2014年2月3日月曜日

豆まき初体験

 
 
 
 
 
 
今日は2月3日、
2月のはじめとも思えない温かな日和の中、
各地で節分の豆まきが行われた。
 
神奈川県鶴見にある総持寺大本山でも例年大勢の人がつめかけ
盛大に豆まきの法要が行われると知って、
年女として一生に一度ぐらい体験してみようかという気になった。
 
最初はその申込みの金額に少しびびったが、絵画教室のメンバーがふたりお伴に
ついてくれるというので、思い切って申し込むことにした。

豆まきというと、高みからお堂の周りに集まった人々に向け、豆を撒くという図が
思い浮かぶと思うが、
総持寺の場合は大祖堂という巨大な本堂の中で節分追儺式という法要を行った後、
本堂の中を練り歩きながら本堂の中の人に豆を撒くというスタイルだ。

本堂には約2000人の人が入れるので、まず、豆を買って整理券を手に入れ
早いもの順に中に入るらしい。
あらかじめ申し込んでいるお伴の人は別ルートで入り
一番前のいい席を陣取ることが出来る。

総持寺の場合、入れなかった大勢の人は本堂の外にいるので、
実際の豆まきの様子は見ることが出来ない。

年男・年女の豆撒き隊はかみしもを着せてもらい、後から入場するが
貴重品とカメラなどをお伴の人に事前に手渡すことが出来る。

今日のメインゲストは三遊亭円楽と、石原軍団の館ひろし・神田正樹と若手の3人、
三屋裕子と若いバレーボール選手2人、大和田伸也夫妻など。
昨年一昨年にゲストだった白鵬は今年は成田山に行ったらしく、
今年のゲストが小粒の感は否めない。
やっぱりこういう時、お相撲さんが入ると入らないとでは違うかも・・・。

しかし、ゲストはともあれ、
一体何人お坊さんがいるんだというような凄い人数のお坊さん達が居並ぶ中、
銅鑼や太鼓の音が鳴り響き、一番位の高いお坊様がにぎにぎしく登場し
年男・年女のお祓いを意味する節分の大法要が執り行われ、
そちらの方がど迫力で、興味津々だった。

その後、ゲストと年男・年女には三宝に乗った大きな升が手渡され、
だるまの絵がついた小袋に入った豆が大量に配られ、
それを練り歩きながら「福は内~」の声と共に撒く。

お伴の友人達も相当な数、豆を手に入れていたので、最後にお弁当をいただく時
私にも山分けしてもらった。
その数、40~50袋はあるので、大量ゲットだ。

他にもお祓いをしてもらった名入りのお札と、和菓子と日本酒
小さなだるまに大きな升、食べきれないような立派なお弁当、
総持寺オリジナルせんべいと桜茶
空くじ無しであたったホテルのビュッフェ・ランチの券二人分など
なかなかてんこ盛りなお土産をいただいて帰ってきた。

友人二人もおもしろかったと喜んでくれていたので、
人生そうそう何度も経験できないいい体験をしたのではと思っている。

節分とは今日をもって古い年が終わり、明日から新たに午年が始まるということ
らしいから、私にとって年女としての1年は明日からになる。
明日は夕方、個展の打ち合わせに美術評論家の先生と合うことになっている。
「こいつぁ、春から縁起がいいわい~」
ということになりますように。

年の数だけ豆をいただき、今日は早く寝るとしよう。



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