2023年の5月
私の日常は完全にコロナ前に戻った。
とにかく忙しい。
ゴールデンウィーク前半は次女が来ていたので、
弓削瓢柑のコンフィチュールを作ったり、
ふたりで映画を観に行ったりして
割合、静かに過ごしていた。
しかし、ゴールデンウィーク後半、
次女が帰ったあたりから
がぜん忙しくなってきた。
もちろんいつも通りのカウンセリング、
いつも通りのお茶と陶芸、
そして、いつも通りのばぁばご飯など、
ルーティーンで入っている予定がある。
その他に4月下旬から
パティシエ学校の非常勤講師の講義が
週1回、金曜日に始まった。
そして、何より戻ってきたのが
イベント関連だ。
コロナで「今年は無し」になっていた諸々が
あちらでもこちらでも
3年ぶりの開催になり、
人々の心理面もだいぶ解放され、
ゴールデンウィークあたりから
それは目に見えて増えてきたと思う。
個人的には
2日は友人と「笠間の火祭り」
5日は銀座で「籠釣瓶花街酔醒」映画鑑賞
11日関内で友人と中華ランチ
13日は鎌倉で表千家記念茶会
14日は陶芸工房で「ネームプレート講習会」
夜は銀座ライオンで友人とディナー
15日は横浜で友人とイタリアン・ランチ
18日は目黒雅叙園で友人とランチ&
大正ロマン展示会
27日はお茶の先生の喜寿のお祝い茶会
28日は「ウィーン少年合唱団」コンサート
そして、夜は友人3人と飲み会
30日からは友人と2泊3日の旅行
と、完全に遊び過ぎの予定表。
それをこなしつつ、
ダンナに呆れられない程度に
朝ご飯やら夜ご飯やらも毎日、作っている。
ちなみに写真のご飯は
昼に友人と中華のランチを食べた日に
しかたなくいつも通りに作った夕飯。
真ん中の着物の自撮りの日は
朝5時に起きて着物の着付けをして
8時半から
鎌倉の八幡宮内のお茶室で行われた
表千家神奈川支部の記念茶会だった。
銀ねずの付け下げに
黒地に横笛の柄が刺繍された全通の丸帯を
締めたので
記念にと思って家で自撮りしたが、
朝からの大雨にたたられ
家から出て以後の写真は撮りはぐれた。
そもそもお茶会の内部は写真撮影禁止なので
お道具組も友人たちの着物姿も
自分の着物姿も記録には残せないのが
お茶会の残念なところ。
出席者全員が着物を着ている上に
お祝いのお茶会だったので
皆さんの着物の格もかなり上等だったから
個人的には撮影したくてウズウズした。
もちろんお道具組といって
お茶席で使われたお茶道具や掛物やお花など、
とても趣向を凝らした立派なものばかりなので
自由に写真を撮れたらどんなにいいかと
思うが、
そこはグッとこらえ
しかとその場で目に焼き付けるしかない。
とにかくスマホを茶室で取り出す人は
誰ひとりいないので
諦めるしかないのがお茶会だ。
幸い、私は三客といって
1席35~36名の内
3番目のお客さんの席に座れたので、
ふたつのお茶席で
かなり名のある銘品のお茶碗で
お茶をいただけたのがこの日の幸せであった。
1席目は「唐衣」という銘の
菖蒲と八ツ橋の柄の京焼のお茶碗、
2席目は「白薩摩」の珍しいお茶碗だった。
そして、5時起きでお茶会に出向いた次の日は
陶芸工房の講習会。
お題の「ネームプレート」を参加した15名が
それぞれ思い思いの原画を元に作陶した。
しかし、いつもは4~5人で作陶している工房に
参加した会員15人がギュウ詰めになって
作業に集中していたので
うっかり作陶風景を撮り忘れた。
(とても途中経過を撮影する空気じゃない)
私は作陶するにしては
きれいな格好でいたのには訳があり、
夕方、作業が終わると
銀座に出て、北海道から東京にきていた
中学高校の時の親友と会った。
6年ぶりの再会である。
その前の晩、
「新・美の巨人」という番組に
大学時代の同級生が美大教授として出演して
銀座ビアホールライオンのモザイクの解説を
していたので、実物を見たくなり
北海道の友人を誘ってライオンに行った。
まだ夕方5時だというのに
店の外にまで人があふれ、
中が130人以上座れるはずなのに満席なのには
いささか驚いた。
ようやく席に着き、
テレビで解説された壁面のモザイクに見とれ、
喧騒の中でビールを酌み交わし
ドイツ料理に舌鼓を打ちながらしゃべっていたら
ここでも写真を撮りはぐった。
私としたことが
時すでに遅し。
そして、次の日は急なお誘いで会うことになった
古い友人とのイタリアン・ランチ。
やはりコロナの間中、ランチしていなかったので
3年半ぶりぐらいか。
こんな調子で連日の会食で
痩せるわけもないし、
ブログをアップする時間もない。
今日は「ばぁばご飯」だったので、
いつものように9品つくり、
孫たちはどれもとてもよく食べてくれ
嬉しかったが、
ブログネタとしては新味がないので
孫の写真は撮らずに帰ってきてしまった。
私が友達と会っているだけとか
美味しいものを食べているだけのブログは
知らない人は
見ても面白くないだろうと思うので、
書くのを躊躇する自分がいる。
エッセイとしての面白みがあるものだけ
アップ出来たらと思っているので、
こんなバタバタしていて
映像を残せていないブログでは申し訳ない。
5月後半、
もう少しましなブログが書けるよう、
ちょっと仕切り直して
臨みたいと思っている。
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