誕生日当日。
家族がお祝いのディナーをセッティングしてくれた。
ちょうど1年前、区切りの誕生日、
私が大騒ぎして
1度は行きたかったジョエル・ロブションで
家族4人揃って、お誕生日会を開いてもらった。
早いものであれから丸1年。
あっという間の1年間だった。
今年は区切りの歳ではないので
子持ちの長女は抜きで
身軽な3人でのディナーとなった。
横浜にある
『シェ・フルール横濱』
我が家のお気に入りのフレンチレストランだ。
お気に入りといっても
ちょいちょい行けるようなところではないので
記念日的な時に何度か行っただけであるが…。
前回はダンナが海外転勤になる直前の壮行会
だったので、
それこそ早10年の月日が流れた。
それでもここのスタイルは健在で
和のテイストを取り入れた本格フレンチだ。
和のテイストとは
食器のセレクションに始まり、
ふんだんに使われている和の食材を示しており、
春は春野菜がたくさん出てくる時期なので
どのプレートにも数えきれない春野菜が
使われていてとても華やかだった。
特にこのレストランの定番
季節のオードブルの盛り合わせは
写真の9マスの箱型の器に盛られて
出てくるので
9品のお料理ということになる。
『白レバーのテリーヌ
屋久島タンカンのマーマレード』
『信州サーモンのスモーク』
『九十九島産地蛤のブルギニョン風』
『和牛頬肉の赤ワイン煮込み』
『筍の蕗味噌焼き』
『新玉ねぎのムース』
『クリスティアン』
『オマール海老のフラン』
『アスパラガスのスープ』
以上9品が箱の中で輝いていた。
その箱のお料理を食べただけで
早くもお腹はいい感じだったが、
そこからがいよいよ本番。
『鮮魚3種のカルパッチョ』
『真鯛の編み笠焼きのアスパラソース』
『ほうじ茶のグラニテ』を挟んで
『岩手産鴨肉のロースト オレンジソース』
もはや苦しい。
動けそうにない。
そして、バースデープレート付き
スイーツ
名前は分からないが杏仁豆腐をベースに
抹茶味、イチゴ味などの幾重にも重なった
ムースと苺
飴細工の蓋をスプーンで割っていただく。
お誕生日の人には
飴細工のドームの上にろうそくが灯され
お皿にチョコレートのお祝いのネーム。
各テーブルにひとりはお誕生日の人がいるらしく
あちらこちらで
細いキャンドルの灯が揺れいている。
みんなこのレストランは
記念日になら来られると
心待ちにしていたのだと思う。
ホールのスタッフもそのあたりは心得ていて
お誕生日プレートが運ばれた後には
何枚も写真を撮るお手伝いをしてくれる。
私達もご多聞にもれず
何枚も撮ってもらい、
次女からも送信されたけど、
何だか私はお疲れモード。
ここのところの忙しさで疲れがピーク。
食欲だけはまだあるけど、
写真は正直なので
歳には抗えないとつくづく思う今日この頃。
まだこれからPC執筆を始める大事なこの時期、
娘たちから「行動半径を少しは縮めるように」
「予定は絞るように」と警告を受けているので
ひとつ歳もとったことだし
自重しなければと思う
○○歳の誕生日の夜だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿