ようやく初孫が誕生した。
五月晴れの5月下旬に産まれる予定が、遅れに遅れて、
梅雨入りの6月7日生まれになった。
3114グラムのパパ似の女の子である。
予定日を過ぎても、なかなか降りてきてくれない赤ちゃんに業を煮やして、
娘は6日の日から入院し、点滴で陣痛を促していたのだが、
陣痛そのものは順調に始まったのに、最後にトラブって、
相当な難産になってしまったようだ。
私は分娩室には入れないので、後から聞いた話では、
お腹の中で横向きになったまま、うまく降りて来られないベイビーを、
助産師3人が上から馬乗りになって押し出し、医師2人が引っ張り出すという形で、
娘はあまりの痛さに気絶寸前だったとか。
私が分娩室に入れてもらって面会出来た時も、娘はまだ痛みで唸っていた。
一方、生まれたベイビーは実におとなしく、
何ごともなかったかのようにスースー寝ていて、
パパが抱いても、私が抱いても、静かなものだ。
産むのは苦労はしたけど、「寝る子は育つ」系のベイビーかも。
娘は痛み止めを飲んで個室に移ってからは、徐々に痛みも引いて落ちついたので、
撮れたての写真を添付して、家族にLINEで誕生を報告したら、
「俺は生まれてからゆっくり見に行くよ」と言っていたウチのダンナが、
慌てた様子で「今から行く」と言ってきた。
カメラを片手に車を飛ばしてきたらしく、ソックスもはかず、着の身着のまま。
明日以降にしかこないのかと思っていたけど、
写真を見せられ、じぃじの血が騒いだらしい。
病室で娘と孫をカメラに収めているところを、
珍しい光景とばかり、私もパチリ。
ふだん何かと私の大騒ぎを冷ややかに見ているくせに、
内心、やっぱり嬉しいみたいだ。
それにしても、ベイビーはパパに似ていて笑える。
パパ似の女の子は幸せになると、友人が慰めのメールをくれたけど、
どうなの?
せめてカメラを向けたときに目をつぶるのだけはパパに似ませんように。
我が家は写真写りの悪い子は認めませんから・・・。
とにかく、娘のお産が大変すぎて、自分も同じ経験をしてきたはずなのに、
側で見ていて、とっても疲れてしまった。
女性は偉大なり。
母は強し・・・である。
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