10月6日から、横浜市民ギャラリーで、通っている陶芸工房の展示会が行われる。
『横浜陶芸倶楽部 作陶展 「卓」 Vol.7
~開設20周年記念~
2015年10月6日(火)~12日(月)
陶芸工房を先生が開設なさって20年の記念展になる。
私がこちらの工房に通い出してからは3年9ヶ月なので、2回目の出品だ。
展示会は2年に1度のビエンナーレ方式なので、
工房のメンバーは2年間に作陶した作品の中から、コンセプトを決め、
選んだ何点かを、ひとり1卓のテーブルにセッティングして発表することになる。
テーブルは90㎝×60㎝のものを使用し、
ひとつでもふたつでも好きな大きさにして使うことが出来るので
私はふたつ希望して、90㎝×120㎝の大きさのテーブルに並べることにした。
今日はあまた出来ている2年分の作品の中から、
頭に思い描いていたものを、実際に使うテーブルクロスの上に並べ、
レイアウトを決める作業をした。
テーブルクロスはお抹茶グリーンに細かい青海波模様の和柄布を買ってきて
端をまつり縫いで整えた。
そこにオフホワイトのテーブルライナーを敷いて、
大皿類を並べるエリアと、
取り皿や湯呑みなどを並べるエリアとの違いを作るつもり。
コンセプトは
『お・も・て・な・し』
友人を何人かお呼びして、季節の和菓子、チョコにおせんべい、
お持たせのクッキーなどを、和洋折衷の器に自由に盛って、
おしゃべりを楽しもうというもの。
足付きの器や縞々模様・マーブル模様、柿の形の蓋ものなど
遊び心のある器たちをいくつか中央の列に並べ、
取り皿や湯呑みはシリーズ化されたお揃いのものを並べることにした。
3年半であれこれ試した結果、
自分の路線みたいなものが徐々に出来てきているので、
作品全体に一定のスタイルを感じていただけたらいいなと思っている。
まだまだ、思い通りの形に作陶できるわけでもないし、
狙ったように釉薬が焼き上がってくるわけでもない。
そこが面白いといえば面白いのだが、
そんなバラバラなものをいつまでも作っていてもしょうがないので、
陶器をみれば、私の作品だと一目で分かってもらえるようになりたい。
実際には次から次へと器を創って持ち帰っても、
家では邪魔者扱いされるだけで、居心地は悪いけれど、
自分らしい作品を創るということは、何によらずある程度以上の数をこなし、
家族の冷たい目にも耐え、
数多くの中から少しずつ自分らしさを見つけるしかない。
数多くの中から少しずつ自分らしさを見つけるしかない。
今日もダンナが出掛けているので、風呂敷ならぬテーブルクロスをひろげ
和室中に器をゴロゴロさせて、あれやこれやレイアウトを考えた。
出品を決めた器をまとめてみれば、布の大袋3つ分。
あまりの重さで、到底持ち歩いては駅さえたどりつけそうにないから、
搬出入の方法を考え直さなければ・・・。
搬出入の方法を考え直さなければ・・・。
残った器もあっちの食器棚、こっちのカップボードと
苦心惨憺して突っ込まなければ収まらない。
これで、展示会が終わって作品が戻ってきたらと思っただけでぞっとする。
これで、展示会が終わって作品が戻ってきたらと思っただけでぞっとする。
趣味のつもりが、いつのまにか趣味はだし。
出来映えは素人はだしとはいかず、素人なのに、困ったものだ。
まあ、同好の士がいて、2年に1度お披露目会があって、
それを機にワイワイやる。
役に立つようで役に立たないものを作って、
馬鹿だねえと笑い合う。
そんな人間関係が楽しくてやっているのかもしれない。
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