桜木町のみなとみらい地区にある
横浜美術館がリニューアルオープンした。
招待状をもらっていたが
なかなか時間が作れず、今日になってしまった。
横浜美術館は1989年に開館した
横浜にある美術館としては最大規模を誇る。
しかし、案外、企画にむらがあり
現代美術だったり、日本画だったりする上に
ちょっと美術館の立地がもひとつなので
さほどポピュラーというわけではなかった。
今回は外観はほとんどそのまま
耐震工事と内装の一部をリニューアルしたのだろうか
入った感じは以前とさほど変わらない。
展覧会内容は
「おかえり ヨコハマ」と題され
美術館が立つずっと前、
横浜が漁村で埴輪が出土したなんてところから
始まっている。
「1.みなとが、ひらく前」
「2.みなとを、ひらけ」
「3.ひらけた、みなと」
「4.こわれた、みなと」
「5.また、こわれたみなと」
「6.あぶない、みなと」
「7.美術館が、ひらく」
「8.いよいよ、みなとがひらく」
という8つのパートに分かれ年代別に
どんな時代だったか写真や絵で
紹介していくという展示だ。
1859年に横浜港が開港し、
海外から物資と共に人が流入したことで
山手に外国人居住区ができ、
異国の文化薫る横浜という街ができた。
しかし、関東大震災と
第二次世界大戦で
2度、街は壊滅的なダメージを負った。
戦後の占領下にあっては
米軍軍人が街に溢れ、
娼館が立ち並び、日本人女性と米軍人との間に
ハーフの子どももたくさん生まれたらしい。
その時代の写真も何枚も展示されていて
モノクロームの写真なので
ちょっと雰囲気がよく見えるが、
実際は猥雑でカオスな街だった気がする。
展示の後半は
横浜ゆかりの女優 原節子のポートレートや
横浜の小学校教諭だった片岡球子の日本画
美術館所蔵の奈良美智の作品や
ルネ・マグリットやピカソの作品が
ずらりと並んでいた。
最後から3つ前くらいの部屋に
折元立身の映像作品があり、
認知症になった自分の母親の髪の毛を
ベートーヴェンの「運命」の曲に合わせ
自分も髪を振り乱して
搔きむしるというおかしな作品が
延々と流れていた。
壁にかけられたスクリーンの前には4つ椅子が
並んでいて
観客はこそに座って
見知らぬおじさんが嫌がるお婆さんの髪の毛を
ぐしゃぐしゃしている様子を見るわけだが、
それを作品と呼んでいいのやら…。
タイトルは
「ベートヴェン・ママ」である。
(ベートーヴェンではない)
他にもよく理解できない映像作品や
絵画作品がいくつも収蔵されていて
最後の3部屋は現代美術ばかりだった。
現代人として美術界の端っこにいる
一木版画家としては
何をもってして美術作品というのか、
その中の1点たりとも自室に飾りたいとか
ずっと眺めていたいと思えないのに、
最後の方は美術館に飾られたそれらに
お金を払って眺める意味を見出せずに
会場を後にした。
そうなると
自分が何のために絵画作品を創るのか
誰のために創るのかといった
根本的な問題にぶち当たるわけで、
目下、出版に向けて
無い知恵を絞って原稿を書くことにも
原初的な価値は何かという疑問が湧く。
帰りにカーブスでひと汗かいたとて
解決できるわけではない。
この度の本は
「超多忙ワーママに贈る
自己肯定感が上がる8つの習慣」というのが
タイトルだ。
8つの習慣にはそれぞれ小タイトルがあり、
小タイトルは「解決のヒント」と銘うたれ
各章に4~5つのものごとの考え方を
提案する文章が続く。
それをこれから自分で書きながら
その中に答えを探すのも一興だと思う。
そういや、
第1章のタイトルは
「答えは自分の中にある」である。
いいこと言ってるじゃん、わたし(笑)
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