2015年も早3月。
毎年のことながら、年が明けてここまでが早い。
今年の冬は一軒家にひとり暮らしになったせいか、
例年にも増して、寒さが身に染みる上に、
先週から、花粉症の症状も顕著に表れている。
そんな中、2月10日頃から始まった左肩から腕への痛みが
いつまでたっても治らない。
痛みは首と肩に始まり、徐々に下に下がり、肘のところで2週間以上とどまり、
24時間ジクジク、ビンビン痛んでいる。
肘の上を輪ゴムで止めたような感覚で、
肘から指先までしびれているし、鬱血したような感じだ。
かつて、利き手ではない方の手がこんなに痛んだことがないので、
原因が分からず、
整体では神経痛と診断され、施術をうけているのにも関わらず、
一向に治る気配がないのはイライラする。
今年の大学院の同級生の年賀状に、「ひどい腱鞘炎でビュラン(銅販の道具)が
まったく持てなくなり、年賀状も遂にコピーになってしまった」と書いてあったが、
他人事ではない。
この時は「おやおや大変だ」と対岸の火事のように思っていたが、
ここまで痛みが引かないなんて、想定外だ。
とはいえ、個展まであと1ヶ月半。
これから作品2点の試し摺りと本摺りが残っているし、
来週あたり届く案内状の莫大な量の宛名書きもある。
幸い利き手は痛んでいないので、
週末は左手と相談しながら、作業を進めることにした。
昨日今日と恐る恐る試し摺りをとり、
絵の具が不足しそうなので、蒲田のユザワヤへ冷たい雨の中を買い出しに。
和紙を湿し、絵の具の調合をし、いざ本摺りへ。
すべての工程を丸2日間、48時間の時間の中で
2時間ぐらい作業しては2~3時間休み、
また、作業しては休むという塩梅で何とか本摺り7枚を仕上げた。
使っているのは右手でも、どういうわけか左手の痛みは悪化する。
その度に布団に突っ伏して左肘を抱え込みながらひとりもだえ、叫ぶ。
もんだり温めたりしながら、だましだまし何とか摺り終え、
今はただただ明日の整体予約が待ち遠しい。
体を痛めて引退か。
運動選手でなくとも、絵描き達でもそういう人はたくさんいる。
有名どころでは
ルノワールも晩年は絵筆を腕にくくりつけて描いていたと言われている。
今は自分の体が思うように動かないもどかしさがじれったいが、
何としても治して、4月の個展を笑顔で迎えたいと願っている。
さあ、頼みの綱の整体の先生、
がんばって!!
頼んまっせ。
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