2024年2月6日火曜日

梅の実ひじきと 炒り大豆とじゃこの甘がらめ

 



















都会に大雪が降ったあくる日、
2週間ぶりのばぁばご飯を作りに出かけた。

夕べの感じからいったら、
今日は電車が止まるのではと危ぶまれたが、
朝起きてみたら、
電車も通常通り運転していたし、
雪もベシャベシャのシャーベット状になって
路肩に積もっている程度だった。

午前中のカウンセリングもキャンセル無しで
通常通り行い、
昼前の電車で娘の家に向かった。

手には九州土産の
太宰府天満宮の「梅の実ひじき」と
下関の「ふぐせんべい」
2袋しか買っていないというので
豆まきの豆を1袋。

「梅の実ひじき」の混ぜ込みおにぎりと
豆まきの豆とちりめんじゃこの甘がらめを
リクエストのメニューの他に
加えるつもりだ。

2週間ぶりだが、
着いてみると真新しいランドセルと
机が2台並んでセッティングされていた。

4月から孫1号の志帆は新1年生。
孫2号の由依は年小さんになり、
ひとりで保育園に行く。

ふたりとも、つい最近まで
赤ちゃんだと思っていたのに
時の立つのは本当に早い。
(親である娘はようやく1年生と
思っているようだが…)

本日のメニューは
「鶏手羽元のオーブン焼き」
「鶏もものネギ塩のせ」
「ポテトのチーズ焼き」
「キャロット・ラぺ」
「ほうれん草のピーナッツバター和え」
「メカジキのトマトソース」
「アスパラときのこの肉巻き」
「けんちん汁」
「梅の実ひじきのおにぎり」
「炒り大豆とじゃこの甘がらめ」
以上10品

全体に肉肉しい。

私が行かない週は
魚を焼くことが多いとかで、
ばぁばご飯の週はめんどくさい肉料理の
リクエストがくるらしい。

それでも野菜の種類も数多く取り入れ、
なるべくたくさんの材料を使うことを
心掛けている。

夕方、3人がにぎやかに帰宅すると
孫たちが口々に
保育園であったことを報告してくれ、
6時には食卓につく。

今日の目玉の2品は
ふたりのお口にあったようで、
器用に大豆をお箸でつまみながら
大量に食べてくれたので一安心。

お正月の田作りも、我が家では
田作り用小魚だけではなく
アーモンドとくるみ入りにして
同じようによく炒ってから
みりん・砂糖・しょうゆ・蜂蜜で作った
甘辛のたれを絡めるのだが、
今日の大豆とじゃこも同じ要領なので
健康食品をたくさん食べさせる方法として
おススメだ。

太宰府天満宮の梅の実ひじきのおにぎりも
孫たちは気に入ったようで、
こちらも梅が枝餅とか
通りもんみたいな甘いお菓子を
おみやげにするより喜ばれた気がする。

ふたりは作った料理の箸が進む時もあれば、
進まない時もあって、
一喜一憂しながらも
いつの間にか時は流れ、
こうした料理が孫たちの血となり肉となる。

子育ては20年ものの長い闘いだけど
ふと立ち止まると
フェーズが変わったと思える瞬間がある。

孫2号のトイトレも遅まきながら終盤を迎え
お姉ちゃんのいない保育園で
ジャイ子ここにありと
存在感を示してくれるだろう。

品川区の小学校の新1年生は
なんと5クラスもあるという。

志帆はどんなクラスメイトと一緒になり、
どんな担任の先生になるのか、
新しい環境に入っていく子どもと共に
親である娘も何だか新しく
動き出したい様子。

春はそういう気分になる季節。
立春とは名ばかりの寒い雪の日だったけど、
新しい春を迎える日は近い。

食卓に置いた白梅の小枝に
鼻を近づけると
芳しい香りを立ち上らせた。
春の香りだ。



































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