10月20日から23日まで
3泊4日で北海道旅行に行ってきた。
9月初め、102歳の義父の介護に疲れた友人が
「この日からこの旅程で申し込んだんだけど、
よかったら一緒に行かない?」と
誘ってくれた。
日にち指定だったが、タイミングよく
その4日間なら行けそうだったので快諾し、
追いかけて私も申し込むことにした。
その頃はコロナの陽性率も高く、
10月20日から施行された県民割は
まだ、噂にも上っていない時期だった。
しかし、コロナ禍に疲弊した旅行会社が
3回目のワクチン接種の終わっている人限定で
ANAの70周年記念割などを組み込んで
北海道3泊4日
「5つ星の宿・2つの名湯に泊る
秋の北海道絶景めぐり」と題したコースを
打ち出し、
7万円と比較的安かったので即、申し込んだ。
この値段はなかなかリーズナブルだし、
内容も魅力的だと思っていた。
実際に1泊目と3泊目に泊ったホテルは
500名からの人が
1度に泊るような大型のホテルだったが、
さすが5つ星、
夕食も朝食もビュッフェスタイルなのだが、
じゅうぶん美味しいお料理の数々だった。
特に3日目の夜はずわいがにの食べ放題が
ついていたので、
食べ過ぎて豚になってしまった宮崎駿の
「千と千尋の神隠し」の千の両親のようだった。
お天気も上々で
暑くもなく寒くもない爽やかさで
4日間とも雨に降られることなく
晴れ女の面目躍如の晴天に恵まれた。
3日目はオプションで旭山動物園組と
旭川市内観光組に分かれたのだが、
私達、動物園組は開園と同時に入園したので、
さほどの人もいない中、ゆっくりと
行動展示で間近に迫る動物たちを堪能した。
やはり動物は観ているだけで癒されるし、
旭川という北の大地に拡がる
のびのびした環境はどこを見ても
秋色に染まった木々と大きな空とで
胸いっぱいに吸う空気が美味しかった。
北海道の秋は今が旬、
場所によっては散り加減のところもあったけど、
ほとんどの場所で真っ赤に燃えるヤマモミジや
白樺、ななかまどなど、
錦に染まる正に錦繍の北海道だった。
そして、更に
旅のスタートは偶然にも県民割が始まった
10月20日。
その恩恵に浴することができるのかできないのか、
実は現地につくまで全くわからなかった。
巷では申し込んだと同時に売り切れたという話が
ニュースで大ブーイングと共に流れていたので、
期待することもなく現地に赴いた。
しかし、1日目の夜、
添乗員さんからの嬉しい報告があり、
なんと、さっぽろ割や北海道割などの
クーポンが計12000円分がもらえるという。
更に、宿泊に関しても1泊8000円
3泊で24000円の払い戻し金があるらしい。
「そんなにしてもらっていいの?」と
驚きの声があがったのはもちろんだ。
お陰で
1日しか使用期限のないクーポンを片手に
使い切るのに苦労する人がでるほど
旅のメンバーはお土産を買うのに奔走した。
(使えるところと使えないところがあるから)
私と友人はうまく使い切り、
後は口座に宿泊分の割引が返金されるのを
待つのみ。
こうして旅費の半分は補助してもらった
今回の旅行。
「もってる女たち」のリフレッシュ・ツアーは
いろいろなものに恵まれ、
北海道の秋を十二分に満喫し、
無事に終了した。
同じコースでも違う日に申し込んだ人には
この特典はないのだから、
宝くじにあたったようなもの。
なんとか飽食のはてに豚になったかと
思ったが、
一応、人間の姿で羽田に降り立った。
これでしばらく浮世の辛さに耐え、
日常生活に戻れるだろう。
身も心も充電完了!
発車オーライ!!
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