2019年12月4日水曜日

食い倒れの火曜日

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
毎週火曜日の孫宅の食事当番。
昨日も午後の1時過ぎには留守宅に入り、
ひとりキッチンに立った。
 
人の家のキッチンは慣れたとはいえ、
なかなか使いづらいし、とにかく狭い。
 
大体のものは事前に打ち合わせて、
分かりやすいところに出しておいてもらうのだが、
時にはかつおぶしはどこだ!みたいになって、
家捜しすることもある。
 
昨日はリクエストにあった
「真鱈のフライ」
「具だくさんのオムレツ」
「鶏手羽元のトマト煮込み」
「中華風春雨スープ」
に加え、
 
「ブロッコリーのごまマヨネーズがけ」
「ほうれん草と舞茸のごまよごし」
「小松菜と厚揚げの煮もの」
「鶏唐揚げの甘酢あんかけ」
「さつまいもの炊き込みご飯」
「もやしとニラのお浸し」
以上10品。
 
最近は孫の志帆もたくさん歯が生えそろったので、
子ども向けに柔らかくとか
肉は挽肉にしてというようなこともなく、
大人と同じような感覚で、
しかし、食べムラがあるので、
好みのものをなるべくバランスよくと心がけている。
 
昨日、保育園に迎えにいくと、
私の顔を見るなり、
飛び跳ねて歓迎のダンス。
 
ママじゃなくても、嬉しそうにしてくれるので、
こちらも嬉しい。
 
手を繋いで帰宅し、
お手々を洗い、うがいをし、
まずは椅子によじ登ってひとあたり食卓を眺める。
 
何から食べようか決めているらしい。
 
夕べは、大好きなちゅるちゅるから。
つまり、『中華風春雨スープ』だ。
器用にフォークに春雨としらたきをからめながら食べていく。
挽肉がからまると「お肉出てきた~」と嬉しそうだ。
 
食べてるそばから、
次は『さつまいもの炊き込みご飯』を指さし、
「これください」と催促する。
 
なにしろ芋娘なので、
これはもう止まらない。
「お代わりください」の請求は却下し、
次へ。
 
結局、
『真鱈のフライ』
『ミニトマト』
『もやしとニラのお浸し』
『小松菜と厚揚げの煮もの』の厚揚げ
と、2歳半とも思えない量と種類を平らげた。
 
聞けば、お風呂上がりに
『鶏手羽元のトマト煮込み』もがっつり食べたとか。
 
夕飯時、食べたかったけど、もう入らなかったものを、
お腹にスペースが出来たので、
入れたものと思われる。
 
1点だけ駄目だったのが、
『具だくさんオムレツ』で
見た目卵焼きだと思ったみたいで、
食べたがったのに、口に入れた瞬間あれっという顔をし、
しばらく噛んでから、
「たべられな~い」と出してしまった。
 
どうやら小さく切ったピーマンの味が駄目だったみたいだ。
玉ねぎ、トマト、ハム、エリンギ、チーズに紛れたピーマン。
むむむ。
恐るべし、2歳児の味覚。
 
それにしても、明らかな食べ過ぎだ~。
 
きっと今朝は食べられなかった他の料理にも挑戦し、
元気に保育園に行ったに違いない。
 
最近、急に興味をもったものに「おっぱい」がある。
2週間前、いきなり私の胸を指さし
「これなあに?」と訊いてきた。
 
「おーママのおっぱいよ」というと、
「おーママのおっぱい?」と繰り返した。
 
ママは私の娘なのにぺちゃぱいなので、
このボリュームは見慣れないもの。
 
すぐに
「しほ、な~い」というから
「志帆はないねえ」と繰り返した。
 
すると
「ママもな~い」というので、
「ママもないねえ」と続けた。
 
その話を帰ってきた娘にいうと
「失礼ね、ちゃんとこのおっぱいで母乳で育てたわ」と
息巻く長女。
 
先週行くとセリフが変わった。
「おーママのおっぱい」
「志帆、な~い」
「ママ、ちっちゃいおっぱい」と。
 
どうも長女の仕込みがあったようだ。
 
確かにそのおっぱいで母乳育児を経て、
今では食べ過ぎ注意報を発令するまで、
何でも食べられるまでに成長した。
 
時の流れと人類の成長を間近に感じ、
これからも
好きなものは作ってあげようと思うばぁばであった。
 
 
 
 
 
 

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