ダンナが古稀の誕生日を迎えた。
厳密にはもう数日あるが、
昨日今日で、
子供たちがお祝いの気持ちを、
1泊2日の温泉旅行という形でプレゼントしてくれた。
場所は箱根湯本。
ザ・温泉旅行という感じで、
べたに初日は温泉三昧、
2日目は大涌谷に行って、温泉卵など賞味した。
折しも今年一番の寒さに見舞われ、
初日はみぞれ交じりの雨。
私は晴れ女だが、
ダンナは雨男なので、
この旅行はダンナが主役ゆえ、雨なのはしかたない。
私も念をおくって、
何としても晴れにしなければという気もなく、
なるがままに任せていたので、
やっぱりという感じで冷たい雨だった。
車に全員は乗れないので、
長女家族は電車で、
次女を最寄り駅で拾い、
車で小田原を目指した。
途中から、雨は雪へと変わり(どこかで聞いたような・・・)
それもザンザン降っているという様子になり、
山の向こうは白く煙り、
あっという間に雪景色になっていった。
なので、初日はとにかくお宿でゆっくりしようと、
ひたすら食べて、
じっくり温泉で体を温めた。
古稀とは古代稀なる長生きをお祝いするという意味だが、
今や、70歳なんて、
人生の途中。
もしかしたら、この後、
10年20年、
間違えば、30年も生きることになる。
となると、ぼーっと生きるには長すぎるので、
何か目的を持つとか、
生きがいを持つとか、
誰かのために生きるとか、
しないと、辛くなる。
それは私一人が思うことではなくて、
心理学的にみても、
人生をどのように全うするのかという観点で、
重要な考え方だといわれている。
まあ、ダンナはダンナなりに考えるところはあるだろうが、
そばにいるものとして、
残りの人生を生き生きと全うしてほしいと願っている。
そんなメッセージを添えて、
私はブランド物のパジャマをプレゼントした。
質の良い睡眠をとって、
元気に心健やかに暮らしてほしい。
私は大涌谷でひとつ食べると寿命が7年延びるという
温泉卵を2つ食べた。
さあ、これでいくつまで生きるのか。
初詣のおみくじは大吉で、
健康には不安なしとあったが、
更に卵ふたつで14年追加されたので、
当分、精一杯やりたいことをやって
生きようと思う。
まずは一族郎党、
健康で揃って旅行でき、
メデタシメデタシな2日間であった。
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