火曜日はシポリンワークの日。
先週が4連休でいかなかったので、
ばぁばご飯は2週間ぶりということになる。
その間に季節は移り、
朝晩の気温が急にさがってきた。
こうなると少し秋めいた食べ物が食べたくなるから
不思議だ。
長女からのリクエストも正にそんな感じで、
「炊き込みご飯」と「けんちん汁」を筆頭に、
我が家の秋ご飯メニューが並んでいた。
シポリンワークの日のメニューは
基本的には長女が孫の志帆にも食べられるもの、
志帆の好きなものを考えてリクエストし、
必要な食材の調達をしてくれることになっている。
こちらは
献立のバランスを考えて、1~2品それに加え、
足りない食材を買って持っていくというような流れだ。
今回はメニューのラインナップはほぼ長女のリクエスト通り。
加えたのは「肉じゃが」だけなので、
買い足して持って行ったのは、
牛肉と白滝と、かにかまときゅうり。
献立は
「炊き込みご飯」
「けんちん汁」
「肉じゃが」
「ヤンニョムチキン」
「中華風春雨サラダ」
「スペイン風オムレツ」
「レンコンつくねハンバーグ」
「サバの竜田揚げ」
「煎り大豆とじゃこのあめがらめ」
以上9品。
全体に和食でいくのかと思いきや、
途中から、韓国・中国・スペインと国際色豊かに。
最後は消費期限ギリギリの豆まきの豆を使った
煎り大豆とじゃこのたつくりみたいな一品。
これは我が家の定番で、
豆まきの時期には大量の「豆まき用の豆」を買って、
何度か作る。
レジの人は「豆まきの豆」を9袋とか買うので、
怪訝な顔をされるが、
1回に3袋使って、かちりと呼ばれるサイズのちりめんじゃこと
煎ってから、
はちみつやみりん、砂糖、しょうゆで作ったたれと絡め、
おつまみにも適した一品になる。
しかも、健康食品。
他にも志帆の好きなものは
「肉じゃが」「けんちん汁」「サバの竜田揚げ」
「スペイン風オムレツ」「中華風春雨サラダ」など、
要は「ヤンニョムチキン」以外、
みんな好きということになる。
「ヤンニョムチキン」と「レンコンつくねハンバーグ」は
初めて作る料理だったので、
そういう時はレシピもちょうだいというと、
作り方付きの動画をLINEに添付して送ってくれる。
便利な世の中で、
そうやって初めて作ったものでもおいしいと思えば、
自宅でも作るので、
新しいメニューが増えることにもなる。
しかし、今回のメニューは娘にお任せだったせいか、
出来上がってみたら、
全体が茶色くて、
いわゆる「映え」がない。
いくら竜田揚げにミニトマトを散らしても、
中華風春雨サラダの赤・黄・緑だけでは、
ちとさみしい。
案外、野菜の種類もたくさん使っているが、
根菜類は基本、地味な色だし、
あめがらめや、甘辛だれにからめた料理が多く、
とにかく茶色い。
どれも炊き出しかというほど大量に作ってあるので、
目で食欲をそそりつつ、
週末までこれを食べ続けてほしいのだが、
何か途中で小松菜かほうれん草あたりの料理を
足してほしい。
明日は満月。
今夜はほぼ満月。
今、窓の外には、薄く雲にかすんだほぼ満月が出ている。
2020年はなんだかあっという間に9月も終わる。
コロナに明け、コロナに終わるのだろうか。
せめて、秋ご飯をたくさん食べて、
風邪などひかないようにと願うばかりだ。