昨日、焼いたガトーショコラを携えて、
ばぁばご飯を作りに行ってきた。
ガトーショコラは焼き立ての日より
次の日ぐらいの方が美味しい。
生クリームものではないので、
常温においておけるし、
日持ちもするのでありがたい。
昼頃、長女の家に到着し、
テレワークの本人とランチタイムに
おしゃべりしたが、
脇に置いてある紙箱には気づかず、
夕方、保育園に子どもを迎えに行くとき、
ようやく「これ何?」と
箱の正体がバレてしまった。
「大きな節目の年はしっかりお祝いしないと」
ガトーショコラを焼いてきた意味を説明すると、
「ほんと、びっくりするぐらい重いよね」と
30代には感じなかった諸々が
頭に去来している様子だ。
自分の子どもにも明らかにしていなかった
自分の年齢を突き付けられて、
しみじみと4と0の形のろうそくを
吹き消した。
志帆は「ママ、40歳のお誕生日だったの?」と
くったくなく言うが、
「保育園の先生にはそんなこと言わなくていいよ」
と念を押す。
そのぐらい、やっぱり重たい年代に突入だ。
仕事の責任も重くなり、
今は次の資格試験の準備中だし、
ゆくゆくは個人で独立して、
総合的に人材派遣のアドバイスが
できるために必要な他の資格も
取る予定だとか。
子育ても今は猫の手も借りたいほどの忙しさ、
これから子供の年齢が上がるにつれ、
ますます問題や悩みは増えるだろう。
一昔前は「40にして立つ」と言われたわけで
ひとりの人間として
何者かがわかるのが40代と言える。
わざわざろうそく4本でごまかしたりせずに、
「4」と「0」のろうそくを用意したのも
自覚を持てとの親としてのメッセージ。
私の40歳の誕生日付近の話をしたり、
娘の40の所信表明を聴いたり、
ガトーショコラを囲んで、
今日は深い話が出来た。
人生の大切な節目の年。
大切に生きて、
実りの多い一年でありますようにと
祈った。
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