2023年11月9日木曜日

みなとみらい 石田様のコンサート

 












今日は久々に石田様フリークの友人と
みなとみらい大ホールで行われた
ドス・デル・フィドルのコンサートを
聴きに行ってきた。

ドス・デル・フィドルとは
石田泰尚・崎谷直人というヴァイオリニストと
妹尾武のピアノという3人で結成したトリオ。

私は初めて聴く3人だが、
石田様フリークの友人は石田様はもちろん、
崎谷直人さんのヴァイオリンも
よく知っているご様子。

ピアノの妹尾さんは
ゴスペラーズや高橋真梨子、鈴木雅之、東方神起などに
楽曲提供してきた作曲家でもあり、
谷村新司、松任谷由実、三浦大知などの
レコーディングやコンサートにピアニストとして
参加しているとプログラムにはある。

そんなメンバーが今回のコンサートでは
よく聴き知った世界の名作や
日本のJ-POPをヴァイオリン用に編曲して
演奏するという。

みなとみらいの大ホールというより
小ホール向きだとは思うが、
新しい試みとしては
面白いという見方もできる、
そんなコンサートであった。

個人的にはコンサート自体は
いつもの石田組でみせるような
石田様の個性が出ていなくて
熱量が感じられなかったので、
これに5,000円はどうよと思ったが、
とにかくお天気は爽やかな秋晴れだし、
みなとみらいの街は美しかったので、
それだけで気持ちがスカッとする。

友人とのおしゃべりも久しぶりだったので
積もる話がてんこ盛りで
まずはコレット・マーレの6階の利久という
牛タン屋さんで早お昼をとったのだが
景色に見とれ、おしゃべりが止まらず、
食べるのにも忙しいというひと時を過ごした。

私達は11時の開店と同時にお店に入ったので
窓際の特等席に案内され、
そこから眺めるみなとみらいの風景は
横浜の住民でよかったと心から思える景色で
思わずスマホのシャッターを切ってしまった。

そこからはお互いの近況報告が止まらず、
話は行ったり来たりしつつ
私のブログのウォッチャーでもある友人が
いろいろ話を振ってくれるので
家族のこと、旅行のこと、最近の出来事、
お互いの歳にまつわる悩み事の話など
留まることを知らなかった。

コンサート自体は間に20分の休憩をはさんでも
2時間足らずで終わってしまったので、
なんだか物足りない感じがした。

しいて言うなら
ゴスペラーズの「永遠に」と
中島みゆきの「地上の星」の編曲が素晴らしく
こうしたJーPOPの名曲をヴァイオリンで
弾く場合、
元の歌詞付きの楽曲を超えるためには
クラシックに匹敵する編曲が必須だと思った。

途中、今回の編曲の多くを
バンドネオン奏者の三浦一馬君が担当していて
編曲者は編曲しておしまいの人もいる中、
今日は舞台裏に一馬君が来ているというので
もしかしたらバンドネオンを持って一馬君が
舞台に出てくるなんてサプライズがあるのではと
期待したが、
そんな嬉しいことは無かった。

つまり、そうしたサービス精神に富んだ
コンサートだったわけではないので
もひとつ盛り上がらなかった感は否めない。

しかし、それをカバーして有り余るのが
友人とのおしゃべりであった。

最近、私の髪の毛が以前より細くなり
CMで有名なウィッグのカウンセリングや
医療的発毛相談に行った話は
特に大盛り上がりで
その想像を絶する高額料金に友人は目を丸くし
腹を抱えて大笑い。

結局「そんな必要全くないから」と
友人に諫められ、
私がウィッグやクリニックの契約をしなくて
正解だったということに落ち着いた。

歳を重ねるといろいろメンテナンスに
お金がかかるという話は毎回出るが、
同じような境遇や同じような年齢の
友人だからこそできるこうした話は
情報交換としても大切で
持つべきものは何でも話せる友人という
結論に至る。

今日も
「やっぱり友達とのおしゃべりは必要ね」と
意見の一致をみたところで
「近々、また会いましょうね」と
約束して帰路に就いた。

帰り道、
いつのまにかリフレッシュし、
エネルギーチャージできていることを実感。

何でもため込まず吐き出すことの
大切さを再確認した。




















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