2025年9月14日日曜日

新作版画 次のステージ

 




3連休の2日目。
1日中、家に籠ってハスの葉っぱの下絵を
描いていた。

ダイエット月間と銘うった私の8月は
完全に木版画の新作の平彫りとカーブスに
明け暮れた。

幸いというか残念なことにというか
8月は暑すぎたせいか
カウンセリングの件数が少なく、
その上、入っていたものまで
何件かキャンセルまでされてしまった。
お財布事情は厳しくなったが
もう覚悟を決めて彫りの作業に徹するしかない。

その甲斐あって
大きな作品2点分の平彫り部分はすべて
ミッション・クリアできた。
その上、カーブスにはひと月で18回も通った。

そして、9月に突入。
9月はパティシエ学校の学生に課した
習熟度テストが2日に行われ、
その解答用紙が3日には家に届いた。

毎年、この時期はその採点に追われる。

このテスト「全く誰がこんな点数をつけるのが
めんどくさい記述論述式のテストにしたんだ」
「そうかお前か!」と
ノリツッコミをしながらの採点になる。

就職対策講座のテストなので、
どうしても「自己PR」やら「志望動機」を
書かせると
記述論述式にならざるを得ず
それにただ〇✕をつけるだけではなく
1枚ずつ1問ずつにコメントを書き入れるので
非常に採点に時間がかかるのだ。

というわけで9月の第2週は丸4~5日も
採点に時間を取られ、クタクタだ。
そして、なぜかカウンセリング数も復活。
なのに
相変わらずの暑さの上に湿度が高く、
本当に不快指数が高い。

と、2週目は文句の多い週だったけど、
月の半ば、今日から
ようやく版画の次のステージに取りかかることが
できた。

次なるステージとは、
平彫りの終わった版の内、2版目を重ねる部分の
下絵を水彩画で描くという作業だ。

今日はその内のハスの葉っぱの葉脈を
黒い水彩絵の具で面相筆を使って描いた。

このパートは描くように彫るための下絵なので、
作家の気持ちを表現する重要な部分。
気持ちよく彫るためのガイドになる線を
抑揚をつけて描いていく。

トレッシングペーパーの原画ではこの部分は
5mmのボールペンでなぞった均一の線なので
抑揚はついていない。

それに太さの強弱をつけることで
「私のハスの葉」になっていくわけだから、
この部分は彫る上でとても重要な下絵になる。

朝から夕方まで、アトリエに座り込み、
3時半からは大相撲の初日の様子を横目で見つつ、
なんとかハスの葉の作品2枚分を描き終えた。

昨日から、世界陸上も始まったので、
今週はあつちもこっちも見ながらなので忙しい。

世界陸上はこの蒸し暑い東京の夏、
選手は倒れたりふらついたりしながら
頑張っている。

私も脳が虚血状態になりかかっているのを
感じながら、
倒れる前に水分補給を怠らず、
時折、立ってストレッチなど差しはさんで
作業した。

今日からは大相撲初日、
友人Aさんの推し「友風」と私の推し「大の里」は
白星発進できた。
今場所も一喜一憂しながら過ごす15日間が
始まった。

明後日は両国国技館まで行って
相撲観戦の予定なので、
横綱になった大の里を生で見ることが出来る。

チケットは完売で当日売りはないという
盛況ぶり。
本当にいつもチケットを取ってくださっている
Aさんには感謝感激!である。

先週は推しの「聖矢君」のピアノを聴いたし
今週は推しの「大の里」の相撲を観られる。

こんな風に自分に飴とムチを与えながら
いくつかのわらじを履き替えつつ
毎日、頑張っているのである。







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