コロナ禍になって久しい年月が流れ、
私たちはいろいろなことに我慢を強いられてきた。
そうした日々が2年数か月過ぎ、
個人的に一番ウズウズしているのが、
「友達との優雅なお食事」と
「友達との海外旅行」である。
今までその両方をかなえてきたひとりが
私にとっては友人Yさんだ。
今日はそのYさんと
代官山のレストランASOで
リッチなランチを楽しんできた。
話題はもちろん
「早くまた海外旅行に行きたい」という
話から始まったわけだが、
他の近況報告もそれからそれへと続いて、
何皿も登場するお料理の説明を
聴くのももどかしい感じで
口は話して食べてと大活躍。
一気呵成におしゃべりし、
次々とお料理を味わいつつも
胃の腑へと流し込んだ。
代官山のASOは昔2~3度伺ったが、
レストランウェディングを行うような高級店なので、
ここ何年も敷居が高くて遠のいていた。
それなのに、彼女の手持ちのチケットで
今回はご馳走していただけるという。
なんと夢のようなお話!
しかもフルコースのお料理だけでなく
赤白ワインにスパークリングワインまでついた
贅沢極まる豪華ランチである。
持つべきものは友達、
しかもこうした太っ腹な友達だ。
お互いコロナでおうちご飯ばかりだから
いつのまにか胃が小さくなっているようで、
いつもの倍以上の皿数と、
3杯のアルコール飲料で、
身も心も満腹状態。
本当に楽しく豊かなひとときを過ごすことが出来た。
最近はカウンセリングのご要望が増え、
それは望んでいたことでもあるのだが、
やはり人様の悩み事を聴いて、
何か言葉によって光明を見出したり、
人生のナビゲーションをするという仕事は
生半可な気持ちではできないので、
いつのまにか神経をすり減らしていたらしい。
イタリアの古いレストランを模した内装、
いたるところに飾ってある
ベネチアングラスの水差しや
グラッパの入ったオーナメント。
手の込んだお料理の数々。
そして、お互いの家族の近況報告を聴き、
友人が忙しかったその理由を知り、
いつのまにか「私も頑張らなくちゃ」と
エネルギーがチャージされるのを感じた。
人間はステージが少ないと病みやすい。
ステージとは所属している場所のようなもので、
例えば、家庭、仕事、趣味、ボランティアなど、
いくつもの人間関係のサークルをもっていると
どこかひとつに問題が発生しても
上手に乗り切ることができるという。
私は他人よりステージの数は多いと認識しているが、
それでもコロナで絶っていたステージや
人間関係はある。
それがこんな風に再会し繋がると
実はこれこそ本当に大切なんだと実感する。
明日は朝9時からカウンセリングだし、
午後は半日、陶芸だ。
もはや土曜日はこれがルーティンとなっているが、
春本番になってきたことだし、
ルーティンに甘んじることなく、
四肢を伸ばして活動しよう。
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