昨今のコンサートのチケットは
コンサートの開催日時より数か月前に売り出され、
まずは先行販売で、
次に一般にという順番で解禁になる。
申し込み方法がネット予約のみの場合もあるし、
電話受付やFAXでの申し込みという
コンサートもある。
神奈川芸術協会が企画運営しているものは
イマドキ珍しくFAXでの申し込み用紙が
コンサートのフライヤーと共に同封され、
定期的に会員優先で郵送されてくる。
2022年は愛しのヴァイオリニスト石田泰尚氏が
5月から毎月1回、
趣向を変え5回続きで演奏するコンサートが
ミューザ川崎で行われる。
石田様フリークの友人と私は
昨年の内から、
2022年はこの5回続きコンサートには
必ず申し込もうと決め、
どちらの名前で申し込むかを相談した。
なにしろ、続きもののコンサートは
一度割り振られた番号が毎回続くので、
いいお席になるのとならないのでは
大違いなのだ。
石田様への熱の入れようは友人の方が勝っているのだが、
いざ、チケットの当たりはずれでいうと
ここのところミューザ川崎の2CAブロックしか
当たっていないと友人はぼやいた。
2CAのブロックとはS席の値段の2階席なので、
中央寄りではあるものの
舞台からはかなり遠い位置になる。
当たり席というのは
私達ふたりにとっては
舞台に向かって中央か左寄り、
(石田様が左寄りにいるから)
前方5~6列目ぐらいまでを指している。
結局、今回は私の名前で
年末にFAXを送ることになった。
これで2022年のおみくじを引いたような気分だ。
さて、吉と出るか凶と出るか。
祈るような気持ちで年を越し、
1月5日に先行予約の申し込み締め切りとなり、
3連休明けの昨日、
遂に席が決定したことを知らせる通知が来た。
席は1Cー4列ー7番8番
若い番号だから
真ん中のブロックは取れなかったなと
一瞬がっかりしたが、
席の図表をよく見ると、4列目の7番8番は
前から2列目になり、
真ん前に石田様が立つのではというような
いい席だった。
早速、友人にメールするととても喜んでくれ、
私に頼んで良かった~と返信が来た。
さしずめ、おみくじなら
「大吉」だ。
FAXに席の希望を書く欄があるのだが、
「Cブロック前寄りでお願いいたします。
いつもお席のご配慮ありがとうございます」と
一言添えたのが効いたのか。
石田様のファンとは名乗らなかったけど、
石田様フェアなのだから
ファンに決まっていると関係者は分かっていて
舞台に向かって左寄りを
割り振ってくださったのだろうか。
さあ、これで今年のお楽しみが出来た。
初回が5月なので、まだまだ先だが、
心待ちにしたいと思う。
「こいつぁ春から縁起がいいわい」
そんなコンサートチケットの結果である。
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