたたき出した都府県名が発表されると、
心穏やかではいられなくなる。

東京都は何人か
自分の住む神奈川県は?
北海道と大阪がばかに多いわなどと、
テレビに見入っている。

春先に同じように感染者が急増した時は
緊急事態宣言が発令されたりして、
こちら側も緊張して、どうすればいいのか
慎重に毎日を送っていた。

しかし、人間、そんなに何か月も同じ緊張は続かないし、
やはり慣れてきている気のゆるみは否めない。

かくいう私もGoToトラベルの旅行に申し込み、
12月1日から2泊3日で
中国地方に遊びに行くことになっている。

今のところ、すでに申し込んだものに対して
キャンセルするように政府が言っているわけではないが、
感染者の多い神奈川県から来られる側は、
痛しかゆしの状態だろう。

この3連休に関しても、
「我慢の三連休にしてほしい」とは言われているが、
そのあいまいな口ぶりは
とにかく経済を止めるわけにはいかないという
政府の思惑が透けて見える。

「要はコロナの感染は飛沫を浴びたり、
まき散らさなきゃいいんでしょ」と、
マスクをしさえすれば大丈夫と考える日本人が、
かまわず街や観光地に繰り出している。

そんな人々が外食の際に
政府ご推奨の「マスク会食」をしているかどうか、
この目で確かめたわけではないが、
また半月後の感染者数の伸びが
恐ろしいと思っているのは
私だけではないだろう。

私の三連休はといえば、
まず、土曜日のあさイチからカウンセリングが入っており、
午後は陶芸工房で
2か月に一度の釉薬がけの日であった。

いずれの場所もマスク着用で、
カウンセリングを受ける方にもマスク着用を
お願いしているので、
対面しているが飛沫が飛び交うことはない。

しかも、対面とはいえ、
ななめ前に座っているので、
コロナ対策としてはできていると思う。

ランチも外のレストランを利用せず、
借りているお部屋にコンビニのおでんとおにぎりを持ち込み、
ひとり静かに食べたので、
これもコロナ対策万全である。

午後は電車に乗って陶芸工房まで行ったのだが、
電車は比較的すいており、
中にいる人は全員マスク着用。

以前は必ずひとりやふたり、
マスクを着けていないおじさんがいたものだが、
最近はさすがにそういう人は見かけなくなった。

工房で一緒に作業した人たちも
体験教室のお客さんに教えていた先生と
体験希望のお客さんも
当然、マスク着用だし、作業前後に手も消毒した。

全員、健康カードに記入し、検温もしたので、
コロナ対策は完璧だ。

2か月に1度の釉薬かけの日だったので、
メンバーは自分の作品に釉薬をかけるための
下準備と釉薬の攪拌と釉がけとで、
やることがいっぱいで
みな黙々と作業して、おしゃべりする暇もなし。

夕方、帰宅して夕飯の準備をし、
ダンナとふたりで食事をしたが、
幸いなことに楽しくおしゃべりをするような間柄じゃないので、
マスクはしていないが、
政府推奨の静かな会食で
コロナ感染のリスクはないといえよう。

さて、連休の2日目3日目は
いかがなりますやら。

とりあえず、私は版画の彫りを進める予定なので、
マスクはせずに版と対峙する2日間になりそうだ。









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