明日から第17回目の紫陽花展が始まる。
今日は夕方、画廊に作家達が集合して、展示が行われた。
場所は関内駅前にあるCERTEの3階、その名も『GALERIA CERTE』
昨年から、こちらの画廊に展示会場を移しての開催だ。
しかも、昨年までの7名のメンバーの内、3名が脱退したため、
新たなメンバー3名を迎えての展覧会となり、
今までとは趣がガラリと変わった展示になった。
相変わらず版画家で参加しているのは私ひとり。
日本画1名と油絵2名が抜け、同じく日本画1名と油絵2名が新メンバーに加わった。
しかし、絵肌は今までのメンバーとだいぶ違うし、
テーマもテイストも違うので、当然、会場全体の雰囲気が相当変わった気がする。
夕方4時過ぎ、メンバーが三三五五集まってきて、
すでに箱から出され、画廊のオーナーによって適当に並べられた作品を眺め、
配置をどうするかみんなで検討する。
自分の作品がどの壁になるかとかなりたいかという思惑もあるとは思うが、
それより、全体の配置として、隣同志の作品が相乗効果をもたらす配置を
みんなの感性で決めていく。
そのあたり、誰かが1番いい場所取りのために自己主張するといった
醜い争いがないあたりが、この会を17年も存続させてきたいいところだろう。
今年もメンバーが入れ替わったにも関わらず、
何のトラブルもなく、スムーズに位置取りが決定し、
私の作品達は昨年同様、ギャラリーの外から見える2面の壁と決まった。
人物を描いていたメンバーが抜け、ちょっと寂しいが、
代わりに力強い山や建物の人、真っ赤でダイナミックな花の絵の人など、
今までと違うタイプの絵が会場に並んで、華やかだ。
明日のオープニング・パーティには毎年いらしている常連さん達が
来て下さるだろう。
新しい紫陽花展にどんな感想を言ってくださるか楽しみだ。
『紫陽花展』というチームにもメンバー交代の大きな転機がやってきて、
新しい風が吹き込まれた。
旧メンバーのひとりとしては、新たな風を刺激に、
リフレッシュして次なる作品に取り組めたらと願っている。
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