2014年7月24日木曜日

腰痛と冷え性に消える魔球



数年前から、夏になると足首や足の甲が冷えて、眠れないという症状が出始めた。
冷え性では全くないと思って長いこと生きてきたので、
これが夏場に起こりやすい『下半身型冷え性』だと知り、かなり愕然としてるところだ。
 
原因は『老化』と『梨状筋の固さ』にあるという。
数日前のテレビで1時間もの特集番組があり、
まさに私の症状だと食い入るように見たばかり。
 
梨状筋というのはお尻の奥にあるインナーマッスルで
ウエストあたりの背骨の両脇から斜め八の字に腿の付け根の骨にむかって
帯状に伸びている筋肉らしい。
 
その筋肉がパソコン業務などの前屈姿勢、
もしくは、座椅子に寄りかかるなどの姿勢を長時間とることで、負荷がかかり
柔軟性を損ない硬くなってしまうことから、座骨神経を圧迫し
ひいては下半身全体の血流を鈍らせ、冷えという症状になる。(らしい)
 
番組でも40前後の女性2名が登場し、
夏場はクーラーの効いた部屋にいるのに、
毛布で下半身をくるんで座椅子で長時間ケータイをいじっているとか、
前傾姿勢のままパソコンに向かっているなどと話していた。
 
私も木板を彫るのも摺るのも思いっきりの前傾姿勢なので、心当たりは大ありだ。
私の症状は寝ている時が一番きつく、足首が寒くて夜中に起きたりする。
なので、今年は毎晩レッグウオーマーをして寝ているほどだ。
 
さて、この下半身型冷え性。
原因はこのお尻の奥にある梨状筋とやらで、硬くなってしまったこの筋肉を
柔らかくほぐす指圧こそが冷え性撃退の方法だという。
 
しかし、お尻は人体の裏側なので、
整体にでも行かない限り、自分でほぐすのは難しい場所である。
 
ツボは
背中のウエストのすぐ下の胞こう、お尻の真ん中の臀中、大腿骨の付け根の環跳。
左右一対になっている。
その3つの内、痛いところが凝っているというか硬くなっているというわけだ。
 
整体に行くと必ずといっていいほど、「そこそこ~」と叫ぶ場所でもある。
 
それを月に1度か2度の整体の日を待っていたのでは、
夏中、この冷えと戦わなければならない。
 
そこで番組では「軟式野球のボール」をこのツボに押し当て、自分の体重をかけ
ぐるぐる前後左右に回すことで、ツボ押し効果が得られると紹介していた。
 
折しも、昨日の朝、
1時間半ほど腰を二の時に曲げて裏庭のどくだみ取りに精を出したところ、
今日はギックリ腰一歩手前ほどの腰痛をウエスト下に感じている。
 
もしかしたら、この典型的な腰痛も軟式野球のボールコロコロで
何とかなるかもしれないと閃いた。
 
そう、思い立った私は夕方、スポーツ用品店に立ち寄り、
早速、2つ598円也で、ボールを購入した。
 
ひとつだけでころころすると番組では紹介されていたが
ツボは一対である。
2ついっぺんに並べてうまく両方のツボにあたるようにし、
体重をかけグルグルすれば、一発オーケーかもと考え、2個組のものを買ってみた。
 
そして、食後、さっそく畳の部屋に寝転んで
ふたつのボールをウエスト下に転がし、両方のツボにあたるように置いた。
 
体重をかけるまでもなく、それだけでヒーヒー言うほど痛い。
しかし、30秒はやると番組ではいっていたので、とりあえず
ひとり「痛い、痛い」と騒ぎながら、コロコロしてみた。
 
他の臀中はちょい痛、足の付け根の環跳は痛みなしなのに比べ
ウエスト下の胞こうなるツボは激痛だったが、
しばらくコロコロの後、ボールをはずしてみるとあら不思議。
 
明らかに腰痛が軽減している気がする。
 
まだ、明らかに冷えが改善されたとまではいかないが、
ボールによるツボ押し効果は間違いなくあると実感。
 
これも1週間ぐらい日に何回かころころする内に改善するかもと思えてきた。
 
もし、これで本当にこれで腰痛や冷えが直ったら
これぞ正しく(痛みや冷えが)消える魔球である!!
 
真面目に取り組み、いいご報告ができればと思っているところだが、
まずは、第一弾のリポートということで、
ここまで長々お読みいただき、ありがとうございました。

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