2024年7月7日日曜日

アーティスチックな週末

 










7月に入って最初の週末は
土曜日が陶芸の作陶、
日曜日が版画のトレぺ原画制作と、
なかなかアーティスティックな週末だった。

土曜日の午前はカウンセリングが入っておらず
陶芸の友人Aさんと珍しくランチをご一緒し、
その後、いつもの時間に工房に向かった。

とにかく急激に猛暑がやってきて
口を開けば「暑い、暑い」の言葉しかないので
駅前のパリカールというインド人がやっている
カレー屋さんで
スパイシィなカレーセットを食べることにした。
私はマトンとシーフードの2種類と
ナンとマンゴラッシーのセット。
更にナンをチーズナンにしたので
ボリューム満点だ。

インドは常夏の国なので、
日本の猛暑の夏に食べるには最適。
辛さも10段階の6にして
いつもよりやや辛くしてみたが、丁度よかった。

Aさんはブログの感想をすぐに寄せてくれたり、
定期的に会っているので
かなりおしゃべりはしていると思うが、
さすがに作陶をしながらでは
べらべらしゃべり倒すわけにもいかないので、
食事をしながらのおしゃべりは、
積もる話がたくさんできて楽しかった。

その後、1時半からは真剣に粘土と向かい合い、
私は注文を受けていた大振りの湯飲みを
時間いっぱいまで作り続けた。

例のおばあさまに
最低でも5つは欲しいと言われていたので、
まずは5つ。
その後、時計と相談しながら
もう3つ。
計8個の湯飲みを作陶した。

大体みんなはひとつかふたつぐらいを作陶し
1回の作業を終えるので、
いつのまにか8個も作った私を見て、
半ば呆れ顔なのはいつものこと。
私は
「今日は受注生産なので、量産体制なの」と
言い訳した。

ひとり帰り、一組(親子)帰りして
4時過ぎには私ひとりが工房に取り残されたが、
キリのいいところまでやらないと
ゲージが狂うといって
同じグラム数でも違う大きさのものが出来、
揃いの数茶碗にならなくなるので、
粘土3個使い切るまで居残って頑張った。

最後は
大量に焼きあがってきた本焼き済みの器を
新聞紙で包み、
エコバッグに詰め込んで工房を出ると
どこかで雷が鳴って
ポツポツと雨が降り出した。

本格的に降ってしまうと
最寄り駅のタクシー乗り場に長蛇の列が
出来てしまうので、
重いバッグを肩に担ぎ上げ、
傘もささずに駅まで走った。

そんな陶芸家の1日だったのが土曜日。

日曜日の今日は
午前中にカウンセリングが入っていたので、
まずはセッションルームに出かけた。

女性限定と謳っているのに、
なぜか来ることになって久しい男性の
歯医者さん。

お休みは木曜か土曜の午後か、
日曜日しかないので、
木・土の午後が合わなければ、
結局、彼に合わせて私が日曜出勤になる。

帰りにランチ用のお弁当と
夜用に餃子の材料を買い込んで帰宅し、
午後からは版画家モードのスイッチをオン。

6月下旬に鎌倉に取材に行ったむくげと
蓮の花を使った原画大小4点分を
トレッシングペーパーにトレースし、
トレぺ原画と呼ばれるものを作成した。

BGMには大好きなサザンをかけ、
桑田さんの色っぽい歌声に背中を押してもらい
内心、エロい歌詞が多いなと改めて思いながら
せっせとトレぺに原画をトレースしていった。

CDを1枚聴き終わると約1時間かかるので、
3回かけたので、
前後のいくばくかと合わせて
3時間半ほど机にしがみついていたことになる。

昨日の作陶も3時間半、
今日のトレースも3時間半、
今の私の集中力は3時間半が限界らしく
終わると喉がカラカラ、
腰がギシギシ、
目がしょぼしょぼする。

それでも、昨日も今日もちゃんと夕飯は
メインの肉料理の他に小鉢を3つと汁物を
作っているので、
頑張っている方だと思う。
もちろん、本日のメインは餃子だ。

ウルトラマンだって3分しかもたないんだから
3時間半は上等上等。
誰も褒めてくれないので
自分で自分を褒めた。

きっと明日、このブログに気づいてくれた
整体のY先生が
「萩原さん、頑張りすぎですよ」と
褒めながら、優しくたしなめてくれるだろう。

今の私は頑張った証の首や肩や腰の凝りを
整体の先生にほぐしてもらうのが
何よりの癒しなのである。

更に明日の午前中は
新しいHPのインストールを
担当のKさんにお願いしているので、
「代表、よくお分かりの方ですよ。では、
しっかりご説明しますね」とおだてながら
手取り足取り、インターネットに弱い私を
優しくナビしてくれるだろう。

カウンセラーや先生業やアーティスト業で
使った神経や肉体を
チームKIMINOのメンバーに癒してもらうのが
何よりの歓びになっている
今日この頃の私である。


















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