2017年元旦、美しい日の出と共に、清々しい朝を迎えた。
我が家はダンナがバンコクにおり、長女が昨年、結婚していないので、
次女と私のふたりきりの元旦の朝だ。
それでも、ほぼ例年通り、手抜き無しのおせち料理を作った。
どれも少なくていいと考えていたところ、
長女が午後から婿さんと一緒に親族会に参加するついでに、
帰りにおせち料理分けてねと言ってきたので、
例年と同じ分量を作ることにした。
次女の選ぶ我が家のおせちベスト3は
「数の子」「黒豆」「たつくり」だとか。
今年の松前漬けは景気よく日本酒をドボドボ入れてしまった結果、
お酒が強すぎて、日本酒のアテみたいになってしまったので、
選外に・・・。
しかし、選ばれた三品は自慢の一品で、
数の子の付け汁のだしを利かせた味付け、
黒豆の甘さ加減と、しわひとつない照りと柔らかさ、
アーモンドスライスと共に、甘いたれをからめた香ばしいたつくりは、
おふくろの味として、毎年作り続けて守りたい味だ。
また、今年の新顔は「京風なます」
聖護院かぶらを千枚漬けの要領でスライスし、しんなりさせ、
中に京にんじんの千六本を偲ばせ、二つ折りにしたもの。
中の京にんじんの赤がかぶらから透けて見え、
上から散らしたゆずが香しいアクセント。
味付けはなますなので、甘酢に漬けてある。
本当はこれの他に「お雑煮」があるのだが、
いつものことながら、写真の料理をひととおり食べたところですでに満腹。
お昼になっても、お腹に空きは出来ず、
午後3時には親族が集まり、夜10時までパーティ料理を食べ続けるという、
例年通りの飽食の親族会が行われたため、
遂には元日中にお雑煮を食べずに終わるという結果に・・・。
というわけで、せっかくついたお餅の出番は今日はなかった。
親族会で出した料理の数々は、また、明日。
今日はこれにて、失礼します。
本年もよろしくお願いいたします。
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