12月に入ると、毎日のように
「これで今年最後の・・・」というフレーズで表現する出来事が続く。
今日は「今年最後の絵画教室とメンバーとの忘年会」だった。
昨日は「今年最後の『何でも裏打ち教室』」だったし、
一昨日は「今年最後のシポリンワーク」だった。
また、先週は土曜日が「今年最後の陶芸教室」だったし、
その前は「今年最後の歌舞伎座公演」だった。
そうして、今週の土曜日に「今年最後のお茶のお稽古と忘年会」を済ませると、
後は本当に大掃除とかお正月準備のような家の中のことばかりになる。
先週は大量の年賀状も制作していて、
すべて木版画で摺り、
宛名書きや添え文も手書きと決めているので、
この大仕事が終わると、心の底から年の終わりを実感する。
昨今は手書きどころか年賀状そのものもなくなりつつあると聞いているし、
私も年に1度も合わない人や、
顔も忘れちゃったような昔の知り合いに、
一体いつまで出し続けるんだろうと思うのだが、
これが、なかなか断ち切れない。
手作り版画も辞めて印刷にしてもよさそうだが、
そこも木版画家だしという意地のようなものが邪魔している。
宛名書きもみんなとっくに宛名書きソフトに入力しているけど、
表が手作りなのに、裏が印刷じゃあという、そこにも意地がある。
毎年毎年、同じことに逡巡し、文句をたれて、
ブツブツ言いながら手作りする、
これが「今年最後の版画作り」ということになる。
それにしても今年は喪中はがきが15枚もきて、ビックリした。
皆さん、親御さんを80代か90代で亡くされた方ばかり。
友人本人という喪中はがきがなかったのがせめてもと言えるだろう。
で、本日は「今年最後の絵画教室」でカレンダーを組み立て、
それを大きな袋に入れて、
いつものように生麦のキリンビバレッジのレストランへと向かった。
夏の暑気払いの会もここなので、年に2度はきていることになるが、
今回はメニューが一新されていた。
定番の「ソーセージ盛り合わせ」でさえ、以前とは違う種類が加わっていて、
しかも相変わらずの美味しさなのは嬉しかった。
結局、新しいメニューの中からは「和風アヒージョ」と
「イカフライ入り彩りサラダ」を注文したので、
私達が今までにトライしたメニューのラインナップも相当な数になった。
そして、もちろん出来たての「一番搾り」はいつ飲んでも絶品で、
「今年最後のビール」はこれで決まりということになるだろう。
こうして1年があっという間に過ぎゆき、
また、新しい年が幕を開ける。
どんな年が始まるのか、
特別な予定のない2019年ではあるが、
健康に穏やかに過ごせればと思う。
イノシシ年とはいえ、
猪突猛進ではなく、
版画制作・心理カウンセリング・お茶・陶芸・孫の料理当番、
いずれも楽しんでバランスよく手がけられればと願っている。
まずは年内、
苦手なすす払いと風呂磨きとキッチンのベタベタ撃退が待っている。
あ~ぁ。
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