一昨日、開墾地で農作業をしている友人から
筍が届いた。
昨日の夕方、お茶のお稽古の帰りに
スーパーに寄った際、
筍は買わなかったけど、
筍の近くに置いてあったぬかだけ
失敬してきた。
夕ご飯を作る傍らで筍を茹でた。
1時間ぐらい茹でてゆで汁につけたまま
一晩おいておいたので、
ようやく、本日、調理することにした。
すごく太い筍を3本いただいたので、
家にある大鍋2つを出して茹でたのだが、
とても2人で食べきれるような量ではない
大量の茹で筍が出来あがった。
やはり茹でたてが一番美味しいので、
今夜の夕飯は筍尽くしでいくことにした。
大振りの筍の太い部分は
はっきり言って硬いので
「青椒肉絲」と「筍ご飯」にすることにした。
青椒肉絲は細く切れば歯ごたえがいいし、
筍ご飯は細かく切って、具はしめじの2種類だけ。
肉やこんにゃくなど入れずに
筍としめじの旨味を味わう筍ご飯だ。
そして、柔らかい部分は
「筍の土佐煮」と「若竹汁」
筍本来の触感と香りを楽しむ料理にした。
それと「新玉ねぎのレモンドレッシング」と
「朝漬け白菜」を添えて
夕飯の完成。
〆のスイーツは「杵つき餅の豆大福」
いつもは使っていない自作の小鉢も出してきて
土佐煮を盛ってみた。
料亭風になって、とても映りがいい。
ほかにも青椒肉絲の器と
豆大福の器も自作のものにしてみた。
豆大福をのせるつもりは更々なかったが、
案外マンガン釉と酸化ナマコの組み合わせは
和菓子も受け入れてくれるようで
今後の作陶の際に参考になる。
筍料理の味付けは
出汁とおしょうゆベースのものと
豆板醬とオイスターソースの中華味とで
バラエティに富み、バランスがいい。
やはり全体には和食であっても
違う調味料のものがある方が
美味しく感じるから不思議なものだ。
写メして、筍をくださった友人に送ると
とても喜んでくれた。
明日は次女とデートの予定なので、
余った「筍ご飯」と「土佐煮」
「青椒肉絲」を持っていこうと
タッパーに詰めたところだ。
ひとり暮らしで、大きな筍を1から茹でる
なんてことはしないから喜んでくれるだろう。
彼女のおふくろの味になりますように。
季節を味わう幸せに感謝!
日本人に生まれてよかった!
0 件のコメント:
コメントを投稿