2026年4月18日土曜日

クロックムッシュの朝食

 







忙しい1週間も週末を迎えた。

私が忙しいと感じるのは
どういう時かというと
やるべきタスクがたくさんある時だ。
それもタスクの要素が多いと
頭の切り替えが追い付かなくて
忙しいと感じてしまう。

今週はいつものカウンセラー業、カーブス、
お茶のお稽古、英語の出版のミーティング、
友人との会食などの他に
パティシエ学校の非常勤講師業が始まった。

ルーティンに入っていないものが
始まる時には、
それが軌道に乗るか気を遣う。

昨日の金曜日が今年度の最初の授業で
オリジナルのテキストがプリントされているか、
どんな授業展開にしようか、
どんな学生がいるのかなど、
いくつも気にかかっていることがあった。

なので、11時20分スタートの3限に対して
10時には学校に着いて
まずはテキストの印刷が出来ているかを確認し、
学生の名簿をレポート用紙に書き出した。

最初の授業で行う
「○○なパティシエになりたい△△です」と
自己紹介で言ったことを
メモするためだ。

「初回から面接が始まっていると思え」と
授業では檄を飛ばし、
まずは自分のキャッチコピーを考えて
自己紹介してもらう。

そこに向かって向こう半年、
有言実行できるのか知りたいからだが、
そういう風に宣言することで
就活に立ち向かう覚悟を醸成するのが目的だ。

昨日は4クラス分、
4時間立ちんぼでしゃべり続けたので
最後はすっかりお疲れモードだったけど、
無事に初日を終え、
とりあえずホッとした。

学生の喰いつきもすこぶる上々。
「怖い先生、ヤバイ授業」だと
印象付けられたと思う。

ということで、今日と明日は
ようやく版画家業に戻れそうだ。
2日間で
2つ分の作品の試し摺りをするつもりだ。

試し摺りのパートが版画を創っていて
最もアーティスティックなので、
この2日間は雑念を払って集中したい。

そういう意味では
昨日のパティシエ学校初日が
無事、終わったことは
大きな安心材料になり
いい転換点になる。

夕べは目覚ましをかけずに寝たが、
(体が要求するだけ寝たいと思い)
自然といつも通りの時間に起床した。

頭を試摺りモードに切り替えるため、
少し時間をかけた朝食を作ることを思いつき、
タサン志麻さんのレシピで
クロックムッシュを作ることにした。

クロックムッシュはまずホワイトソースを
作らなければならないので
結構、めんどくさいけど
牛乳が丸々2本冷蔵庫にあるので
消費するにはもってこいのメニューだ。

バターを鍋にいれガスをつけ
半分溶けたら、適当に小麦粉をふり入れ
粉がバターをしっかり含んだのを見極め
少しずつ牛乳を入れ攪拌する。

いい加減な目分量だったけど
いい感じのホワイトソースが出来た。

6枚切の食パンにホワイトソースを塗り
ピザチーズをのせる。
その上にハムをのせ、
またホワイトソースを塗る。

その上にまた6枚切のパンを乗せ
再び、ホワイトソースと
ピザ用チーズをたっぷりトッピング。
脇にこぼれるくらいが丁度いい。

相当なボリュームで
この一品でカーブスご推奨の
1回の食事で摂るべき
タンパク質4点分が摂れている計算だ。

オーブンを250℃で温めておき
上段に入れて15分。
いい感じにチーズが溶け
焼き色のしっかりついたクロックムッシュの
出来あがり。

表面がカリカリのチーズとパンで
中はとろとろアツアツのホワイトソースと
糸引くチーズ。

かなりのカロリー爆弾な気もするが
カロリーの高いものは間違いなく美味しい。

それに濃厚ないつもの野菜ジュースと
果物にせとかを選び、
週末にふさわしいプチ贅沢な朝ご飯になった。

それを食べて
モードを版画家に切り替え、
本日のミッションである新作の試し摺りに
取りかかった。

試し摺りは本摺りとは違って
すでに決まっている色から摺る。

花びらや葉っぱ、
脇に使おうと思っている古代紫、
鷺の白い羽根など
色の濃淡や奥行きなどはお構いなしに
決まっている色から摺っていく。

ひと通り摺ることで
その線でいけそうだと思えることが大切。
脳内に本摺りのイメージが出来あがることが
最優先だ。

今回は背景の色がすんなりとは決まらず
ランチタイムをはさんで
しばし考えたけど
何とかなりそうなところまでこぎつけた。

本摺りの時に悪さをしそうな部分、
つまり紙の余白や鳥の白や花のピンクなど
汚れてはいけない部分をしっかり深く彫り、
版の彫り調整も行った。

クロックムッシュで摂り過ぎたカロリーは
頭を使ったので少しは消費しただろうか。

無い知恵を絞り、
大き目の作品の試し摺りを終えた。

きっと外はちょうどいい気温で
お出かけ日和だったのではないだろうか。

1日中、
アトリエに閉じこもっていたので
少し残念だが、
それでも心地よい疲れと達成感で
夕飯時の冷えた白ワインがのどに心地よい。












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