2019年12月1日日曜日

個展にラストスパート

 
 
 
 
 
 
来年4月の個展に向け、
最終の制作段階に入った。
 
つまり、会場の大きさに対して、
どの作品を合計何点展示するか、
メインのコンセプトをどうのような内容にするかと
いうようなことを決定し、
残り何点制作するか考え、行動するということだ。
 
前回、5年前の個展は
折しも還暦を迎え、
人生の大きな転換点に立ち
考えたことをメインテーマに据えた。
 
そのことから言うと、
初孫が生まれたことで、
時が三層になって流れていると感じたことを
メインテーマに据えるのが
ふさわしいのではと思っている。
 
そうなると案内状に使う作品も決まってくるのだが、
最近摺った新作も捨てがたく、
目下、思案中だ。
 
残りの制作点数は
小品を4点。
 
お土産サイズを2点と、
よく作るもう少し大きいサイズを2点。
いずれも、それぞれ、対の作品だ。
 
昨日、日中に以前作った原画を
版木に転写し、
今日から、少しずつ彫りをスタートさせた。
 
昨日の夜はお茶のお社中との忘年会だったので、
今朝、彫り台に向かって作業している間にも、
ピンポンピンポンと
「夕べは楽しかったね~」のお礼のメールが届いた。
 
その中に「次なる予定を立てるため、
皆さんの生まれ年をおしえてください」という内容があり、
それに対して、
次々と惜しげもなくカミングアウトのメールが戻って来た。
 
もちろん私も自分の生まれ年をメールしたわけだが・・・。
 
そこで、すごくおもしろいことが判明した。
 
そのメールを発信したメンバーは
酉年(とりどし)生まれだったが、
返信した5人の内、
3人が午年(うまどし)
2人が寅年(とらどし)という
偏りぶりが分かったのだ。
 
もちろん、ひとくちに午年といっても
60代50代40代の3世代に分かれているし、
寅年も60代と40代なので、二回り違う。
 
それにしても、
馬対虎の大型動物対決、
メンバーの雰囲気や性格を考え合わせると、
このノリのいいお社中を表しているようで可笑しい。
 
ひとつの家族やひとつのグループに
3人同じ干支の人がいるのは
とても吉兆だと聞いたことがある。
 
きっとこのお社中もそんなメンバーの集まりに違いない。
(もうひとり寅年生まれがいたら無敵だ)
(いや強すぎて収集がつかないかも・・・)
 
自分の個展のコンセプトも
「時が三層に流れている」ことにしようと思っているが、
今、深く関わっているお茶のお社中にも、
同じように何層かの時の流れを感じ、
何だか嬉しくなった。
 
来年は「ねずみ年」
 
年女は身近にはいないようだが、
さて、どんな年になりますやら。
 
年の瀬に入り、
そろそろ来年に思いを馳せている今日この頃である。
 
 
 

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