今日から陶芸展『卓』2024が始まった。
午前9時、神奈川県民ギャラリー前に集合し、
総勢21名で机の組み立て
セッティング、個々の飾りつけ、
ライティングなどが行われた。
お天気は爽やかな快晴。
「昨日のどしゃ降りと強風が
もし今日だったら本当にヤバかった」と、
会員が口々に言う中、
順調に物資が運び込まれ、
各人が持ち込んだ作品が
『卓』の上に組みあがっていった。
すでに古株になった私は
奥の部屋の設営係を仰せつかっていた。
メジャー片手に机の配置を決めてから、
みんなを部屋に誘導し、
自分に割り振られた机に次々と器を出した。
今回は2部屋の内、奥の部屋の奥から順に
入門が古い順に割り振られたので、
偶然にも私は奥の部屋のど真ん中の机になった。
今回の私の『卓』のコンセプトは
クリスマスの頃のホームパーティ。
「ガトーショコラを焼いたから」というタイトル。
昔から、ことあるごとに焼いてきた
ガトーショコラのホールケーキをのせる
大きなケーキトレイと
取り分け皿。
ティーポットとシュガー&クリーマー。
四葉のクローバー型のお皿や
家の形のクッキー入れなど
大小さまざまな器が並ぶ。
目玉は恐竜の卵というネーミングの
卵の形のボンボニエール。
いざ並べてみたらちょっと多過ぎたので、
ひとつ大振りの湯飲みをはずし
それでもかなりぎゅうぎゅうな感じで
テーブルに所狭しと
クリスマス仕様の食器が並んだ。
それぞれの人が
机のセッティングが終わり、
自由に眺める時間になり、
周囲を巡ってみると、
本当にみんな個性あふれる『卓』の出来上がり。
今回は
どの卓にも物語を感じるし、
それぞれの人となりがにじみ出ている。
私の卓も
あれもこれもと欲張りな人となりが
出てしまっているなと反省しつつ、
クリスマスの頃の心浮き立つ卓の感じは
出せたのではないかと自画自賛。
とにかく初日のセッティングを無事に終え、
午後には2名の友人が
時間をずらして来てくれたので
それぞれのアテンドをしてから帰宅した。
明日から、連日、お客様を迎え、
2024年の『卓』を楽しもうと思う。
ここ数日は
清々しい晴れが続くということなので
横浜の満開の薔薇を満喫しつつ、
展覧会のご案内をすることになるだろう。
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