週に1度の食事当番の日は、あっという間に来る。
毎週毎週、何を作るかが問題だ。
どこの家の主婦も献立に頭を悩ますが、
いっぺんに10品前後のメニューを考え、
食材を準備するのは、
案外、作ることそのものより大変だ。
毎週、日曜日の夜には長女からメールがあり、
今、家にある野菜やお肉の情報が入る。
それと共にいくつか料理のリクエストもくる。
今回のリクエストは
「ひじきの煮物」
「れんこんバーグ」
「焼きうどん」
「カリフラワーのグラタン」
だった。
あとは野菜、肉、魚のラインナップを見て、
バランスを考え、私がメニューを組み立てる。
というわけで、今回の献立は
更に
「ブリの照り焼き」
「白菜とカブのクリームスープ」
「コールスロー」
「ロール白菜」
「鮭としその混ぜご飯」
「ほうれん草と舞茸のごまよごし」
以上、合計10品。
リクエストにあった
「カリフラワーのグラタン」と「焼きうどん」は
長女が実家にいた頃の一番好きなメニューだ。
どちらもバターを隠し味に使うので、
そこが長女の味覚にヒットしているようだ。
「れんこんバーグ」も娘のリクエストだが、
今はなぜか孫のブームではないらしく、
夏の枝豆入りはんぺんバーグほど
食が進まない。
今、志帆の一番のお気に入りは
「ひじきの煮もの」だ。
渋い好み!
2歳6ヶ月とは思えない!
さすが、ばぁばの料理で育っているので、
若いママの料理とは違う。
我が家の「ひじきの煮物」は
総菜屋さんのひじきの煮物みたいに
味が濃くない。
また、買ったお弁当の端についているみたいに
ひじきと油揚げしか入っていないわけでもない。
うちの「ひじきの煮物」には
ひじき、鶏もも肉、人参、こんにゃく、
大豆の水煮、長ネギ、油揚げ
が入る。
それをすべて1㎝角や千切りに切って、
ゴマ油で炒めてから、
だしと酒、砂糖、醤油で煮る。
そのまま食べても、
ご飯と混ぜておにぎりにしてもいいような
形状と味付けにしてある。
志帆は保育園から帰ると、
先ず、10品、見渡してから、
「ひじき」と「ちゅるちゅる」から食べると要求したので、
その2品をお皿に取り分けた。
ちゅるちゅるとは焼きうどんのこと。
先週は春雨スープだったが、
要は麺類が総じて好きなのだ。
「ひじきの煮物」と「焼きうどん」
その2品だけで
使った食材の数は13にもなる。
食べながら、
「もやし」「ニラ」「にんじん」「こんにゃく」「お豆」など、
日本語習得中の2歳児は
どんどん野菜中心にものの名前を覚えていく。
「もやし、しほ、好き~」
「ひじき、食べる~」
「ミニトマト、切ってください」という具合。
今回は
「カリフラワーのグラタン」を食べながら
「ブロッコリー?」と訊くから、
「カリフラワー」と答えると
リフレインしようとするけど難しい。
それでも「大好き~」「おいしいね~」と言って
ほおばりながら、
きっとすぐに「カリフラワー」も覚えるだろう。
好きこそものの上手なれ。
いつもながら志帆の食欲と言語習得力には驚かされる。
今週の食べっぷりはというと
「ひじきの煮物」
「焼きうどん」のおかわりつき
「ミニトマト」
「ほうれん草と舞茸のごまよごし」のほうれん草だけ
「カリフラワーのグラタン」
「れんこんバーグ」少し
そして、ママが帰ってきてから、
お腹に隙間が出来たせいか、
「ぶりの照り焼き」も追加。
舞茸はどうやら好きな味ではなかったようで、
いったん食べて「食べられな~い」と訴えた。
おかげで
「しほ、まいたけきら~い」と
「まいたけ」という言葉も習得したに違いない。
志帆2歳6ヶ月、
1番の好物・ひじきの煮物
食育順調
食欲順調
日本語習得順調
よくできました(花丸)
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