品川区の保育園の入園許可に関する通知が、今日、届くという。
もし、受け入れ先がなかった場合、
手当たり次第に電話をかけまくらなければいけないとかで、
娘のところから、私にもベビーシッター要請が入った。
ちょうど1年前、川崎に住んでいた娘は、
子どもが生まれてからでは遅すぎるというので、
保育園事情をいろいろ調べた上で、品川区に引越をした。
その後、6月始めに子どもは無事生まれたが、
生まれる前から大きなお腹で近隣の保育園の見学に行き、
何ヵ所かよさそうな園を選んで、区役所に希望を届け出ていた。
娘はこの4月から産休明けの仕事復帰を目指しているので、
志帆は生後10ヶ月、つまり、0歳児保育の枠で応募していたのだが・・・。
その合否の判定が書かれた文書が今日、届く。
何時頃、手紙類が配達されるか分からないので、
私は10時半ぐらいに着くよう、家を出たのだが、
着くと、志帆は私の顔を判別して、ニコニコとご機嫌な顔つきで迎えてくれた。
しかも、一昨日から急に前に向かってハイハイができるようになったとかで、
奇声を上げながら、一生懸命、前に進もうと足をジタバタさせている。
これは動画に撮らなくてはと大騒ぎしていると、
マンションのすぐ上の階に住んでいる娘のお友達からメールが来て、
「保育園の通知、今、届いたわよ」とおしえてくれた。
上の階のお友達も1歳児の男の子がいて、
同じように昨年3月に、新築マンションに移ってきたのだという。
3階建ての小さなマンションは同じような赤ちゃん連れの世帯が4組もいて、
この1年、情報交換をしながら、仲良く暮らしてきた。
内ひとりは仕事復帰はしないと決め、4月から幼稚園を選択、
もうひとりは一昨年1年休職していたせいで、早くに保育園の入園許可がおり、
マンションから1分の古い区立の保育園に決まっていた。
娘はその保育園を第1希望にし、その他、第6か第7かぐらいまで希望を出し、
今日の結果を待つこと、半年以上。
それでも受け入れ先がなく、すべて不合格になることもあるとか・・・。
そうしたら、例の「保育園、落ちた!日本、死ね!」である。
しかし、メールをもらって、階下に通知を取りに行き、
おそるおそる開封してみると、
何と、第2希望ではあるが、保育園の入園許可書なる通知が入っていた。
場所は家から駅までの途中にある小規模保育園で、
園庭がないのが玉にキズだが、園長先生の感じがいい、きれいな保育園だとか。
見学の時に見た食事がいいのも気に入って、第2希望にしたらしい。
とにかく、隣の駅の保育園とか、駅と反対方向の保育園に決まったら、
すぐに電動自転車を買わなければと思っていたらしいが、
その必要もなさそうだ。
しかも、同じマンションの1歳児で申し込んでいたお友達のお子さんも、
同じ保育園に決まったという。
ヤレヤレ、お疲れ様。
いい結果で、まずは一安心。
これで、いろいろ具体的に動くことが出来る。
当の本人はそんなことにはお構いなく、
すっかりご機嫌麗しく、満面の笑みを浮かべ、終始、奇声を上げつつ、
手当たり次第にモノを口に入れ、活発に動き回っている。
実際に保育園に通い出す頃には、つかまり立ちはおろか、
歩きだしているかもしれない。
日本社会の歪んだ構図、少子化と保育園問題など、
大人の事情に負けることなく、
志帆にはすくすく育って欲しいものだ。
今はシャンシャンのようにむっちむちだけど、
歩きだしたら少しはシュッとなるかなと信じて・・・。
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