横浜の桜も満開を迎えた。
ほとんど同時に
我が家の近くに咲く紅白の八重咲の桃の花も満開に。
毎年、
この紅白の桃が咲くと、
春が来たんだなと思うので、
この木が私の標準木ともいえる。
特に今日は気温も
20度Cに達し、
温かい上に晴天に恵まれたので、
その空の青と花の色のコントラストが
得も言われぬ美しさだ。
本当なら先週の18~19日で行われるはずの
プロフィール撮影と
制作風景の撮影は、
私の花粉症のせいで日程が変更になった。
2週間前、
あまりに目がかゆく、白目が真っ赤に充血し
まるでバンパイアだと訴えたところ、
フォトグラファーのH氏に
「赤い目の色は修正はできるけど、
目の周りがむくんだり、肌荒れしていて、
結局、使えないのは困りますよね」と
メールの返信がきた。
それは暗に
目の充血はともかく、
むくんでいたり、皺くちゃじゃ、
プロフィール写真としてどうなの?と
言われているようで、
いい気になって写真に撮ってもらおうとしている私の
心にグッサリささった。
そこで、仕切り直しをして、撮影は29日に変更し、
私は今週末から、
少しずつ自分で撮れる写真は撮りつつ、
撮影当日に向け、
目だけではなく肌の調子、
指先の調子を上げ、
表情のイメトレやメークの練習など、
できる準備はおこたりなくと思って臨んだ。
本当は体重を落とすことが命題だったのだが、
一朝一夕に答えは出ず、
なるべく細く見える洋服はどれかという
ごまかし作戦に転じた。
それでも、チームKIMINOはやる気満々で
美容師のN氏は
髪は切らずにバレッタで止めたり、
後ろで結んだ方が作家っぽいのではと助言をくれ、
念入りに髪を染めてくれた。
整体のY先生も
首筋のラインが少しでもシュッとなるように、
明後日、てぐすねをひいて待っていてくれる。
爪にネイルはしていないし、
仕事柄、爪を伸ばすことさえできないのだが、
消毒液と水仕事でささくれだった指先は
撮影前日の日曜日に
初めてネイルサロンでケアしてもらうよう
予約をとった。
絵画教室の生徒でもあるSさんが
「ネイルケアは撮影直前が効果的ですよ」と
教えてくれた。
その日に向け、
初めて購入したネイルオイルで
ここ10日ばかり、
指先と爪のお手入れはしているところだ。
ラベンダーの香りのそのオイルは
何ともいい香りで、
とてもヒーリング効果がある。
マ・シロという名前の美容液は
驚くようなリフト効果があり、
ここ2週間で
私のマリオネットラインはめきめき薄らぎ、
若返ったのではとほくそ笑んでいるところだ。
更に手のポーズを工夫して、
顔の細見え効果を研究中。
写真撮影をすることを話した数名は
いずれもすごく楽しみにしてくれている。
むしろ版画の作品より、
そのプロフィール写真は個展会場で見られるのかと
矢の催促だ。
今日は週末の摺りに向け
和紙を準備し、
版木とバレン、絵具や菊皿などを出してみた。
そうした木版ならではの材料も
もしかしたらアルバムに入れた方がいいかもと、
何枚か写真に撮ってみた。
木版画家・萩原季満野
それらしい姿とはどんな感じか。
あまり作りすぎず、
とはいえ、きりっと作家風に、
はたまた
ちょっとミステリアスでいい女風か…
妄想劇場はまだまだ続く。
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