孫娘は明日で1歳9ヶ月になる。
最近はだいぶこちらの言っていることを理解し、
言葉で表現するという点ではおぼつかないが、
自己主張が強くなってきた。
毎週火曜日、私が長女の家に行って、
ご飯を作るというルーティンは相変わらずで、
昨日も午後2時ぐらいから調理をスタートし、
9品作って帰りを待った。
しかし、5時半過ぎ、娘が会社を出るのが遅くなったと連絡が入ったので、
昨日は初めて私が保育園まで迎えにいき、
孫娘と手を繋ぎ、歩いて家まで帰ってきた。
こうしたいつもとは違うことが起きても、
ママじゃなきゃ嫌ということもなく、
一瞬「なんでおーママが来たの」と不思議そうな顔をしながらも、
普通に笑顔でズンズンと歩いて帰ってきた。
家につけば、いち早く洗面台で手洗いをし、
ダイニングテーブルの子ども椅子に座らせろとせがみ、
座らせると早速、自分のお皿を目の前に引き寄せ、
ぐるり9品を見渡し、
迷いなく「カリフラワーのグラタン」を指さした。
今日はそれからいくという合図だ。
以前、食べたことがあるといっても、グラタンじゃ中身は見えないわけだし、
好きな味のものか分からないと思うのだが、
「断固、私はこれからいく!」という感じで、
こちらがスプーンでひとくち大にするのももどかしい様子で、
ガンガン食べ始まった。
孫娘はむら食いの女王様なのだが、
自分でこれを食べると決めたものは、
初めてのものだろうが、想定外の味だろうが、
ひとくち口に入れ、一瞬、考えたとしても、ズンズン食べ進む。
そうやって、夕べは
「カリフラワーのグラタン」
「サーモンのバター焼きとミニトマト」
「安納芋の炊き込みご飯」をチョイスし、
バクバク食べた。
食後、満腹になって張ち切れそうなお腹を「みせて」と言ってみると、
てらいなくTシャツを捲り上げ、
嬉しそうに、ちょっと恥ずかしそうに笑顔を見せた。
YesNoがはっきりしていて、
とりわけ「嫌!」ははっきり言えて、
気持ちの切り替えが早く、
好きなもの、やりたいことに対しても、
案外あっさりしていて、ごねたりしない。
(時と場合によるらしい・・・)
キャラクターの方向としては
「癒し系」なのか「お笑い系」なのか。
活発で、よく動き回り、ぼーっと生きてるわけではないので、
チコちゃんに怒られることはないかもしれないが、
体型だけは間違いなく癒し系だ。
てらいなく大きなポンポンを見せてくれたり触らせてくれる。
これで、この大きなポンポンと太いももを武器に
変顔やギャグを言うようになれば、
間違いなく未来の渡辺直美路線になるだろう。
人間はこんな風にして
徐々にいろいろなものを獲得して、
その人の性格付け、キャラクターが決まっていくのだと、
毎週、間近で観察できることがばぁがとしては面白くて仕方ない。
私にとっての「孫は可愛い」は
単に責任のない立場で、目に入れても痛くない的な可愛さではなく、
「人の成長の面白さ」を我が子の時より客観的に観察できるという
追体験する「可愛い」なのである。
それにしても可愛い。
電車の中や家でも、
折々にスマホを出しては写真や動画をみてニンマリする。
孫娘は私の子ブタ天使である。
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