北風ピューピューの夕べ、
ダンナの誕生会と称して、
元町のイタリアン「Rio's」でディナー。
初めて行くレストランだったけど、とっても美味しかった。
テーブル6卓の小さなお店なのに、
聞いたこともないようなイタリアンの素材をたくさん扱っていて、
メニューも豊富だ。
次女が予約をしてくれたので、席だけは確保しておいたのだが、
常連さんで満席という感じで、
今どき夜2回転の人気店らしい。
途中で大坂なおみ優勝のニュースが飛び込んできたせいもあって、
店内中がウキウキした雰囲気で、
ダンナのご機嫌も上機嫌。
お食事はジビエ料理のエゾ鹿をメインに
シェフお任せのコースを注文し、
ダンナが好きなワインを選んで、祝宴は始まった。
長女は子育て真っ最中なので、
次女と私達3人だけの誕生会だ。
私は足かけ3日かけてようやく完成した本摺りが終わったところだったので、
内心、「本摺り、お疲れ様!」と自分にご褒美という意味も相まって、
とりわけワインが五臓六腑に染み渡った。
コースの内容もバッチリで、
生ハムや珍しいチーズ、
野菜のトマト煮込みなどがのった盛り合わせも良かったし、
メインのエゾ鹿も滋味深くて、とても柔らかく、
バルサミコのソースとの相性もバッチリだった。
パスタの中に使ってあったお肉は豚のほほ肉の塩漬けだとかで、
初めて食べた食感と凝縮された旨みが美味しかった。
最後のバースデイ・プレートには
お店のデザート全部のせがダンナには提供され、
イタリア語で「お誕生日おめでとうパパ」と書かれてあった。
食事中に写真を撮るのを良しとしないダンナだったが、
「お誕生日プレート」を手に、両手に花の記念写真には応じて、
例によって照れくさいのか、タイミングが悪いのか、
肝心の時には目をつぶるといういつもの写真が撮れた。
家族が結婚したり、独立したり、歳をとったりと、
だんだん一緒に外で食事をすることもなくなりつつあるけど、
やっぱりたまにはこういうディナーもしないとね。
そう思った、外は極寒なれど、心温まる一夜でした。
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