これらの写真はすべてホームページの背景に使う予定の
フリーの素材写真である。
私は心理カウンセラーとして
カウンセリングルームのホームページを持っている。
カウンセリングを受けたいと思って、
カウンセラーを探している人は
まず、検索ワードをいくつか入力して、
スマホかパソコンでカウンセリングしてくれるところを
検索するのが一般的だ。
これが美容室だったら、ホットペッパー、
レストランだったら、ぐるなびや一休だったりと、
よく知られたサイトがあるので、
お店側も客側も検索しやすい。
しかし、心理カウンセリングを受けようとか、
自分に合う心理カウンセラーを探そうというのは、
心理カウンセリングそのものが、
日本の文化にまだ根付いているとは言えないので、
そこが一番難しいところだ。
例えば、夫との関係や子育てに悩んでいる、
会社の人間関係が上手くいっていない、
自分自身に自己肯定感が待てず、ふさぎ込んでいるなど、
誰かに相談したくても、
どこに行ったらいいのやら。
精神科に行くべきか、
心療内科なのか、
臨床心理士ってどこにいるの、
そこに行くとどうなるのかなど、
自分がどうするべきか悩んでいる人は少なくない。
私は自分が15~16歳のころから、
大学の進路として、心理学を学びたいという思いがあったし、
職業としても
いつか心理カウンセラーになりたいと思っていた。
しかし、大学は美大に進んでしまったし、
心理カウンセラーになるなどという夢も
50歳を過ぎるころまで忘れていた。
まあ、そこから思い立ったように資格をとり、
個人で開業したのだが、
世の中はまだまだ、
「人生に悩んだらカウンセリングを受ける」
という具合にはいかず、
悩める子羊たちは悶々と毎日を送っているようだ。
そんな人に救いの手をと思ってはいるのだが、
これまた、
どこにどうやって救いの手を差し出せば、
そういう人の手を救いあげることができるのか。
駅前に一部屋借りて、
看板を上げて宣伝できるほどの財力もなく、
今はお問い合わせがあれば、駅前の討議室を借りて、
そこでお目にかかってセッションをするという形だ。
それでも約10年、
細々と続けてこられたのは、
誰かがホームページにたどりつき、
この人に相談してみようと思ってくれたから。
なので、私にとってホームページは命綱。
今はランディングページといって、
自分でキーワード3つを設定し、
そのキーワードに沿った内容の解説文を作成している。
なるべく検索ワードにドンピシャな内容にすることで、
ランキングを上げ、
探している人の目に留まりやすくする、
それが狙いだ。
今年の1月から、目下、30ページほど更新した。
30個のトピックスについて解説し、
30枚のページを持っているということだ。
60歳を過ぎて、パソコンに向かい、
自らホームページを作るために、
まず、文章を考え、
それにふさわしい写真をフリー素材の中から選び、
レイアウトを工夫し、
週に何本かアップする。
なかなかハードな課題を前に、
頭を抱えているところだ。
このブログで孫がどうしたとか、
こんな映画を観たけどおススメとか、
言ってる方がずっと楽ちんだ。
しかし、世の中はコロナ禍だし、
出口のない悩みに打ちひしがれている女性たちがいるはずだ。
(女性限定のカウンセリングルームなので)
その悩みを私が聴くことで、
頭の中の雲が晴れ、
前に向くことができるのなら、
そう思い直して、パソコンに向かい、
あまたあるフリー素材の中から使えそうなものを保存する。
だいぶ目がしょぼしょぼする作業だけど、
そんな悩みは眼精疲労の目薬でもさせばいい。
もっと心の闇を抱えている人の
お助けマンになれるなら、
そう考えて、また1枚、また1枚とクリックする。
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