ダンナが全く意味不明だが、車を買い替えた。
以前、乗っていたのは「Audi-A4」
色は珍しい焦げ茶色。
まだ、2年と2か月しか乗っていない。
今回は「Audi-A4」4WD
色は紺色。
ダンナが最も好きな車の色だ。
数週間前、
いきなり「車の査定に今日だけで4社くるから」と
言われ、日に4人ものバイヤーが来た日があった。
でも、おもうような値がつかず、
「売るのはやめた」といっていたはずなのに、なぜ?
しかも、「今月から年金が大幅に減らされる」とか言って、
「とにかくもっと節約しろ」と
こっちにとばっちりが来ていたのに、なぜ?
ここで車を買い替える経緯も理由もまったくわからないし、
理解もできないのだが、
新型コロナウィルスで大騒ぎのさなか、
新車は週末、やってきた。
しかし、この自粛ムードの中、
ドライブっていう感じでもないし、
ダンナの趣味のヨットも中止になって、
新車に乗ってでかける先がない。
私も試運転してみようと思うものも、
昨日は1日中冷たい雨が降っていて、
いくら「4WDは雨の日こそ、安定感が抜群だ」などと言われても、
わざわざ試運転にそんな悪天候の日を選んで、
どこかこすったりしたら大変だ。
そんなわけで、
今日になって、ようやく恐る恐る試運転として、
宅急便を出しにヤマト運輸へ。
周囲の景色が新車には似つかわしくないが、
新車に罪はないので、
初乗り記念の記念写真を撮ってみた。
そのあと、郵便局の狭い駐車場の間隔を試し、
個展の案内状を遠方の方の分だけ、一部投函し、
3軒目に
京急デパートの立体駐車場形式の駐車場に止めてみた。
4WDだからか、
とにかく初速の伸びが著しく悪く、
車体がすんごく重い。
いったん走り出してしまえば、安定感と走行性はいいが、
いかにも燃費が悪そうな
馬体重の重い馬のような感覚だ。
最後の坂道など、
「ヨイショ!」と掛け声をかけてしまうほど重いのだが、
馬力だけはあるので、その分燃費が心配だ。
案の定、燃費計は以前の車よりだいぶ悪い数字をたたき出し、
人間ドックの医者に
「やはり体重をまず落としましょうか」と言われた
1月下旬の自分を思い出した。
家に帰ってみれば、
車庫から出して出掛けていく私を
心配して(心配なのは車)2階から見ていたダンナが
「車をバックさせる時にあんなスピード出すな」と怒っている。
この35年間、
自分の方が車をこすったりぶつけた前科は多いくせに、
(ちなみに私は1回だけ、ちょこっと)
新車となると、ピリピリになっているダンナに
こっちはイライラする。
新型コロナウィルスのせいで、
カウンセリングで借りている討議室が
15日まで貸し出し休止になって、
私は先週と今週、仕事がない。
週末、予定していたジャズコンサートも
コンサートがキャンセルになり、友人と会うこともなかった。
一斉休校になって1週間。
子供たちもお母さん達も不自由を強いられている。
多くのお母さんは、毎日のお昼ごはんに頭を悩ませているとか。
我が家では1日3食出てくるのが当たり前と思っている
おじいさんが、
意味不明の行動で
新車を買うという暴挙に出た。
いやはやこの騒ぎは一体いつ収束するのやら。
今日の私は個展の案内状を出すに出せず、
もう少し人々の気分が上がるのを待つことにした。
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