2021年8月11日水曜日

ばぁばのお盆休み

 














今週の月曜日から
長女のファミリーと次女が泊りがけでやってきた。

昨年の7月下旬に
長女は2人目の子を出産したので、
昨年はお盆休みどころの話ではなかった。

よく聞く孫がじぃじ・ばぁばのところに来て、
どこかに3世代で遊びに行くとか
泊りがけで観光地に出かけるといったことは
今まで夏の帰省シーズンにしたことがなかった。

しかも今年の夏は
コロナの新規感染者数が爆発的に増えたので、
県をまたいでの移動は自粛するように、
帰省はしないでくださいと、
オリンピックとは二律背反するお願いが出ている。

そんな時にわざわざ人ごみの中に
子連れで出ていくのはためらわれたが、
とはいえずっと2泊3日、
家の中だけで過ごすには
あまりに子どもたちの間が持たない。

そこでいろいろ調べた結果、
ネット予約のみの受付で入場制限をかけていて、
広々としたところという観点で、
八景島シーパラダイスに行くことに決定した。

我が家に1泊した次の日、
朝早くに行動を起こし、
10時にはシーパラ到着の予定で、
車組と電車組に分かれ、現地集合することにした。

私と次女は電車組だ。

お天気は最高気温36度を記録する猛暑の晴天。
台風の影響で強い風が吹いていたが、
日本とは思えないほどの真っ青な空が広がっていた。

八景島は海に囲まれた島なので、
海の青には白い船が幾艘も浮かび、
水族館のガラスの三角屋根が光を浴びて
キラキラ輝いていた。

10年ぶりぐらいに訪れたので、
その間にいろいろ新しい施設が増え、
イルカやマンボウだけでなく
陸の動物の種類も相当数増えていたのにはビックリ。

1歳児には見るものすべてが初めてで
到底、理解しているとは思えなかったが、
4歳児の方は絵本や図鑑で知っていた魚やイルカ、
動物たちが次々目の前に現れ、
興奮冷めやらぬといった感じだった。

孫ファミリーとじじばばが一緒に園内を巡るという図は
今までにもあちこちで見かけたが、
今まさに私たちはそういう図になっているんだなと思った。

更に次女もそこに加わっているので、
女性4人男性2人の6人は
交代にチビたちの手を引き、バギーを押し、
食事のお世話をしながら、
丸1日を堪能した。

私は今までも週に1回ご飯を作りに行っているし、
次女も「ヨーコちゃん」と呼ばれて
4歳児の大好きな叔母ちゃんというポジションだ。

じぃじは我が家では「おーとと」と呼ばれ、
ちょっと怖い存在だったのだが、
今回、徐々に距離を縮め、
4歳児とふたりでドライブに出かけるまでに打ち解けた。

「おーママ」ことばぁば業の私も
絶賛人見知り中の1歳児と仲良くなることに成功、
抱き上げた時「ママ~」と泣きべそをかかれることも
なくなった。

家族以外の他人と
食べたり飲んだり旅行したりが難しい昨今、
普段、多少、離れているものの
こうして一つ屋根の下で過ごせる仲は
やはりいいものだ。

今は朝昼晩と外食が全然できないので
(外食はシーパラのランチのみ)
おうちごはんの担当者は本当に大変だった。

それでも娘にとってのおふくろの味、
孫にとってのおーママのご飯で、
食卓を囲めるのは何より幸せなことだ。

3日経って、
長女のファミリーはさっき帰っていった。
次女はもう少し長逗留する予定。

明日からは大人3人だけなので、
少しゆっくりのんびりできるだろう。

明日は空っぽになった冷蔵庫の買い出しと
「竜とそばかすの姫」を観に行くことになっている。

そこから数日は次女と母親の時間である。


























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