2021年2月11日木曜日

バレンタイン準備にケーキを焼く

 









2月11日は建国記念日。
全国的に休日のはず。

だけど、私はお陰様で
午後に2本もカウンセリング予約が入っていた。

ダンナは朝早くから、ヨットに乗るため、
ゴソゴソ起きて、キッチンでランチの準備をして、
出かけていった。

今日はヨットの仲間の食事当番の順番だったらしい。
天気もいいし、
海の上はさぞや気持ちがいいことだろう。

しかし、私は午後中、仕事なので、
そんな能天気なことはいってられない。

しかも午前中にガトーショコラを焼くという
ミッションも待っている。

ガトーショコラを焼く目的は
明日の整体の時に、バレンタインデーのチョコレートとして
先生に渡すためだ。

次の整体は
本当は来週の金曜日に施術を受けたかったが
先生が「もう少し早く来られませんか」と
今の私の体の状態が芳しくないことを心配して、
そう提案されたため、1週間繰り上げになったのだ。

1月末、なにしろ本摺りを終えて、
腰と言わず、肩と言わず、首と言わず・・・
相当酷使したつけが体中に来ているので、
ここでいつも通り、3週間、間を開けるのは
よろしくないということみたいだ。

そんなわけで
バレンタインデー直前に施術日がセッティングされた以上、
ちょっと手ぶらでというわけにもいかない、
それがガトーチョコラを焼く理由だ。

なにしろ、整体のY先生には
とにかくお世話になっているし、
頼りにしているし、
ブログをかかさず見てくださっているし・・・で、
毎年、バレンタイン前の施術日が14日に近い時は
お礼チョコを差し上げている。

なので、これは決して、
義理チョコではない。
私の心からのお礼の気持ちだ。

今回はいつもの材料の120%に計量して、
小型のケース2台に分けて焼くことにした。

1台はY先生、
もう1台はダンナへの義理チョコである。
まあ、私も食べたいから…。

というわけで、
ダンナが出かけてひとりになったキッチンで、
ひたすら6個分の卵を自力のみで泡立て、
(泡立て用のミキサーは使ったことがない)
(この腕っぷしは泡を立てるためにある)
クーベルチュイール・チョコとバターを湯煎にかけ、
ココアと小麦粉をふるいにかけ・・・と
いつもの手順でガトーショコラを焼いた。

量を120%に増やしたのは大正解で、
ふたつの丸い型に分け入れ、
ちょうどいい高さに焼き上がった。

そのうちのひとつを
銀色の紙でラップし、渋い赤のリボンで結び、
赤いストライプがポップなケーキ用の箱に入れれば、
街のケーキショップで買ったものと遜色ない
可愛いホールケーキの出来上がり。

味は自慢の一品なので、
きっと今年もY先生は喜んでくれるだろう。

義理チョコダンナの方は
夕飯の後に
「ガトーチョコラ焼いたけど、食べる?」と訊くと
「今はいい」と素っ気ない答えが返ってきた。

ガトーショコラがあることも
たぶん、バレンタインだからなんてことは
これっぽっちも思わず、
気まぐれに焼いたぐらいにしか思っていないだろう。

結婚して40年近くも経つと
こんなものだ。

バレンタインデーを待つまでもなく、
明日のおやつに
コーヒーと共に食べようと思う。










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