2016年12月28日水曜日

あと四つ寝るとお正月

 
 
 
 
12月28日は仕事納めの企業が多い。
クリスマスだった先週末が終わり、月曜日から3日間だけ会社に行って、
もう次の週末はお正月というわけだ。
 
私は会社に勤めているわけではないから、
今週に入って早くも気分はお正月準備だったのだが、
そうはいっても、あまり早くに野菜や生ものを買うわけにもいかないし、
お正月用の花も月曜日から買い込んでは三が日、持たない可能性も高い。
 
そこで、花屋さんに聞いた最後の仕入れ日の28日から
本格的な正月準備に取りかかることにした。
 
朝イチにヘアーカラーをしてもらうために今年最後の美容院に行ったついでに
最寄り駅にある数件の花屋さんを覗いて、
リビングに飾る花をどれにするか見て廻った。
 
結果、大好きなグロリオサと大王松と
名前は分からないが南天より大粒の赤い実がなっている枝ものをチョイス。
それを引き立てるポンポンみたいなまん丸い白菊と南天なども求め、
いそいそと家に帰ってきた。
 
毎週のように見ていた『プレバト』で学んだ生け花とアレンジメントの違いを
今年はちゃんと出せるか
これが今回のテーマだ。
 
シンメトリーに活けてしまうとアレンジメントになってしまうということなので、
なるべくアシンメトリーになるようにし、
前後左右から見ても立体感があり、
高さや奥行きなどに変化をつけ、動きを出す。
 
てな感じに活けてみたのが今回の花だ。
假屋崎さんは何というか分からないが、自分ではなかなか良いのではと思っている。
 
そして、
玄関ドアの飾りと門松を立てると気分も上がり、「さあ、いくぞ」とスイッチが入る。
 
先ず、昨日から浸してあったモチ米を蒸して、ついて、お餅を作る。
つくといっても臼があるわけではない。
いつもこの時期だけ登場する餅つき機の出番だ。
本当はパン焼き器なのだが、パンを焼いていたのは買った年だけ。
今では暮れにしか活躍の場がない可哀想な奴。
 
でも、どこの家にもそんな家電のひとつやふたつあるのではないだろうか。
 
お餅を丸め終わると、次は小豆を煮る。
というか、このブログをアップしている最中に
小豆はコトコトコトコトぜんざいに変身中だ。
 
まだ、柔らかく煮えていないので、砂糖は入っていない。
だから、ぜんざいというより、茹で小豆というべきか。
 
この後は、今日から数の子を塩水につけ、塩出しを3日間かけて行い、
大晦日に出汁に漬ける予定だし、
夜には黒豆用の煮汁を作り、一晩黒豆を浸して、
明日、黒豆を半日かけて煮るつもり。
 
甘口の好物と、魚介系好物がこれで出揃うので、
辛口の好物として、松前漬けのするめと利尻昆布をキッチンばさみで切る作業が
本日、まだ、残っている。
 
2017年の元旦は次女とふたりだけの寂しいお正月なので、
こざっぱりと済ませようかと思っていたら、
新婚の長女が「おせち料理もしっかり作ってね。取りに行くから」と、
ちゃっかりアテにされてしまった。
 
そんな料理好きでない嫁と結婚してしまったことを婿殿に後悔させないためにも、
母は不肖の娘の尻ぬぐいをせざるを得まい。
 
実家のおせち料理を楽しみにしてくれていると思えば、作りがいもある。
そう思い直して、例年通り頑張ろうと思う平野レミ、
いや、萩原キミノなのである。
(字面もバタバタしているところも、ちょっと似てる)

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