今日は朝早くからダンナがヨットに乗りに出掛けたので、家で一人きりで過ごしている。
休日だということもあり、いつもより遅めに起きて、
のんびりご飯を食べ、
のんびり「今日は何をしようかな」と考えた。
たまにこういう日がないと、貧乏性の私でもすり減ってしまうので、
あえて予定のない日を時々設けることにしている。
とはいえ、何かを始めないとそわそわしてしまうのが、
貧乏性の貧乏性たる所以で、
朝食が終わる頃には、バレンタインデー用にガトーショコラを焼こうと決めた。
実は3連休に大阪から婿さんのご両親が来て、品川で会う時に渡そうと、
すでに1台分のガトーショコラは、先週末に焼いてある。
いつもなら、ハートのケーキ型に入れて焼く生地を、
パウンド型2本に分けて入れて焼くことで、1本で8切れ、2本なので16切れの
焼き菓子風ガトーショコラが出来ている。
それを100均で買ったオシャレな袋に入れ、ビニタイで止めると、
可愛い個包装が出来上がる。
そのうちの4個ずつを昨日、お母さん達と娘達夫婦に渡したので、
まだ、家には1本分のパウンド型ガトーショコラが残っている。
今日は更にもう2本のパウンド型を焼いて、16切れ作り、
明日あさってに会う人達に友チョコとして配ろうと思うのだ。
バレンタインデーだからと言って、告白したいような男性もいないし、
ヨットに出掛けたダンナには残ればあげようという程度なので、
ドサッと誰かに丸々重い愛を届けるというより、
今年は友チョコにしてみんなで食べようという趣向だ。
今、このブログアップの時間は本日焼いた2本のあら熱を取っているところ。
すっかり冷めたら、粉糖をまぶし、カットして、個包装にするつもり。
そして、夕方までの時間は、
最近、カウンセリングに見えているクライアントさんのために、
発達障害についての勉強にあてることにした。
通常、私は認知行動療法を用いた心理カウンセリングを行っており、
必要とあらば、空椅子の技法という心理療法を併用してセッションをしている。
しかし、時には専門外の知識が必要なこともあるし、
あいまいな知識のままに、いいナビゲーションができないといけないので、
クライアントさんの状態や状況を正確に把握するために
時には復習が必要になる。
生まれながらに持っている脳の機能障害のように、
単に性格や環境の問題として理解しようとしても、
それだけでは片付けられない問題を抱えているのではないか、
見極めることが求められている。
「あ~、ここが骨折していますね」とか「どこどこに癌が見つかりました」みたいに
目やCT画像に写ったりしないので、難しい。
心のガサガサは「ガトーショコラでも食べて、ほっこりしませんか」で癒されるけど、
脳の機能障害となると、そんなに簡単じゃない。
逆にいうと、
カウンセラーとしてはそれを軽々に判断して相手に伝えるのはもっとよくない。
だから、慎重に資料を読み返したり、
セッション内容を吟味しなければならない。
これはなかなか、脳みそが疲れる作業だ。
そんな時こそ、ガトーショコラが効果的。
作りたての個包装を開いて、香り豊かなコーヒーと共にいただくことにしよう!
今回の出来具合はどうかな?
「あ~、美味しい。私って天才かも」と
自分を褒めてあげるもの、認知的ストレスコーピングなのである。
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