2024年2月29日木曜日

スキーマ療法の効果を実感した話

 






最近、カウンセリングで
スキーマ療法にエビデンスを感じることが多い。

スキーマ療法とは
主に行っている認知行動療法という心理療法で
カウンセリングを行う中で
現在、ストレスを感じる出来事に対して
その人特有の考え方や感じ方のクセが
生育歴に関係があると感じたクライエントさんに
行う心理療法だ。

スキーマ療法は
幼い頃からのご両親との関わりや
先生や友人との関わりなどのヒアリングを
行わなければならないので、
中には幼少期の親からの虐待や
虐待まがいの言動、
親の決めつけやコントロールなど
封印していた過去を暴き出すようなことに
なることもある。

それはクライエントさんにとって
忘れたい過去の出来事だったりするので
まずはカウンセラーとの信頼関係を
築くことが何より求められており、
まず、認知行動療法を行う中で
ここでなら何を話しても受け止めてもらえる
という気持ちを醸成することが大切だ。

スキーマ療法は
私のカウンセリングルームで導入してから
5年ほどが経つが、
それまでに多くの方が
「やってみたいです」とおっしゃって
取り組んできた。

コロナがあって途中離脱した方もいたが、
年単位で取り組んで
現在、その効果を実感している方が
何人もいらっしゃる。

今日、お話しするある方は、
普段、感情の起伏が激しく
怒りっぽくて夫や息子に当たり散らし、
息子に対してひどい言葉を投げつけたりして
そうなると
自分ではどうにもできなくなる時がある
というのが主訴だった。

しかし、スキーマ療法を実施し、
古いスキーマ(価値観やこだわり)を
書き換え、
新しいスキーマを手に入れた頃、
息子さんが中学受験をすることになった。

そして、約2年の受験勉強ののち、
この2月、無事に
第2希望だった学校に合格したという
報告を聞くことができた。

この間、5年近く、見守ってきたので、
私もホッと胸を撫でおろしたところだ。

帰り際、クライエントさん曰く
「もし、先生に出会えていなかったら、
そして、スキーマが終わっていなかったら、
受験準備期間中、毎日、
『何でこんな問題もできないんだ』とか
『私が12歳の時はもっと出来ていた』とか
激しくののしって
親子して潰れていたと思います。
本当に感謝しています」とのことだった。

スキーマ療法によって
自分と息子は別人格であること、
息子をマルっと受け止め、認めること、
そして、息子の意志を尊重して信じることなど
いくつかの息子に対してと
夫に対する新しいスキーマを
手に入れることができた。

だから、この中学受験も
冷静に観察し、息子を信じ、
ミスリードすることなく進めることができ、
結果に対しても
熱くなりすぎたり、責めたりすることなく
心から息子の頑張りに対して
ねぎらいの言葉をかけられたという。

人はこんな風に変わることができるんだと
いうことを
日々、感じている今日この頃。

「変わろうと思った人だけが
変わることができる」
「人はなりたい自分になる」

これは我がカウンセリングルームの
スローガンである。

こうして何人かの方が
新しい自分を手に入れ、
心穏やかに過ごしているのをみて
私はカウンセラーという職業に
生きがいを感じている。

「もしかしたら、
この方達にとって、私はマリアかも」と
毎週、やりとりのあるHP制作会社の
若い男性の担当さんに
冗談めかしてLINEに書いたら
「そうですよ絶対!これからマリア様と
呼ばせてください‼」と返信が来た。

「ウケる!」と思って笑ってしまったが、
真に受けて精進しようとも思った。

マリア、頑張ります❣








2024年2月24日土曜日

レースカーテンのリメイク

 










今日は満を持して
ようやくレースのカーテンの修理をした。

我が家のカーテンは
この家に越してきた時、
オーダーして作ったものなので、
かれこれ四半世紀経つ。

古いものではあるが、
当時、かなり大枚をはたいて作ってもらった
案外、高級品である。

とりわけ、リビングの2か所の窓に設置した
厚手の紫色のものと、外側のレースのものは
スイスのフィスバ社製のもので
カーテンの業者さん曰く
最高級の品ということだった。

他に2階の4部屋にもオーダーカーテンを
1階のダイニング・キツチンには
ブラインドを注文したが、
ダントツ、リビングのカーテンには張り込んだ。

何しろ、玄関が『家の顔』というなら
リビングは『家のバスト』ぐらいの位置づけ。
(どんな勝手な言いぐさ?)
となると、リビングのカーテンは
ジャケットと中に着るレースのブラウスか。

いやいや、レースのなので、
女性で言えば、
ワンピースとレースのキャミソールと
(シュミーズは死語であるが…)
いうぐらい大事なアイテムといえよう。

しかし、そうしたお肝入りのアイテムも
時間の経過には抗えず、
経年劣化が気になるようになってきていた。

そんな2年ほど前のある日、
こともあろうか
夫が南側の窓の真ん前に
トレーニング用の自転車を設置し、
運動不足を解消するため
マシーン・トレーニングを始めた。
(自転車型のマシーンではなく、
自分の自転車をマシーンに組み込む形式)

リビングにトレーニング・マシーンを置くとは
一体、どういうつもりか。
うちは駐輪場か??
ジムなのか??

(実は玄関にももう1台自転車は置いてある)

いくら子どもたちが独立し、
食事はダイニング・キッチンで済むし、
リビングには滅多に人が来ないとはいえ、
それはないだろうと思うが、
自転車自体が100万円近くするとかで
「家の外では盗まれるから置けない」ときた。

リビングに自転車を置かれるだけでも
頭にきているのに
そこで自転車をこいでいたある日、
事件は起きた。

夫が勢い込んでペダルを踏み
額に汗して前掲姿勢をとっている時、
腕がカーテンに触れたらしく、
ふと見ると、
レースのカーテンがかなり大きく
引き裂かれている。

美しいレースの部分はそのままだが、
本体の薄い部分の布が経年劣化も相まって
瞬間的な圧力で裂けてしまったらしい。

(例えていえば、
美しいレースのキャミソールを
暴漢に襲われ、引き裂かれた気分!!)

夫はしれっと
厚い紫色の方のカーテンをひいて、
何食わぬ顔を決め込んでいる。
まるで、
『もう、古いんだから不可抗力だ』
みたいな空気を出して…。

ここで世の奥様方は
ヒステリックに叫ぶところだと思うが、
私は事件現場に居合わせたわけではないので、
なぜか抗議の声をあげるタイミングを失い、
呆れてものが言えなくなってしまった。

それから時は流れたが、
お正月に親族が集まった時などは
自転車とその設置したマシーンは
その時だけ、2階に追いやられ、
レースのカーテンも紫のカーテンで隠され、
何ごともなかったかのように
事件は無視された。
(当然、娘たちも呆れ顔)

あのもの凄く高かったフィスバのカーテン。
確か何十万もした。
弁償する気はないのか。
でも、私が買うのは悔しすぎる。

などと長いこと悶々としていたが、
最近、遂に解決する方法を思いついた。

経年劣化した薄い生地の部分だけ、
新しい無地のレースカーテンに置き換え、
裾にレースを縫い付ければいいのでは!

早速、裾に細いレールが仕込んであるタイプの
プレーンなカーテンをネットで注文し、
それが先日、家に届いた。

畳の上に広げてみると、
色合いも違和感がないので、
ちょん切るのではなく
裾より少しレースの方が長くなる位置で
レースを縫い合わせることにした。

意外とカーテンのような大物は
縫うのが難しかったが、
正座した腿の上で
時折、自分の履いているジャージのパンツも
一緒に縫い付けそうになりながら、
何とか2枚を縫い合わせることに成功した。

縫ってみると70㎝ぐらいレースが余ったので
やっぱりオリジナルの古い方のカーテンは
たっぷり布地を使った贅沢な作りだったと
判る。

それでも新品のカーテンは
新しいというだけで
そよぐ風さえ爽やかに感じるから
癪に障る。

ともあれ、
凝ったレースの部分は息を吹き返し、
新品のような顔をして
窓辺に納まった。

きっと夫がいつかそれに気づく日が
あるだろうが、
また、何食わぬ顔で
自転車をこぐに違いない。

余ってしまった70㎝のレースの裾、
いつか何かに活かせる日が来るかも。
いっそ、夫の柄シャツの裾にでも
縫い付けてやろうか。



















2024年2月23日金曜日

『赤い実』本摺り

 

















このブログを書く機会がないままに
10日ほどが経ってしまった。

その間、暇にしていたわけではなく、
むしろいつもより忙しいぐらいだったが、
このブログに書くにふさわしい話題の
写真が撮れていなかった。

2月の始め、心理カウンセリングの方で
『NO.1』の称号が獲れたというブログを
アップさせていただいたが、
そのせいか、2月の新規予約が
これまでにない件数あった。

そのお陰で、連日のカウンセリングに
忙しくしていたのだが、
カウンセリングそのものは
守秘義務があるのでブログにはできない。

途中、先日、国技館まで応援にいった力士の
激励会と称する会にも参加したけど
相撲界はSNS禁止なので
そこでのこともブログには出来なかった。

お茶のお稽古や陶芸も行ってはいるが
画像がないので
イマイチ書く気が起こらない。

そんなこんなで間が空いてしまったのだが、
今日は夜明けからのそのそ起き出して
久しぶりに版画の本摺りを行ったので
ご報告しようと思う。

1月に入って新作を2点同時に立ち上げ、
せっせと彫り進めてきた。

季節らしい作品を何点か創ろうと思い、
ポインセチアと万両を題材にして
クリスマスとお正月に飾って
もらえたらというような作品だ。

今日はそのうちの万両の作品の
本摺りを行った。

数日前に試摺りはとってあり、
昨日、和紙の湿しと絵具の調合をした。

小ぶりのサイズな上に、
最近の作風は色数も少ないので、
そんなに勢い込むこともないはずだが、
本摺り自体が今年に入って初だったので、
それなりに緊張しているらしく
明け方、目が覚めてしまった。

そのまま、起き上がり、
朝飯前に少し摺ってしまえば
気が楽になると考え、
赤い実の部分と背景の赤土色の部分を
摺り終えた。

幸い、ここ数日雨が続いていて、
摺り日和。
加湿器を一応、つけてはいるが、
元々、雨降りで湿気ていると
和紙のコンディションがいいので助かる。

万両は
金運がアップしそうな艶々の実が
たわわになっているので
作品も実が可愛く見えるように心掛けた。

葉の部分をモノトーンにして
赤い実に3色の赤を使い、
背景にも赤い実が散っている。

赤い実の背景色はグリーンの濃淡にした。
赤とは反対色なので、
相性がいい。

とにかく昨年の6月の紫陽花展以来、
シンプルな画風に変わってきているので、
今回も色の数を極力抑えて
創ろうと思っている。

元々、何につけ盛りだくさんにしたがる
性格なのだが、
そろそろ引き算しながら
シンプルにスマートに生きようと思う。

食事も洋服も作品も
私に必要なのは断捨離である。

そこに着物がまだ入ってきていないのは
私の着物好きが
不治の病と自覚しているからで、
『着物沼』の深みから出られるのは
まだ少し先のようである。

とまあ、本摺り中も
頭の中でいろいろ思いを巡らし
新規のクライエントさんのことなども
考えながら、
手は正確に動かし続け
本日の本摺り9枚が無事に仕上がった。

今は板に水張りして
一服しながら、このブログを書いている。

関取の激励会で知り合った方が
「ブログも拝見しますね」と
言ってくださったので
お目に留まれば幸いである。

さて、この後は夕飯の準備。
今夜は豚のひれ肉を使って、
ヒレカツにするか
シソのせポークソテーにするか。

寒いので実だくさんのけんちん汁と
新玉ねぎとツナの和え物と。

このあたりでやめておく、
それが料理の断捨離かもしれない。
































2024年2月11日日曜日

自家製タルト・タタン

 




三連休の中日、
午後からは陶芸の研修会が入っていたが、
午前中は時間があった。

数日前、キッチンの食材庫の中を整理していると
賞味期限をかなり過ぎた
ホットケーキミックスが見つかった。

個人的にはそういうことはさほど神経質ではない
タイプの人間だが、
我が家にはひとり口うるさい男がいるので、
どうにかしなければと思っていた。
(男をではなく、ホットケーキ・ミックスを)

そこで、『タルト・タタン』の生地として
ホットケーキ・ミックスを使うことを思いつき、
下調べをしてみた。

最近は何でもネットの検索で出てくるので
本当に助かる。

『タルト・タタン』と入力すれば、
たちどころに何人かの料理人やら
素人やらのレシピが動画配信されていて、
分量や作り方の違いが分かる。

ポールボキューズのシェフ・星野晃彦さんや
オテル・ド・ミクニの三國シェフなど
プロのものと
料理研究家と名乗る女性達、
レンチンを得意とするイケメン男子など、
7~8件のレシピを比較検討。

『タルト・タタン』はリンゴをキャラメリゼし、
タルト生地を別に焼いて、リンゴの上に乗せ、
ひっくり返してサーブするという、
タタン姉妹の失敗作からできたという
有名なケーキ。
(通常は生地の上にリンゴをのせて焼くけど
順番が逆になっちゃったという失敗)

しかし、粉からタルト生地を作るというのでは
ホットケーキ・ミックスの消費には
繋がらないので、
それは無しとして、
とにかく大事なのはリンゴを投入する前に
バターとグラニュー糖だけで
いかにキャラメルを上手に作るかだと
いうことが判ってきた。

三國シェフのキャラメリゼでさえ、
その色合いからして十分ではなく、
ポールボキューズの星野シェフの見事な
キャラメリゼを参考にすることにした。

その血のように赤い濃厚なキャラメル、
そこに投入されたリンゴから
水分が出てキャラメルと合わさり、
煮詰められたリンゴがワイン色に染まる。

最後に追いグラニュー糖とシナモンとで
極上のリンゴのキャラメリゼが出来あがり、
シナモンの香りが芳しく満ちる。

星野シェフはカルバドスを加えていたが、
我が家にはなかったので
私はラム酒を加え、大人の味に。

それをオーブンペーパーを敷き詰めた型に
きれいに並べ、キャラメルもかけ回し、
平たくならす。

ホットケーキ・ミックスはタルト生地を意識し
フワフワにならないよう
卵・牛乳・サラダオイル・砂糖の量を加減し
クッキー生地になるぐらいの硬さに作り、
ゴムベラでリンゴの上になすりつける。

170℃のオーブンで37分焼いて
オーブンから出したら
型より一回り大きな皿で蓋をしてひっくり返す。

熱いうちに食べてもいいが、
キャラメルが生地に染みこんで
味が全体にまとまってからいただくと
絶品!

私は出来立てで、とりあえず試食してから
午後の陶芸に出かけたのだが、
夕方、帰ってきたら、
大きなひとかけがなくなっていた。

犯人は我が家の小うるさいオヤジに
決まっている。
そいつしかいないんだから。

夕飯を作り、
またしても「作りすぎだ」とぶつくさ言われ
右左に聞き流そうとしたら、
向こうからタルト・タタンの脇の
ペティナイフに手が伸びた。

作りすぎだのなんのといいつつ、
スイーツは別腹なのか、
お前は女子高生か?

結局、ホールケーキの半分は
今日の内になくなってしまったので、
残りの半分も明日中になくなるだろう。

意外と簡単に出来て、
フルーツケーキなので
ケーキとしてはローカロリー。

悪魔的な赤いキャラメリゼも上手に出来、
今後も登場頻度が上がる予感。

どんな味か知らないけど、
カルバドスも買っちゃおうかな。
何と言っても
その名前が怪しげだし
本格的な感じがするから(笑)





2024年2月10日土曜日

カウンセリング 三冠受賞!!

 






私が上大岡駅から徒歩3分のところに
カウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”を
開設して、約14年になる。

最初はネットのHPだけの広告なので、
全くと言っていいほど
予約するクライエントさんはいなかった。

そりゃそうだよね、
お店や診療所を構えて
看板を掲げているわけでもないし、
医者でもなければ、臨床心理士でもない。
内閣府認証の心理カウンセリングの資格を
1級まで持っているというだけの
いってみれば怪しげなカウンセラーだ。

同期で一緒に勉強し、
資格を取得した人で
独立して、今でもカウンセラーをやっている人は
一体どれほど残っているだろう。

しかし、資格取得から時間が経つうちに
世の中の心理カウンセリングに対する
認識は少し変わってきたようで、
自分が心の病かもと思った時に
「カウンセリングを受けてみようか」という
選択肢がずいぶん一般的になってきた。

以前は精神科や心療内科に通っていることは
隠すべきことだったけど、
通っていることを隠さないばかりか、
今では、精神科や心療内科で薬をもらって
治すより、カウンセリングで治したいと
思う方がとても増えた。

精神科で処方される抗うつ剤や抗不安剤は
脳に作用させるので
辞めるのが大変だとか
副作用が強く出るだとか
薬に対する否定的意見を持っている人も多い。

その点、カウンセリングは
「心の問題は心で解決できるといいね」
というスタンスだ。

また、10年ぐらい前から、
テレビや雑誌などで
『認知行動療法』という言葉が
よく使われるようになり、
いろいろな場面で『認知行動療法』が
特集されたり、効果があると言われたりした。

元々、
私はカウンセリングルームを始めるにあたって
『傾聴』ばかりではなく
『認知行動療法』を主軸に
カウンセリングを行っていると謳っていたので、
そうしたメディアの採り上げ方は
嬉しいことだと思っていた。

途中で『スキーマ療法』なる
ディープな心理療法を学び、
『認知行動療法』を行う中で
もっと幼少期に遡ってカウンセリングが必要と
考えられるクライエントさんに
同時並行的に『スキーマ療法』も
受けていただくようになった。

『スキーマ療法』を初めて5年ほど経つが
『スキーマ療法』を終えた方々は一様に
「本当にやってよかった」とおっしゃるので、
私も『スキーマ療法』のエビデンスは
実感しているところだ。

さて、そんなこんなでこの十数年の間
HPも3~4回は作り変え、
日進月歩で進むネット環境に合わせられるよう
苦手なパソコン操作に挑戦し、
HPの順位を上げるためのブログも
今では3本も週一でアップしている。
(過去のもののコピペもある)

それって、このブログとは別物なので、
かなりめんどくさいことなのだ。

そうしてHPに力を入れていることは
HPを業者が見れば一目瞭然らしく、
昨年末、
とある業者から声をかけられ、
「『NO.1』が獲れるかもしれないので
調べてみませんか」とお誘いを受けた。

その会社を経由して
JCマーケティングという調査会社に依頼し
リサーチしてもらった結果、
3つの部門の『NO.1』を獲得することが
できた。

「認知行動療法を受けてみたい」NO.1
「サポート充実度」NO.1
「カウンセリング満足度」NO.1
の三冠受賞‼である。

こうした金メダルみたいなものが貼ってあると
内容はともあれ、
「あら、何か実績があるのかしら」などと
だまくらかすのには効果的とは思っていたが
単にこんな感じのロゴを作ってとは
言えないらしい。

それなりの調査をしたうえで、
更に法的に何か引っかからないか
誇大広告になっていないかなど、
チェックしてお墨付きをもらわないと
使用許可がでないらしい。

結果、1月の末に業者さんから
「NO.1の称号が、無事、獲れました」と
連絡があった。

まあ、これも法に触れない範囲にうった
広告と言えなくもないが、
さて、どんな集客効果があるのやら。

この稼業もあと何年できるのか、
自分にとってもカウンセラーのやりがいはと
考えた時、
大いにやりがいを感じているし、
私のセッションで救われる人がいるなら
HPがひとりでも多くの人との出会いの
きっかけになって欲しいので、
獲得できてよかったと思っている。

さあさあ「三冠受賞」に輝いた。
どんなものか
一度、受けてみるのはいかが?
『認知行動療法』なるものを!
効果絶大だよ、お立合い!!

連絡、お待ちしております。










2024年2月6日火曜日

梅の実ひじきと 炒り大豆とじゃこの甘がらめ

 



















都会に大雪が降ったあくる日、
2週間ぶりのばぁばご飯を作りに出かけた。

夕べの感じからいったら、
今日は電車が止まるのではと危ぶまれたが、
朝起きてみたら、
電車も通常通り運転していたし、
雪もベシャベシャのシャーベット状になって
路肩に積もっている程度だった。

午前中のカウンセリングもキャンセル無しで
通常通り行い、
昼前の電車で娘の家に向かった。

手には九州土産の
太宰府天満宮の「梅の実ひじき」と
下関の「ふぐせんべい」
2袋しか買っていないというので
豆まきの豆を1袋。

「梅の実ひじき」の混ぜ込みおにぎりと
豆まきの豆とちりめんじゃこの甘がらめを
リクエストのメニューの他に
加えるつもりだ。

2週間ぶりだが、
着いてみると真新しいランドセルと
机が2台並んでセッティングされていた。

4月から孫1号の志帆は新1年生。
孫2号の由依は年小さんになり、
ひとりで保育園に行く。

ふたりとも、つい最近まで
赤ちゃんだと思っていたのに
時の立つのは本当に早い。
(親である娘はようやく1年生と
思っているようだが…)

本日のメニューは
「鶏手羽元のオーブン焼き」
「鶏もものネギ塩のせ」
「ポテトのチーズ焼き」
「キャロット・ラぺ」
「ほうれん草のピーナッツバター和え」
「メカジキのトマトソース」
「アスパラときのこの肉巻き」
「けんちん汁」
「梅の実ひじきのおにぎり」
「炒り大豆とじゃこの甘がらめ」
以上10品

全体に肉肉しい。

私が行かない週は
魚を焼くことが多いとかで、
ばぁばご飯の週はめんどくさい肉料理の
リクエストがくるらしい。

それでも野菜の種類も数多く取り入れ、
なるべくたくさんの材料を使うことを
心掛けている。

夕方、3人がにぎやかに帰宅すると
孫たちが口々に
保育園であったことを報告してくれ、
6時には食卓につく。

今日の目玉の2品は
ふたりのお口にあったようで、
器用に大豆をお箸でつまみながら
大量に食べてくれたので一安心。

お正月の田作りも、我が家では
田作り用小魚だけではなく
アーモンドとくるみ入りにして
同じようによく炒ってから
みりん・砂糖・しょうゆ・蜂蜜で作った
甘辛のたれを絡めるのだが、
今日の大豆とじゃこも同じ要領なので
健康食品をたくさん食べさせる方法として
おススメだ。

太宰府天満宮の梅の実ひじきのおにぎりも
孫たちは気に入ったようで、
こちらも梅が枝餅とか
通りもんみたいな甘いお菓子を
おみやげにするより喜ばれた気がする。

ふたりは作った料理の箸が進む時もあれば、
進まない時もあって、
一喜一憂しながらも
いつの間にか時は流れ、
こうした料理が孫たちの血となり肉となる。

子育ては20年ものの長い闘いだけど
ふと立ち止まると
フェーズが変わったと思える瞬間がある。

孫2号のトイトレも遅まきながら終盤を迎え
お姉ちゃんのいない保育園で
ジャイ子ここにありと
存在感を示してくれるだろう。

品川区の小学校の新1年生は
なんと5クラスもあるという。

志帆はどんなクラスメイトと一緒になり、
どんな担任の先生になるのか、
新しい環境に入っていく子どもと共に
親である娘も何だか新しく
動き出したい様子。

春はそういう気分になる季節。
立春とは名ばかりの寒い雪の日だったけど、
新しい春を迎える日は近い。

食卓に置いた白梅の小枝に
鼻を近づけると
芳しい香りを立ち上らせた。
春の香りだ。