さつきとめいのばぁばご飯

 

今日は２週間ぶりのばぁばご飯。

ゴールデンウィークを挟んでいるので

何だかとっても久しぶりの気がする。

今年のゴールデンウィークは

長女ファミリーが実家に来ることもなく

別々に過ごしたので、

今日はそのお土産話に花が咲いた。

長女ファミリーは

できたばかりの”ジブリパーク”に行き、

ジブリの世界を満喫してきた。

事前に何かコスプレをさせようと

（ディズニーに行くのと同じ感覚）

魔女の宅急便のキキのコスチュームを

ネットで調達し、

勇んで出かけたという。

５歳の孫１号と２歳の孫２号にとって

魔女の宅急便よりは

”となりのトトロ”の方が断然、

親しみ深い物語だとは思うが、

さつきとめいの恰好は

ポロシャツにミニスカートみたいなもので

着せたからといって

”さつきとめい”だと分かるようなものじゃない。

というわけで、

すぐにそれと判るために黒いワンピースに

真っ赤なリボンのキキの衣装に決定し、

”ジブリパーク”の日は

キキになりきって登場と相成った。

その狙いはバッチリ当たったようで

園内では何人もの人に

「可愛い～！　キキですね。

写真撮らせてもらっていいですか」と

声をかけられたとか。

キキの衣装の子は他にもたくさんいたらしいが

あんなに小さいキキはいなかったので、

目立ったらしい。

まあ、私には「さつきのめい」のおうちで

写っているふたりは

さつきとめいにしか見えないが…。

今夜の夕飯を食べているふたりも

それは同様で

いかにもお姉ちゃんという感じの志帆と

マイペースでグイグイいく由依の

ふたりは

さつきとめいに他ならない。

志帆はちょっと苦手なものも

頑張ってきれいに食べようとするし、

由依は嫌なものは嫌と

最初から「いらない！」と素っ気ない。

それでも元が大食らいなので

好きなものはもっともっととせわしない。

本日のメインメニューは

「豚肉のカチャトーラ」と

「めかじきのスパイシー炒め」

子供向けではないので

主に長女のリクエストに応えた形だ。

「これ久しぶりよね」と

まずはカチャトーラに手を伸ばした。

実は”ジブリパーク”もそうだったようで

子供たちよりダンナさんより

誰よりテンションが高かったのは

長女だったみたいだ。

やはり幼い頃から観てきた

「となりのトトロ」や「天空の城ラピュタ」の

世界観が精緻に再現されているのには

とても感激した様子だ。

今、建設中の「魔女の宅急便」のエリアが

完成したら、また行きたいと

思っているらしい。

その時は私も行きたいものだ。

それにつけても

今日の孫たちはどう見ても

さつきとめい。

私は元気なふたりを目を細めて見守る

ばぁばという役どころだったにちがいない。