2019年1月27日日曜日

ダンナの誕生会

 
 
 
 
 
北風ピューピューの夕べ、
ダンナの誕生会と称して、
元町のイタリアン「Rio's」でディナー。
 
初めて行くレストランだったけど、とっても美味しかった。
 
テーブル6卓の小さなお店なのに、
聞いたこともないようなイタリアンの素材をたくさん扱っていて、
メニューも豊富だ。
 
次女が予約をしてくれたので、席だけは確保しておいたのだが、
常連さんで満席という感じで、
今どき夜2回転の人気店らしい。
 
途中で大坂なおみ優勝のニュースが飛び込んできたせいもあって、
店内中がウキウキした雰囲気で、
ダンナのご機嫌も上機嫌。
 
お食事はジビエ料理のエゾ鹿をメインに
シェフお任せのコースを注文し、
ダンナが好きなワインを選んで、祝宴は始まった。
 
長女は子育て真っ最中なので、
次女と私達3人だけの誕生会だ。
 
私は足かけ3日かけてようやく完成した本摺りが終わったところだったので、
内心、「本摺り、お疲れ様!」と自分にご褒美という意味も相まって、
とりわけワインが五臓六腑に染み渡った。
 
コースの内容もバッチリで、
生ハムや珍しいチーズ、
野菜のトマト煮込みなどがのった盛り合わせも良かったし、
メインのエゾ鹿も滋味深くて、とても柔らかく、
バルサミコのソースとの相性もバッチリだった。
 
パスタの中に使ってあったお肉は豚のほほ肉の塩漬けだとかで、
初めて食べた食感と凝縮された旨みが美味しかった。
 
最後のバースデイ・プレートには
お店のデザート全部のせがダンナには提供され、
イタリア語で「お誕生日おめでとうパパ」と書かれてあった。
 
食事中に写真を撮るのを良しとしないダンナだったが、
「お誕生日プレート」を手に、両手に花の記念写真には応じて、
例によって照れくさいのか、タイミングが悪いのか、
肝心の時には目をつぶるといういつもの写真が撮れた。
 
家族が結婚したり、独立したり、歳をとったりと、
だんだん一緒に外で食事をすることもなくなりつつあるけど、
やっぱりたまにはこういうディナーもしないとね。
 
そう思った、外は極寒なれど、心温まる一夜でした。
 

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