今年の初め、遂に次女が今働いている会社を辞める決心をし
そのタイミングを逃したら、もうなかなか行けないかもしれないということで
辞めたらニューヨークに旅行しようという話になった。
次女も私も美術系の仕事をしていながら、生まれてこの方
ニューヨークに行ったことがない。
ダンナはかつて転勤で住んでいたことがあるし、長女も2回遊びにいっている
のに、なぜ?と思いながらも、あまりに高い旅費に怖じ気づいて、今日まで
実現せずに来てしまった。
ツアー代金もニューヨークはダントツに高く、とりわけマンハッタンのホテルは
世界一宿泊料金が高い。
しかし、9月いっぱいで辞めさせてもらえることになった今、ようやくその夢が
実現の段取りになってきた。
今回は大昔のニューヨーカー(我がダンナ)を巻き込み、
次女と私の三人で行くことに。
その方がナビゲーター役としてもお財布としても助かるからだ。
が、いつもの友人とふたりで参加するツアー旅行と違って、自由旅行は
互いの意見や思惑がぶつかるので、すんなり一本化できずに大苦戦。
美術系女子の次女と私の意見や希望は大方の一致をみるものの
とりわけ、ダンナの考えや予算、フットワークの悪さにはほとほと閉口する。
かといって勝手に女子ふたりが暴走するわけにもいかず、
三者の意見調整をし一致をみるまでは何も始まらないので、
ここ1週間はじれったい日が続いていた。
本当に男ってへそ曲がりのあまのじゃくで始末が悪い。
結局、週末にひとり暮らしの次女を家に呼びつけ、夜中の3時までミーティングを
した結果、ようやく日程と旅行先の都市が決まった。
そして、月曜、火曜と2日も要して、やっとこさの思いでダンナに飛行機とホテルの
予約をしてもらうところまでこぎつけた。やれやれ・・・。
とはいえ、実際にいくのは10月半ばである。
飛行機とホテルは早いに越したことはないし、案外、いいものや安いものは
早くしないとなくなってしまう。
が、ここまでくれば、あとの中身はじっくりゆっくり考えても大丈夫だ。
ガイドブックをためつすがめつ眺め、行きたいところ、観たいもの、食べたいもの
など、リストアップし、地理的なものも考えながら旅行の予定表をつくるもの
自由旅行の大いなる楽しみのひとつだろう。
9泊11日のニューヨーク・ボストン旅行。
ニューヨークはマンハッタンのど真ん中にホテルをとったので、
どこへでも歩いて行けそうだ。
私にとっては、最初で最後になるだろうから、この際、有り金はたいて
刺激的な大人のニューヨークをエンジョイするつもり。
そして、そのインスパイヤーされた何かが作品に生かされ、新作ができることを
祈っている。
待ってろよ、ニューヨーク!
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