孫1号の志帆が5歳の誕生日を迎えた。
正確には7日だが、
大人の都合で2日早く誕生会が
開かれた。
この日ばかりは
ママである長女が腕を振るい、
たくさんのお料理を準備し、
オーママとオートトと
次女がゲストとしてお呼ばれした。
孫2号は豪快なタイプなので、
なにかと話題を持っていきがちだが、
今日の主役は志帆なので、
まずはドレスアップして
次女が可愛いヘアスタイルにまとめ、
テーブルについて、みんなで乾杯した。
思えば5年前、
志帆は私たちの初孫として誕生し、
その一挙手一投足に一喜一憂していたが、
その女の子が早5歳の誕生日を迎えた。
ばぁばのひいき目とはいえ、
志帆は言葉の獲得が早く、
会うたびに新しい言語を習得し、
大人を驚かせている。
最近は「実は」という単語を差しはさんだ文章が
マイブームのようで、
「由依ちゃん、今朝、
実はリンゴ食べなかったんだよ」
「えっ、そうなの、知らなかった」という具合。
ママによると
「実は」の使い方が合っている時と
間違っている時があるらしいが、
5歳児の口から「実は」が飛び出ると
少なからずびっくりする。
他にも「とりあえず」もブームらしく,
「じゃあ、由依ちゃん
とりあえずやってみる?」などと言って
妹に行動を促したりしている。
今日は誕生日プレゼントにもらった
「鬼滅の刃のアクアビーズ」なる
おもちゃで、次女を相手に
「鬼滅の刃の胡蝶しのぶちゃん」を
真剣に組み立てた後、
「あ~、集中力を使ったから疲れたわ」と
のたもうた。
集中力という言葉は
ビーズの成形を見ていた私が
「それ、集中力いりそうね」と言ったのを
作業しながら小耳にはさんで
早速、使用したもの。
使い方は正解!なので
ばばバカながらびっくりした。
すっかりお姉ちゃんになり、
悪ガキざかりの妹を
常に可愛がり、世話する志帆。
生後5年にして、
多少、個性と性格が見えてきた。
志帆は
これからどんな風に成長していくのか。
ついでに明日はオートトとオーママの
結婚40周年記念日なので、
ケーキのプレートにその文言もいれてもらい、
どさくさまぎれにお祝いした。
コロナ禍やら戦争やらで世の中がざわついても
こうして3世代が集合して、
記念日を祝福できる幸せを嚙みしめた。
これも結婚生活とは名ばかりで
今日まで好き勝手に暮らしてきた私達だが、
とはいえ何とか折り合いをつけて
ここまで来たご褒美だと感じた1日である。
0 件のコメント:
コメントを投稿