9月22日、
台風一過の秋晴れ。
なんと8月30日から24日連続の雨からの晴天だ。
昨日は台風が関東地方を直撃していたので
長女と次女が実家帰りする予定だったが
キャンセルになった。
ぽっかり空いた2日間に
家にいた私は
最後の個展の後片付けをすることにした。
個展は12日の土曜日に終了したので
早10日も経っているのだが
まずはお求めいただいた作品の梱包と発送。
少し額縁でトラブルがあったので
そのことへの対応。
画廊買取作品を額から外して届けることなど
この間にもまだいろいろ後片付けが続いた。
今日はひととおりのことが終わったので
個展専用のノートに収支決算を書き込んだ。
収入としては
「お求めいただいた作品(額付き)9点」
「プレゼント作品(額付き)1点」
「画廊買取作品(シート)4点」
計14点の作品がいずれかにお嫁入りした。
支出は
事前にかかった主な支出
「画廊代」
「DM切手代(画廊分300枚・作家400枚)」
「タックシール代(団体展の名前シール)」
「新規制作の額縁12本」
「DMデザイン・印刷・配送料」
「画廊への搬出入代」
会期中にかかった主な支出
「キャストのお礼・お弁当」
「スーツケース宅配」
「ホテル宿泊2件分 4泊6日」
事後にかかった支出
「額縁の宅急便代」
こう書き出してみると
相当、いろいろなことに支出があった。
金額も3桁に近い。
しかし、毎週ホテルをとったことも
連日、お手伝いをお願いしたことも
本当にそうしてよかったと思えるので
とても有意義な支出だったと思う。
むしろ、キャストの方には
ご厚意に甘えてばかりで
申し訳ないと思っている。
結局、金銭的収支決算報告としては
大幅とまではいえないけど
黒字に収まった。
しかし、イベントの収支というのは
お金の問題だけではないと思っている。
そこにかけたエネルギーや思いに対して
どれだけの成果が得られたか得られなかったかが
むしろ重要だ。
それに関してはすでに書いたが
思いもかけずに
画廊の新装オープンの”こけら落とし”を担ったこと
プレオープンを含め4週間も展示されたこと
画廊関係の作家や出版関係の人に
おおぜい観ていただけたことなどは
プライスレスな嬉しい出来事だった。
更に個人的には
懐かしい友人知人との再会があり、
長くおつきあいいただいていることの
大切さを知ることが出来た。
思いがけない方のお買い上げがあったことなども
望外の歓びだった。
また、親戚になった甥っ子のお嫁ちゃんが
観に来てくれたので
結婚祝いとして作品をプレゼントできたのも
嬉しかった出来事のひとつだ。
彼女は某交響楽団のヴァイオリニストとして
「嫁」と「アーティスト」の2足のわらじで
目下、子育てに奮闘中だ。
そんな彼女が子どもの双子ちゃんになぞらえ
『寄りそう』が気にいったというので
「それならば」とプレゼントした。
自分と同じ境遇(意味深)で
頑張る彼女を応援できるのが
とても嬉しい。
「結婚祝いは渡しただろう」とダンナはいうが、
お金ではなくそばでエールを贈りたい
という気持ちを
彼女には受け取ってもらえたと思う。
また、芳名帳脇のペン皿と
菓子器には自作の陶芸作品、
ペイパーウェイトには
スワロフスキーのハリネズミを持って入ったが
そのことを画廊オーナーもどこからか知って
「あれは先生がお造りになったんですか」と
細かいところにも気づいてもらえたのも
嬉しいポイントだった。
お客様たちが
ひとりひとりが思いを込めた差し入れを持って
訪ねてくださり
その方らしいあり方で
個展を楽しんでいただけたのなら
それこそが私の収支の最大の収入だ。
個展が終わった今、
我が家にはまだいただききれないたくさんの
お菓子がリビングに山積みになっている。
会期中に
キャストに入ってくれた友人や
画廊オーナーにもお裾分けしたけど
それでもたくさん残っている。
今日は体重や数値が気になるけど
台風一過の晴天を眺めながら
いただいたフォートナム&メイソンの
アールグレイを淹れて
スイーツをいただこうと思う。
さて、リーフ・パイにする?
フィナンシェにする?
それとも初めての生チョコケーキ?
たちまちみんなの顔が思い浮かぶ。
私の至福のひとときだ。




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